32節:ベガルタ仙台0-1群馬、けだるい動きで完敗、GK小畑はPKストップなど奮闘

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2022 J2 32節 8月20日(土)19時03分 ベガルタ仙台 0-1 ザスパクサツ群馬 正田醤油スタジアム群馬


    皆川(鎌田)
   遠藤
氣田    名倉
(加藤)(カルドーゾ)

中島 フォギーニョ
      (吉野)     
内田 キム平岡  真瀬
    (瑶大)  
小畑


サブは、杉本、蜂須賀、吉野、佐藤瑶大、加藤、鎌田、フェリペカルドーゾ。

群馬は、GK櫛引、DF小島、城和、畑尾、MF高木、細貝、風間、岡本、FW加藤潤也、北川、長倉。川本、深堀はベンチスタート。渡部広大は怪我で欠場。

今節は、前回ホームの対戦でスコアレスドローに終わった、群馬と、激しく雨の降る中、対戦。

試合は、記録上、シュート数で1-15と、カウンターから圧倒され、打ちまくられた。

攻撃では有効なシュートが打てないベガルタが、中3日ながらスピードある攻守の切り替えと、多彩な攻めを繰り出す群馬に完敗。

(シュートは、それなり打ちには行ってるが、悉くブロックに会ってる)
▶️「Jリーグ:シュート数の定義」

自陣のルーズボールに、ジョグで戻ってボールを失い、ピンチを繰り返すDF陣と、ボール際への寄せで負け、相手5バックを崩し切れず、跳ね返される攻撃陣、共に精彩を欠く内容で、0-3で敗れた町田戦以下の、今季最低の内容。

GK小畑の、PKストップ他、至近距離のシュートを止めるの奮闘と、相手の決定力不足がなければ、前半で4失点もあった試合だった。

雨のせいか、突然のメンバー変更で動揺でもしたのか、負けを恐れるプレッシャーか、それともチーム全員食当たりにでもなったのか、理由はわからないが、あまりも動けなかった。

残り10試合というところで、他チームには敗戦を重ねてるいるチームに、手も足も出ないというのは、次節以降、相当に巻き返しを図らないといけない。

攻守共に、もう一度連携を確認し、走りを増やして、チャンスにつなげて欲しい。

前半
ボールを後ろでキープできても、5バックでスペースを埋める群馬を崩せず。逆に、ミスやカウンターで裏を取られ、再三ピンチ。

開始1分、いきなり群馬に右ライン際35mのフリーキック、左コーナーと、攻められるが、これはライン割る。

4分、群馬が裏にフリーで抜け出されるが、GK小畑が飛び出て、キックでクリア。

6分、群馬に、右からのクロスからヘッドを打たれるが枠外。さらに群馬は、左右からのクロス、セカンドを拾ってボールを回す。

9分、遠藤が下りてきて、左の中島からワンタッチで氣田へ。氣田のクロスで、左コーナー。ショートコーナーから、再び中島が放り込むが、クリアされる。
群馬のカウンターは、内田が戻ってクリア。

11分、フォギーニョからパスに、キムテヒョンの反応が遅れ、長倉にパスカットされて、シュート性のパスを出される。これはGK小畑が弾いたが、加藤潤也にダイレクトで打たれ、バー、危なかった。

雨のピッチで、ボールが止まることは分かっているはずなのだが。

14分には、群馬がカウンター、右からのクロスに岡本がヘッド、キーパー正面。

15分、右サイドで名倉と遠藤でワンツー、右コーナーを得る。遠藤のキックから、氣田がシュート打つが、オフサイド。

18分、相手ゴール前の密集で、名倉遠藤とシュートを打ちに行くが、いずれもタイミングよくブロックされる。

19分、群馬に右サイドでキープされ、クロスから、大外長倉のヘッド、枠外。これも危なかった。

24分、群馬のカウンター、シュートは平岡がブロック。

26分、群馬の放り込みをキムがカットして、ドリブル前進。パスは皆川につながらない。

27分、中島の浮き球パスに、氣田もう一歩。

<飲水タイム>

31分、群馬中央の縦パスのワンツーから、加藤潤也がミドルシュート、これはGK小畑正面。

36分、群馬北川のミドルシュートはバーの上。

36分、遠藤が、群馬ペナ内でヘッドつなぎ、皆川へも、オフサイド。

40分、群馬長倉がドリブルでペナ内侵入。平岡が寄せたのがPKの判定。長い抗議は却下で、PKも、GK小畑がぎりぎりまで動かず、シュートコースを読んで。弾き出す、PKストップ

