2022 J2 40節 10月8日(土)14時03分 ベガルタ仙台 0-3 アルビレックス新潟 デンカビッグスワンスタジアム
中山
氣田 遠藤
(富樫)
中島 デサバト
(フォギーニョ)
内田 真瀬
(石原)
キム 瑶大 若狭
(福森) (名倉)
小畑
サブは、杉本、福森、梁、フォギーニョ、石原、名倉、富樫。
新潟はGK小島、DF藤原、舞行龍ジェームズ、千葉、渡邉、MF高、島田、三戸、伊藤、小見、FW谷口。ゲデス、秋山、堀米はベンチスタート。
連敗を受けて、アウエーで、J1昇格がかかる新潟相手でも、勝利が欲しいベガルタ。
この試合では、久しぶりにデサバトが、ボランチでスタメン出場。
まずまず無難ではあったが、試合勘とかスピードは、まだまだ途上の感じで、反撃の起点は作れず、後半21分で交代。
試合は、前半は、うまく立ち位置を取り、新潟のサイド攻撃は減らせたもののの、時折、新潟CB、舞行龍からの縦パスやロングボールで脅かされる。
前半は瑶大のナイスカバーもあり、スコアレス。
そして、後半前プレスからの反撃だ、というところでの、ミスから失点。
先行する新潟に余裕を持たれ、さらに、カウンターから2点を追加され、3万人超えスタジアムの新潟サポに、昇格をプレゼントする結果となった。
ベガルタは、先行されると、反撃のチャンスにも、パスミスが増えて挽回の機会を失う、もったない攻撃が出てしまう今季。
後半に出た石原の仕掛けや、フォギーニョの上がりからのシュートもあったが、新潟にシュート21本、コーナー8本を許し、ベガルタのシュートは5本、コーナーゼロに終わった。
コーナー8本はしのいだし、前半は、相手のパス回しに落ち着いて対処しなんとか凌いで、後半で勝負の感はあった。
しかし、守備に費やした疲労なのか、後半の攻撃の切れを欠いて、決め切れないと、ミスから失点。
そして、先行されると、ラストパスや大事なところでのパスミスが出てしまう。
スタメンも途中出場の選手も、奮闘はしているのだが、ビハインドになると、どこかプレーにズレ出てしまう。厳しい状況のプレッシャーは分かるが、ここは、超えていくしかないだろう。
そろそろ吹っ切って、チャレンジ精神を発揮する時ではないかい?
前半。
5バックで、うまく間を空けた立ち位置で、新潟のサイド攻撃のスピードは減じるベガルタ。
ただ、ボールは圧倒的に新潟に支配され、詰めるとかわされるので、中々いい位置でボールを奪えない。
そして、時折、新潟CB舞行龍の、縦パスやロングボールで脅かされる。
2分、中島のパスカットから中山経由、最後は氣田のシュートはキーパー。
その後ベガルタがボールを回すがシュートは打てない。
5分、新潟三戸がミドルシュート、小畑正面。以後、新潟がボールを回す。
11分、デサバトのパスカットから、中島、右にパスを出すが、真瀬もう一歩。
12分、右から新潟谷口のシュート、GK小畑抑える。
13分、ゴール前で新潟にボールを回され、最後は小畑が出て空いたゴールにシュート打たれるが、佐藤瑶大が戻って、ぎりぎりクリア。危なかった。
ベガルタはボールを奪っても、新潟の激しく早い寄せで中々展開できない。
21分、ベガルタの右からゴール前を横切るパスを入れられ、左からフリーでシュート許すが、サイドネット。これも危なかった。
23分、遠藤から真瀬、クロスはクリアされるが、こぼれを拾い左で回す。最後は遠藤がシュート、DFに当たりコース変わるが、勢いなくキーパー。
26分、左の内田が上がって折り返し、中島がゴール前にゴロパスを入れるが、中山には合わず。
その後も攻めるが、シュートは打てず、逆に新潟のカウンター、三戸にシュート打たれるが、GK小畑。
