18節:ベガルタ仙台0-0岡山、互いに決め切れず、両キーパー堅守でスコアレスドロー

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2022 J2 18節 5月25日(水)19時03分 ベガルタ仙台 0-0ファジアーノ岡山 ユアスタ仙台


富樫 カルドーゾ
   (皆川)
氣田    名倉
     (遠藤)
中島 フォギーニョ
    (吉野) 
内田 キム 平岡 若狭
     (真瀬)
小畑


サブは、杉本、吉野、真瀬、加藤、鎌田、遠藤、皆川。スタメン前節から遠藤、カルドーゾを入れ替えた以外は同じ。

岡山は、GK堀田、DF河野、柳、ヨルディバイス、阿部、MF田中、本山、疋田、ハンイグォン、FW川本、ミッチェルデューク。チアゴアウベス、白井はベンチスタート。

中3日、5連戦の2戦目。元ベガルタ監督の木山氏が監督を務める4位の岡山と、ホームで対戦。

両チームのキーパー、小畑、堀田選手(湘南から期限付き移籍中)とも、宮城県出身かつベガルタ・アカデミー出身者同士という対決となった。

試合は、互いにカウンターからの攻撃で持ち味を出したが、二人のキーパーが決定機にも安定した守備を見せ、守備陣も寄せて、スコアレス・ドロー。

ベガルタの方が、決定機をより多く作ったものの、中3日の疲れか、パスのずれや、連携の乱れで、シュートチャンスを失う場面もあった。岡山のCB二人、柳、ヨルディバイスに、しっかり締められたところもある。

それでも、ゴール前での細かいつなぎからの仕掛け、若狭の上がり、氣田のドリブル、内田のクロスなどチャンスを作り、枠内シュートもあって、そんなに内容は悪くない。

守備では、フィジカルとスピードのあるハンに、ドリブルからのシュート、セットプレーからのヘッドと、かなり手こずった。

ただ、後半満を持して出て来た、岡山のエース、チアゴアウベスは、キムテヒョンがしっかりついて、1対1でフィジカルでぶっ飛ばすなど、抑えこみ、しのぎ切った。

イベントで、一見さんも含め、盛り上がる試合だったので、できれば勝利が欲しかったが、スコアレス・ドローの勝ち点1は、半歩前進。

ただ、カルドーゾが、後半13分で足を痛め、担架で退場。重い怪我でなければいいが。それだけが心配。


さて、試合はいつもとは、サイドをチェンジして始まる。

前半
3分、氣田が左からドリブルでカットイン、前が塞がっていたので、中央やや左にいたフォギーニョにパスを出すと、フォギーニョは、腰を回しこむシュート。枠内もキーパー正面。

4分、岡山がロングボールをキープ、ベガルタ右サイドからハンがシュート、これは平岡に当たる。これでコーナー2本、続けて打たれるが、守る。

8分、右サイドに流れていた富樫のクロス、クリアされる。

9分、中央30mから中島が左足ミドルシュート、枠外。

10分、若狭が上がって、裏の名倉にパスを出すが、もう一歩。

13分、氣田が自陣中央でパックパス、これをデュークにカットされ、ミドルシュート打たれるが、枠外。危なかった。

16分、ベガルタのカウンター、富樫から氣田、ドリブルからのクロスはクリアされる。これでコーナーを得るが、中島のキックは流れる。

17分、さらに岡山ゴール中央35mで、フリーキック。中島のキックは壁。

23分、岡山のハンがドリブルで侵入、キムクリア。

24分、岡山の田中がカットイン、こぼれを疋田がミドルシュート、GK小畑正面。

27分、中島から左へ。内田が氣田とのワンツーで裏に入り、横パス、これは中央詰められずキーパー。

28分、岡山に、ロングボールで裏に走りまれるが、流れる。

29分、左から内田のアーリークロス。ワンバンでDF越えところで、富樫がヘッドを合わせるが、キーパー正面。決定的。

34分、アフターが多かった岡山本山に、イエロー。

35分、平岡からパスを受けたカルドーソがキープ、上がった若狭のクロス、合わず。

38分、左から岡山の川本のクロス、ハンが中央フリーでヘッド、GK小畑正面。決定的。危なかった。

42分、ベガルタゴール前で、ベガルタ選手が譲り合い、これを田中に拾われミドルシュート、打たれるが、小畑正面。今日は時々集中を欠くプレー出る。

44分にも、フォギーニョのヘッドのバックパスがずれ、あわや。

追加時間2分。1分、お互いにカウンターをカットし合う。最後は名倉がシュートまで持っていくが、キーパー弾く。

前半は0-0。ややベガルタ優勢も、互いにシュート6本とほぼ互角でスコアレス。


後半
4分、自陣で岡谷のパスをカットしたキムテヒョンが、ドリブル前進。氣田がパスを受け、カットインからシュート、キーパーが弾くところ、右から名倉がボレーシュート、枠外。

