26節:ベガルタ仙台1-2FC東京、セットプレーで2失点。アピアタウィア久が、プロ初ゴール

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2021J1 26節 8月25日(水)19:03 ベガルタ仙台1-2FC東京 ユアスタ仙台


富樫
(カルドーゾ)
氣田 松下 関口
(中原)(蜂須賀)
上原 フォギーニョ 
   (西村)
石原 福森 アピ 真瀬

ヤクブ スウォビィク

サブは、ストイシッチ、蜂須賀、吉野、富田、中原、西村、カルドーゾ。福森が加入即スタメン。

FC東京は、GK波多野、DF鈴木準也、ジョアンオマリ、渡辺剛、小川諒也、MF渡邊凌磨、安部、高萩、三田、FW永井、田川。ディアゴオリベイラ、アダウィトン、東、森重はベンチスタート。

不可解判定で勝ち点1を逃したベガルタではあるが、松下、上原の同時起用、早めの交代など、9試合勝ち無しの中で、試みられなかった、若干の攻撃的姿勢は出てきた。

その分、守りを脅かされるリスクもあったわけだが、勝ち点3には、ゴールは必須なので、そこは悪くないと思う。この試合では、5試合前の真瀬に続いて、アピがプロ初ゴールを決めて、久々の得点も生まれた。

ただ、攻撃陣では、仕掛ける前に、先に守られて、フリーでシュートを打てる場面が少ない。前半から連動して、手数をかえずに、シュートに結び付けるチャレンジは続けて、先に、点を取り活路を開いてほしい。

今は、びびらずに、攻め上がり、すぐ戻る。これで頑張るしかない。諦めることはない、顔をあげてルックアップ、アグレシッブに。


以下、簡単な経過メモ。

9戦勝ち無し、4戦無得点のベガルタは、富樫のワントップとし、上原をトップ下、松下、フォギーニョをボランチに入れて、4-2-3-1と久々に布陣を代えてきた。

一方FC東京は連戦続きで、アダイウトン、ディエゴ、森重をベンチスタートとするターノーバー。

試合は、富樫が奮闘するも、思惑通りに、FC東京を嵌められず、逆にFC東京に保持され、高萩や永井のかく乱についていけず、GKクバの攻守でしのぐ展開。

⚽そして、前半15分にコーナーから、ジョアンオマリに、後ろから飛び込まれてヘッドで失点すると、完全に相手ペース。

それでも前半39分、福森のスルーパスに、石原が抜け出すと、えぐってのクロスから上原、富樫がシュート。こういう形を狙っていたのだろうが、これ以後、中々シュートまでいけなかった。

後半。
リードされたベガルタは、これまた久々に早めの交代。フォギーニョに代え西村、氣田に代え中原をいれて、関口が左に回る。上原と松下のWボラチの4-4-2に戻した。

しかし、永井がチャンスメーク、ミドルシュートと迫ってくる。これもGKクバが阻止。

⚽15分、ベガルタが右奥30mでつかんだフリーキックのチャンス。
上原とアピが何やら言葉をかわした後、ファーから飛び込んだアピアタウィア久が、ファーサイドにたたきつける、完璧なヘッドを決めて1-1同点。

苦しみながら反撃に向かうベガルタ。しかし、FC東京が21分アダイゥトン、31分、ディエゴオリベイラと投入してくると、なかなかチャンスが作れない。

逆に、23分、森重の枠内ミドルシュートはクバが弾き出し、29分、永井からパスに飛び出た、高萩のドフリー至近距離シュート外し、とピンチの連続。

ベガルタの攻撃では、34分に、中原のクロスに、のけぞりながら西村がヘッドを合わせたのが、チャンスらしいチャンスか。しかし、精度がもうひとつ。

終盤にも、安部のどフリーのヘッド、アダイウトンのカットイン枠内シュートにも、GKクバ神が立ちはだかり、なんとか勝ち点1か、と思われた矢先。

⚽43分、コーナーから福森がオマリを倒したとの判定でPK献上、ディエゴに決められ、1-2と勝ち越しを許す。

スローVTRを見るかぎり、福森が後ろから少し押してはいるが、オマリがハイジャンプの選手のように、空高く飛んだダイブ。VAR無しでPKとされた不可思議判定。しかし、覆るわけでもなく敗戦。

もっとも、試合内容は、何度も、どフリーや決定機を作られてたので負け試合相当。それでも、勝負の綾として、最後のPKが見直されていたら、勝ち点1は得たかもしれない。

たられば言ってもしょうがない。これも持っていない、今のチーム状況。断ち切るには、何よりゴール。

アピのヘッドに続いて、ゴールを決めるのは誰。

きっかけは、お前のゴール。



シュート数: 6-13 CK: 3- 6 FK: 14- 19 得点:アピアタウィア 久 (FC東京)ジョアンオマリ、ディエゴオリベィラ(PK)  警告:アピアタウィア 久、福森 (FC東京)三田、アダウィトン  主審:池内明彦  VAR:西村雄一  入場:3,096人