その後の群馬のコーナーはファールで終了と、これで流れが来るかと思われた。

追加時間1分。群馬ペナ左角でフリーキックを得る。遠藤のキックをファーで平岡がヘッドでの折返し、フォギーニョが頭で狙うが、枠外。

前半は、群馬に再三決定機を作られ、PKも与えたが、GK小畑も奮闘もあり、スコアレスでしのぐ。

後半
2分、左サイドのスローインから、氣田ペナ内侵入の折返し、真瀬遠藤とシュートするが、いずれもブロックされる。

4分、左ライン際のフリーキック。遠藤のキックは、流れる。

6分、ベガルタが左から右へと展開、真瀬のクロスはライン割る。

⚽8分、群馬がベガルタゴール前で、風間のワンタッチ浮き球で、高木に右サイドから侵入され、えぐっての左足クロスに、ファーサイドのフリーの長倉がジャンプ一番ヘッド、決められ0-1と、ついに先制を許す。長倉はJ初ゴール。名倉は高木に寄せず、見送ってしまっていた。

11分、左、右と群馬が連続コーナー。2本目は、ショートコーナーからのクロスに、ヘッドで合わせられるが、小畑がセーブ。

13分、ベガルタがようやくカウンターから右コーナーを得たところで、フォギーニョに代わり吉野、氣田に代え加藤千尋を入れる。
遠藤のコーナーキックは、シュートにつながらず。

17分、群馬がワンタッチで、テンポ良くビルドアップ。シュートを打たれ、一度は小畑が止めるが、こぼれを高木がシュートも枠外で助かる。

19分、キムテヒョンがパスミス、カウンターを受けるが、吉野が戻ってクリア。

20分、加藤千尋にイエロー。ここで名倉に代え、カルドーゾを入れる。遠藤が右サイドに回る。

22分、群馬は、FW北川に代え深堀を入れる。

25分、右サイドでつないで遠藤がシュート、枠外。

28分、吉野のロングボールに、裏の遠藤にはつながらず。

29分、群馬のカウンター、右からのクロスに岡本シュート、小畑弾いて前にこぼすが、すぐ抑える。追加点許さず。

30分、群馬は、加藤潤也に代え川本を入れる。

31分、カルドーゾがペナ左角で反転シュートも、ふかす。

32分、群馬川本が右から侵入、シュート打たれるが、ここも小畑が止める。

33分、川本が右サイドから巻いたコントロールシュート、小畑の手の先がゴール方向へ向かうが、バー。危なかった。

37分、ベガルタは平岡に代え佐藤瑶大、皆川に代え鎌田を入れる。中島がトップに上がる。
群馬も、足攣りの高木に代え山中、長倉に代え奥村を入れる。

41分、中島から縦パス受けたカルドーゾが、浮かせての落とし、これを真瀬がシュートも枠外。

43分、群馬のカウンターで裏を取られるが、今度はキムテヒョンが追いついて、クリア。

追加時間は5分間。

2分、遠藤の縦のボールは流れる。

3分、中島からパスを受けた遠藤が浮き球、ペナ内の加藤がヘッド、枠外。加藤倒されるがノーファールの判定。

結局、群馬を崩し切れず、シュートはブロックにかかるものばかり。カウンターの猛攻を浴びてピンチの連続で、いいところなく敗戦。

シュート数: 1-15 CK:3 - 4 FK: 10-13  得点:(群馬)長倉幹樹  警告:加藤千尋  主審:田中玲匡  入場:4,142人