5分、カルドーゾがキープから当てて、右コーナーを得る。こぼれをフォギーニョがクロスでコーナー、2本目。再び左サイドで、氣田が引き付け、フリーのフォギーニョがシュート、角度無しでサイドネット。ここはクロスで良かったかも。

8分、カルドーゾ、岡山ペナ内で競った時に、着地で足を突いた感じで倒れる。担架でピッチ外へ。

9分、名倉が左から侵入で右コーナーを得る。こぼれを岡山カウンター、フォギーニョがファールで止める。イエロー。

11分、怪我のカルドーゾに代え皆川が入る。岡山も、DF阿部に代え宮崎智彦、FW川本に代えチアゴアウベスを入れる。

15分、ベガルタが右から左へと展開。氣田がえぐってのクロス、ニアに富樫がヒール?で背面で合わせる浮球、これがゴール方向に行くが、DFにクリアされる。決まれば、こじゃれたゴールとなっていた。

16分、ベガルタの右コーナー。さらに左コーナーも決まらず、岡山のカウンター。ハンがドリブル前進していくが、ここは3人がかりで止めるベガルタ。

17分にも、チアゴのドリブルにも、DF3人がかりで止めに行く。

18分、皆川、氣田でつなぐが、最後は皆川のトラップ大。

21分、フォギーニョが反応が遅れたところを、ハンに右からシュート性のクロスを入れられるが、枠外。

22分、岡山は、ボランチの疋田に代わり佐野が入る。

23分、上がった若狭が右サイドでワンタッチのリターンパスを続けて中央へ。最後は氣田がミドルシュート、キーパー正面。

24分、中島からパスを受けた左の内田がクロス。ニアで皆川が低い態勢ですらしヘッド。クリアボールをさらに、名倉がボレーシュートも枠外。

26分、岡山チアゴが抜け出て侵入。ここも3人ががかりで止め。コーナー。このコーナーは岡山クリア。

29分、氣田がドリブル前進で倒される。岡山ペナ左角35mのフリーキック。ニアでフリーの富樫がヘッド!も枠外。

32分、若狭から氣田、さらに左の皆川にパスが通り、皆川シュート、枠外。

34分、岡山はハンに代え宮崎幾笑、田中に代え白井が入る。ベガルタは、フォギーニョに代え吉野、若狭に代え真瀬が入る。

35分、キムテヒョン、デュークに競り勝つ。

38分、名倉に代わり遠藤が入る。

39分、岡山の右コーナー。河野のゆるいキックに、2列目のが平岡らの裏から強引ヘッド、枠内も小畑がキャッチ。

40分、岡山のカウンター、チアゴがドリブルで抜け出そうとするが、1対1のキムヒョンテがうまく体を当てて外に押し出す。

41分、今度はベガルタのカウンター、氣田から皆川の落とし、合わず。

追加時間は6分。
1分、氣田がドリブルでキープ。後ろを走り抜けた遠藤が中央からシュート、バーの上。

2分、岡山にカウンター、チアゴにキープされるが、真瀬が戻り守備。

3分、岡山の左コーナー。ヘッドを打たれるがクリア。

結局、試合はスコアレスドロー。


シュート数:13 -11 CK: 7- 5 FK:16 - 13 得点:なし  警告:フォギーニョ (岡山)本山  主審:高山啓義  入場:6,358人


さて、この日イベントは、半額カレー、半額ドリンクを揃えた、"カレー・フェスタ"

ドリンク半額の日に、「カレーは飲み物」とのベガッ太の陳情で、カレーまで半額に、のシナリオ?で、ヤフーニュース(毎日新聞)、ハフポストにまで取り上げられ、宣伝費用換算で数百万円以上の値はあったと思われる。

カレー定価700円の内350円分を2,500食、875,000円分を会社負担したというが、それをはるかに超える効果だろう。

また、イベントで来場した、印度カリー子さんがユニを来た写真がアップされるなどして、誰でも気軽に行ける、より身近なスタジアムとして、アピールできたのではないか。