2022 J2 04節 3月12日(土)13時 ベガルタ仙台3-0いわてグルージャ盛岡 ユアスタ仙台
中山 富樫
(カルドーゾ/皆川)
氣田 遠藤
(名倉)
梁 フォギーニョ
(富田)
石原 平岡 若狭 真瀬
(福森)
杉本
サブは、ストイシッチ、福森、富田、加藤、名倉、皆川、カルドーゾ、
岩手はGK野澤大志ブランドン、DF小野田、牟田、深川、MF宮市、脇本、小松、中村太亮、FWモレラト、ブランネル、和田。
遠藤がゴールの他全得点に絡み、中山2ゴールと、各選手の連動が嵌り、ピンチはGK杉本のファインセーブなどでしのいで、快勝。
仙台、盛岡(岩手)ということで、3月11日直近を意識した、復興応援試合。
ベガルタは、前節の、引いた相手に対しての揺さぶりの少なさを修正。遠藤を中心に、縦横に揺さぶり、最後は遠藤自身と、中山の味のあるゴールで、ホームで3点取って勝利。
3バックのハイプレスという岩手だったが、やや力んだか、アフター気味のファールが多くなり、15分には早くもワントップのブレンネル、21分にはCB左の深川が、後半にはモレラトまでもイエローと、攻撃の流れを削いで、自滅の感もあった。
岩手は、ベガルタに、倍の23本のフリーキックを与えてしまっている。
それでも、前半は、岩手のサイドのえぐりから、折り返しを通され、危険なシュートを打たれたり、フリーでモレラトに打たれたりするが、枠外。
一方、ベガルタは、フォギーニョ、氣田、石原とメンバーを変え、かつ、攻撃時の連動性を高め、要所で決めた。
では、ほとんどのサポが何度も録画や動画を見て、記憶に刻んでると思いますが、テキストでもう一度w
⚽先制は43分、左サイドの氣田から、サイドチェンジ気味に、右の遠藤へパスが通ると、中央の中山に当てる。中山がDFをブロックしながら落とすと、中央左にフォギーニョが侵入、右には富樫が流れ、DFを引っ張たところを、遠藤がカットインしながら腰を捻って、左足のノーステップで、ゴール右上バーに当たるゴール!見事な連携とシュート。
今季ホームでの初ゴールは遠藤康。仙台出身。持ってますw
後半。立ち上がり、岩手に中央からカウンターで一気にシュートまで打たれるが、GK杉本がファインセーブ、さらにコーナーからのこぼれを。ブレンネルに巻いたシュートで逆を突かれるが、これまたセーブで、チームを盛り上げる。
⚽2点目は、後半22分、右サイドの遠藤から早いタイミングで、左コーナー付近へピンポイントのサイドチェンジ。上がっていた石原に、どんぴしゃで繋がると、石原は中央へのドリブル開始。
ここで中山が寄って来て受け、反転。右に流れるので、パスを出すのかと思いきや、腰の回転で思角度を付け、利き足でない、右足でのグランダーでゴール隅に決め、2点目。
⚽さらに3分後、今度は中央奥にいた遠藤から、左の氣田へパスをすると、氣田は中央への斜めドリブル開始。遠藤は左サイドのフリーラン。
中央の氣田、切り返しからシュートかと思いきや、右足インサイドでDFの裏にいた中山へ、短いこじゃれたパスを通す。これを中山が、左足でタイミングを計って、キーパーをかわすチップキックで、難なくゴール、3点目。
フィニッシュに至る局面で、遠藤、中山だけでなく、それぞれの選手が相手の動きを掴んでゴールにつなげた素晴らしい3得点。
今季初スタメンのフォギーニョは、守備の面では、ぎりぎり体を入れて奪い取ったり、攻撃時では早いタイミングの縦パス、フリーランの攻撃参加、惜しいシュートもあり、今後も期待。
攻撃に突っ込んだ時に、味方のカバーとかリスク管理が整っていれば、さらなる攻撃の厚みが出てきそう。
石原は、今季初スタメンながら、得意の攻撃参加を繰り返し、アピールした。仕掛けというところでは、大いに期待できる。
氣田は、ドリブルの緩急に自信を深め、何度もえぐる。また、恐らく指示があったのだろうが、守備の戻りでは、ワンタッチで大きく蹴り返し、相手を引き戻すプレーを何度かしていた。
相手の力みと、敵失を捉えて、前後左右の揺さぶりから、最後は決定力の差で勝ち切った。
決定力に自信が持てれば、ビハインドでも打ち合いでも攻める気持ちが持てるし、決定力の差を見ながら、リスクを負って攻めに行ける。
もちろん、上位相手では、今のままの守備では、サイドからえぐられ、中央からやられる事もあるだろうから、攻守の切り替えと、相手クロスへの最後の寄せは、修正していく事になるだろう。
個人的は後半出てきた、福森のクロスに、カルドーゾがシュートを決めていたら、モアベター。
ちょっと角度が無かったが、彼は、シュートがほとんど枠に行ってるので、来そうなんだが。
あと、岩手の中村太亮はいいキック蹴るな。要チェックw
まあ、快勝した時は、大喜びしておきますよ。一喜一憂、エモーショナルこそ、エンタメの極意w
次の山形も、群馬同様、守備が堅いので、また手こずるかもしれないが、連携に自信を持って、や切り、勝利してほしい。
シュート数: 12-9 CK: 4-7 FK:23 - 10 得点:遠藤康、中山仁斗2 警告:梁 勇基 (岩手)ブレンネル、深川、モレラト 主審:松本 大 入場:7,207人