30分以降は新潟に攻め続けられる。左右のクロス、コーナーの繰り返し。
34分、キムテヒョンにイエロー。次節出場停止。
40分、ようやくカウンター、中山からパスは氣田に通らず。
42分、ベガルタペナすぐ外右で新潟のフリーキック。伊藤のキックはバーに当たり、外。危なかった。
前半新潟にシュート9本、コーナー5本を攻められるがなんとかしのぎスコアレスで終了。
後半。
立ち上がりは、前プレスをかけていくベガルタ。しかし、新潟は自陣でも落ち着いてボールを回す。
2分、中島から氣田、ドリブルで上がり、最後は内田のクロス、クリアされる。
新潟のカウンター、小見のドリブルキープから右コーナーを与える。
これをしのぐカウンター、中島がドリブルで持ち上がるがカットされる。
その後も新潟の攻め、コーナーが続く。
7分、ベガルタ、氣田に代え富樫が入る。
10分、デサバトがパスカットされ、千葉がミドルシュート、小畑弾く。右コーナーを与えるがしのぐ。
14分、内田、富樫から中山、さらに真瀬とつなぐが、シュート打てず。
15分から、ベガルタが新潟エリアでパスをつなぐものの、ブロックを崩せず、結局ボールを戻す。
⚽そして19分、新潟小見に右サイドを持ち込れ、真瀬がかわされるが、中島がカバーで蹴り出す。これをマイボールと思って集中が切れたところ、に新潟がすばやくスローインでゴール前に入れ、伊藤がデサバトと瑶大の間にゴローで巻いたシュート、ゴール隅に決まって0-1と失点。
ジャッジは微妙だが、プレーが動いているのに、寄せられなかった。
ここ数試合、プレーが切れた時、ボール方向を確認せずに、下を向いて歩いてる選手が多いベガルタ。
この失点で、多少緊張もあった新潟が余裕。そしてベガルタは、いつもの焦る反撃になる。
21分、ベガルタは、キムテヒョンに代え福森、デサバトに代えフォギーニョを入れる。
23分、新潟CB舞行龍のロングボールから、裏に抜けた谷口がシュート、枠外。
その後は、新潟がセカンド拾って、シュート連続。なんとかしのぐ。
24分、フォギーニョがドリブル前進、そこから回して、ゴール前のパス、中山に合わず。
その後、新潟のカウンター、フリーで三戸がシュート、枠外。危なかった。
29分、若狭に代え名倉、内田に代え石原を入れ、4-4-2か。名倉と遠藤は左右で大きくポジションを変える。
新潟も同時に3枚代え。MF小見に代え松田、DF渡邉に代え堀米、高に代え秋山を入れる。
30分、左サイドでつないだベガルタ、名倉、遠藤とシュートを打つも、寄せられブロック、枠外。
⚽32分、新潟に右サイドをえぐられ、浮き球をうまく伊藤に決められ0-2。寄せ切れない。
34分、ベガルタも右サイドでつなぎ、遠藤の浮き球に、中山オーバーヘッド狙うが、ヒットせず。
35分、新潟のカウンターで3人に上がられ、どフリー、しかしシュートは枠外で助かる。
その後もベガルタボールを持っても寄せられ、なかなかシュートまでいけない。
43分、ベガルタがカウンターのチャンス、富樫が右サイドのパスを出すがカットされる。
追加時間は4分間。
中山が反転シュートを見せるが枠外。中山得意の前に出るパスが作れないベガルタ。
1分、新潟は三戸に代え欲し、谷口に代え、元ベガルタのアレクサンドル ゲデスが入る。
⚽4分、パスカットから新潟のカウンター、3人が上がってきて、福森、瑶大の背後背後にパスをつながれ、ゲデスに押し込まれ0-3。トドメ。これはもう、前掛だからしょうがないが。
結局0-3で完敗。
シュート数: 5-21 CK: 0-8 FK: 12-5 得点:(新潟)伊藤涼太郎2、ゲデス 警告:キムテヒョン 主審:長峯滉希 入場:32,979人