33節:ベガルタ仙台0-2千葉、セットプレーから2失点、攻撃のセットプレー活かせず、3連敗

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2022 J2 33節 8月27日(土)19時03分 ベガルタ仙台 0-2 ジェフユナイテッド市原・千葉 ユアスタ仙台


中山  皆川
  (カルドーゾ)
加藤     遠藤
(名倉)(フォギーニョ)
中島 吉野
(福森)   

キム 平岡 瑶大 真瀬
(蜂須賀)     
小畑


サブは、 杉本、福森、蜂須賀、梁、名倉、フォギーニョ、カルドーゾ。
千葉は、GK新井章太、DF田邉、新井一耀、ダニエルアウベス、西久保、MF末吉、田口、小林祐介、見木、FWブワニカ啓太、チアゴデレオンソ。櫻川ソロモン、リカルドロペス、風間はベンチスタート。

2連敗を受けて、ホームで流れを変えたい試合。

前半20分を過ぎたあたりから、強い雨が降る試合だったが、ホームの雨は、ベガルタには味方してくれなかった。

ここ3試合無失点というジェフ千葉は、前からプレスで、ベガルタに楽に前進させず、攻撃では、前線に屈強なチアゴ デレオンソを置いて、自由に動いてタメ、ベガルタを攪乱する。

しかし、25分過ぎには、千葉のプレスがファールになり始めて、徐々にベガルタも、チャンスを作れるようになる。が、シュートに結び付いたのは、中島、遠藤の直接狙いだけで、千葉の出足のいい守備で、セカンドを拾って枠内シュート、とはなかなか行けなかった。

ベガルタの後半の2失点は、いずれもセットプレーから。こぼれへの反応が遅れた。
10分にはコーナーから、39分にはロングスローから、いずれも先に触られ、こぼれることろ、強烈なシュートでぶち抜かれた。

セットプレーの守備が緩いと、今後決定力が劣ると思われる相手にも、失点をくらい、攻撃にも焦りが出て、追い込まれる。

プレーオフの可能性も大の今、早急に詰めていく必要があるだろう。

攻撃では、20本もあったフリーキック、6本のコーナーが、直接狙いを除いて、なかなか味方にヒットしなかった。ここも、いろいろ動きを付けて、相手を攪乱して欲しいところだ。シュートで終わっておけば、相手のカウンター対策にもなる。

3連敗は痛いところであるが、連勝、連勝と言っても、まずは一つ勝つところから。
無くしかけている自信を取り戻すのが先決。


前半
立ち上がりからプレスが厳しい。千葉。千葉は3-5-2。ベガルタDFの間に入ってくる。

開始20秒、真瀬がボールを奪われ、素早く左サイドに展開かれ、クロスにGK小畑が出るが触れず、ブワニカのヘッド、枠外。危なかった。

3分、千葉、左サイドから西久保のロングスロー、こぼれを右からクロスでいれられるが、小畑がキャッチ、この時小畑激しくチャージされ、ファール。

5分、ベガルタが中央35mでフリーキックを得る。クリアされ、中山が放り込むがシュートは打てず。

9分、左サイドの裏に出されるが、ここはキムテヒョンが抑える。

13分、千葉のファールで、中央30mのフリーキック。遠藤のキックのこぼれでスローイン。ここから、加藤がフリーで中央からのミドルシュート、枠外。

16分、加藤がプレスしてボールを奪い、抜け出した中山へ。ボールをつなぐが、千葉に寄せられる。

20分、千葉のカウンター、田口が右へのクロスも、ハンドのファール。

24分、遠藤がルーズなボールをキープして、中山へ。もう一歩。

このあたりから急に雨が強く降り出す。

24分、千葉、フリーキックから、ベガルタ右のコーナー。シュート打たれるが、しのいで、ベガルタのカウンター。
遠藤がタメて、中央にフリーに走り込んだ中島へ。中島が走り込んで、30mのブレ球ミドル、大きく変化してキーパーも動けず。しかし、バー!惜しい。

<飲水タイム>

29分、千葉のカウンター、加藤が戻って守備。
さらに、遠藤が反転して、裏の皆川へスルーパス。オフサイド。

30分、相手のパスをカットした中山がシュート。さらに、こぼれを加藤がクロスも合わず。

33分、遠藤がキープから倒され、フリーキックをゲット。千葉ゴール右角30m。遠藤が蹴って枠内も、キーパー、パンチング。

35分、中島がパスカット、ドリブルキープで上がり、ファールを誘い、ペナ右角でフリーキックを得る。中島のキックは天井。

38分、加藤にイエロー。

39分、千葉が左からのクロス、平岡クリア。

40分、左ライン際、キムテヒョンがドリブルで仕掛け、フリーキックを得る。40m。遠藤のキックに、ファーで佐藤瑶大がヘッドを合わせるが、寄せられ、キーパー正面。

追加時間3分間。
1分、千葉が、ベガルタゴール前で詰めて、最後はミドルシュート、バーの上。

2分、真瀬と皆川がワンツーで、真瀬が上がっていくが、止められる。

前半、序盤は千葉の圧に押されたが、徐々にフリーキックで、多数のチャンスを得る。しかしゴールなく、スコアレスで終了。


後半。
2分、ベガルタ自陣のフリーキックから、皆川がキープ。右コーナーを得る。中島のキックはライン割る。

4分、左サイドから、キムテヒョンのロングスロー、合わず。

8分、中盤のせめぎ合い。

⚽9分、千葉が左コーナー。田口のキックに中央ヘッドで合され、ファーサイドからDF新井一耀が、角度無いところ、強烈なシュートを打たれる。キムテヒョンが避けるような跳ねる動きがブラインドになったか、GK小畑逆を突かれ、ゴール。0-1。先制を許す。

10分、真瀬のクロスから、右コーナーを得る。遠藤のキック、こぼれを中島クロスも、キーパー、キャッチ。

15分、千葉は、足を痛めたMF末吉に代わり、福満を入れる。

16分、ベガルタがカウンター、真瀬の上がりから、遠藤のスルーパスも、流れる。

その後、千葉がボールをつないで回す。

18分、千葉が左から西久保のロングスロー、こぼれをレオンソシュートも、決まらず。

19分、ベガルタは加藤に代え名倉、皆川に代えカルドーゾを入れる。遠藤が左に回る。

22分、ベガルタカウンター、遠藤がタメて、名倉がドリブル前進。最後は、こぼれを名倉がミドルシュート、バーの上。

<飲水タイム>
25分、千葉は、ブワニカ啓太に代わりリカルドロペス、チアゴ デ レオンソ に代わり櫻川ソロモンと、長身選手同士の入れ替え。

早速、こぼれ球を拾った千葉がカウンター、ベガルタゴール前でボールを回し、クロス。これはクリア。

⚽28分、ベガルタ左サイドから、西久保のロングスロー。中央で落とされ、見木に素早くグランダーのシュートを叩きこまれ、0-2。吉野など、こぼれ球への反応が遅れた。先に2失点で痛い展開。

32分、ベガルタは遠藤に代え、フォギーニョを入れる。中島を左MFに上げ、吉野、フォギーニョのボランチ。

33分、中山が反転ミドルシュート、キーパー。

34分、千葉は西久保に代え米倉、小林祐介に代わり チャンミンギュが入る。

34分、GK小畑のキックから中山、つないで、中島がワンツーで侵入試みるが、合わず。

36分、ベガルタがボール保持で回すが、守りを固めた千葉を崩せない。

39分、名倉のドリブル、フォギーニョのパスから右コーナーを得る。中島のキック、こぼれを吉野が、オーバーヘッド気味に狙うが枠外。

41分、中島に代え福森、キムテヒョンに代え蜂須賀を入れる。福森は左SB、蜂須賀は右SB、真瀬が右MFに上がり、名倉は左へ。

42分、中山がキープするも侵入できず。43分、蜂須賀のクロス、中山ヘッドは打てず。

43分、カルドーゾ、右でドリブルキープ、右コーナーを得る。キッカーはフォギーニョ。決まらず。

44分、フォギーニョのクロス、こぼれを蜂須賀シュートも、枠外。

追加時間は5分間。
2分、中央でキープした中山が、左にパスを出すが、誰もいない。

3分、福森のロングボール、キーパー。

4分、カルドーゾがぶつけ、右コーナーを得る。これもクリアされて、試合終了。

フリーキック20本、コーナー6本、シュート8本を放ったベガルタだが、セットプレーから枠内シュートにつながったのが、ほとんどなかったのが残念。

シュート数: 8-4 CK:6 -2  FK: 20-13  得点: (千葉)新井一耀、見木友哉  警告:加藤千尋  主審:大坪博和   入場:9,310人