10節:対C大阪1-2、後半失速、逆転負けで連敗

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2018J1 10節 2018年4月25日(水)19:00 ベガルタ仙台1-2セレッソ大阪 キンチョースタジアム

石原

西村  野津田
(中野)   
永戸  蜂須賀

板倉 富田
(良)(梁)
金 大岩 椎橋

シュミット

サブは、川浪、常田、梁、中野、菅井、関口、ジャーメイン良。C大阪は、FWヤンドンヒョン、杉本、MF山村、福満、清武、山口、DF山下、マテイヨニッチ、丸橋、松田、GKキムジンヒョン、柿谷、水沼、高木はベンチスタート。

前半途中まではワンタッチパスを左右への展開で、ベガルタが攻勢。10分コーナーのこぼれを野津田がつなぎフリーで残っていた蜂須賀が蹴りこんで先制。しかし、次第にC大阪のベガルタのお株を奪うワンタッチ、ワンツーパスにチャンスを作られるようになる。

しかし、守備陣も体を張って守り、山口のシュートはポストに当たるなど、1-0とリードして後半へ、

後半になると、カウンターでのスピードアップができず、C大阪の速い帰陣の前に、シュートすら打てない。すると、C大阪にエリア内侵入を度々、許すようになる。ついに、清武に6分、15分と侵入、素早い反応を許し、逆転される。

その後、シュミットの好守などで、失点を防ぎ、選手を代えながら逆転を狙うが、疲労からか推進力と精度を欠くプレーが増えて敗戦。今季初の連敗となった。

前半。
開始30秒、永戸のアーリークロスに、野津田飛び込むが、シュートは枠外。1分、ベガルタがワンタッチでつなぎ、永戸が裏へ、コーナーを得る。左コーナーは野津田。キックはクリアされる。3分、ベガルタがボールを回すが、ボールの奪い合いになる。4分、西村がドリブル前進も、山村にカットされる。その後は、C大阪がボールを回すが、クロスはクリア。

5分、ベガルタ、パスカットしてカウンター、しかし、C大阪の戻りも速く、遅攻へ。ベガルタ左右に横パスを細かくつないで、チャンスを伺うが、シュート無し。6分、清武がワンツーからシュートしてくるが、ブロック。7分、富田の大きなサイドチェンジ、永戸に通り、さらに板倉、蜂須賀へのクロスは、オフサイド。8分、蜂須賀から永戸、その後クロスはつながらない。9分、永戸のクロスからコーナーを得る。

右コーナーは、永戸が蹴る。一旦弾かれるが、離れていた野津田が、再び浮き球をゴール左へ入れると、蜂須賀が走りこんでフリー、ボレーで蹴り込んで1-0。あっさり先制。この時、大岩は、位置的にはオフサイド・ポジションであったが、ゴール右でボールから離れ、DFやキーパーの視界すら遮ることない、無関与でオン・サイド。

12分、ベガルタエリア左ライン際35mで、C大阪のフリーキック。杉本のヘッドは枠外。13分、ベガルタのカウンター、野津田から蜂須賀、クロスに永戸、シュートはヒットせず。15分、ベガルタ、ワンタッチのつなぎ、石原から西村へ、ドリブルで上がるが、出されスローイン。その後はつながらない。

17分、山村に野津田がチャージ。その後、清武にゴール前で粘られ、ゴール中央やや右で、フリーキックを与える。25m。キッカーは清武。シュートは枠内も、ヒットせず、シュミット抑える。19分、ベガルタのカウンター、石原、野津田と渡るが、いったんスピードダウン。どうしてもシュートに行く前に、止まってしまうベガルタ。20分、永戸が左サイドを上がっていくが、松田にブロックされる。

その後、板倉が持ち上がっていくが、カットされる。C大阪のカウンター、しかし、スピードダウンさせる。21分、蜂須賀が右サイドをドリブルで上がるが、山村に倒され、山村のイエロー。ライン際35mのフリーキックを得る。野津田のキックは、クリアされる。22分、清武のロングボールは流れる。23分、石原がうまくファールを貰うが、その後が続かない。26分、C大阪がボールを回わすが、ベガルタも厳しくプレスして、ゲインはさせない。

27分、C大阪がベガルタゴール前でボールを回す。シュートは打たせない粘りの守り。29分、石原の浮き球パスに、西村突っ込むがキーパー。その後、C大阪が、左からのクロス、シュミット。30分、蜂須賀から西村、左足でのシュートはブロックされる。31分、C大阪のカウンター。左からのクロスに福満のヘッド、枠外。32分、C大阪のコーナー。清武のキックもファールで終了。

33分、富田のサイドチェンジ、流れる。その後、左奥30mのフリーキックを得る。野津田のキックはキーパー。35分、C大阪の攻めも、トラップミスで助かる。ベガルタも野津田の浮き球パスに、右から西村がクロス、中央合わず。36分、杉本がドリブル、カットインからのシュート、シュミット抑える。37分、石原から野津田とテンポ良くつなぎ、最後はファーサイドの永戸、フリーで歩幅を合わせながらのシュート、一瞬遅れ、シュートは枠外。39分、C大阪がワンタッチで回すが、跳ね返す。

40分、C大阪が浮き球、ベガルタエリア内で、金の裏、福満、清武と連続シュートも、シュミット反応、DFも弾き、コーナー。清武の右コーナーキックから、ヘッド打たれるが枠外。危ない時間帯。42分、石原のパスに西村がドリブル前進も、寄せられる。その後、松田のクロスに、大岩戻りながらのクリアで、あわやオウン。43分、C大阪の右コーナー、こぼれを中央から、山口がダイレトの強烈なシュート、バー!山口得意のシュートで、危なかった。これで左コーナーを与える。こぼれをクロスで入れられるが、シュミット。

44分、C大阪の攻め、途中福満にイエロー。追加時間1分間。福満にドリブル侵入され、クロスで左コーナーを与える。シュミットこぼすものの、抑える。前半は、1-0とリードして終了。

後半。
1分、杉本にえぐられ、クロスを入れられる。2列目から福満のボレーシュート、弾き出す。その後、C大阪がテンポ良くパスを回し出す。一瞬ゴール前で杉本がフリー、寄せてしのぐ。2分、C大阪の右コーナー、丸橋のキック、こぼれをつなげられるが、オフサイド。3分、ベガルタがスローインからつなぐが、シュート打てず。4分、板倉からパスを受けた石原が、左に展開。板倉はカットされる。

4分、清武がベガルタゴール右から、するするとドリブルで侵入、杉本の落としを受けて、カットインしてのシュート、ゴール右隅に決められ、1-1。同点弾を許す。エリア内に人数いたが、清武の動きについていけず。先制した後、なかなかシュートチャンスを作れていないベガルタ、これで少し動揺。6分、C大阪がボール回す。7分、石原からボールを受けた西村がドリブルキープも、シュート打てず。

8分、福満に裏を攻められ、コーナーを与える。右コーナー、清武のキック。9分、ヘッドは寄せてクリア。その後、ボールを回され、また左コーナーを与える。こぼれを何度も打たれるが、何とか跳ね返す。さらに、山口のミドルシュート、枠外。10分、ベガルタは、西村に代え中野を入れる。そのままシャドウ。11分、C大阪が左右にボールを振ってくる。

12分、ベガルタもボールを回し、最後は縦のボール、キーパーも、惜しい。14分、中野のドリブル、石原のキープからパスも、中央合わず。その後、C大阪のカウンター、ベガルタ戻るが、ゴール前でワンタッチでつながれる。15分、最後は、山口の枠内シュート、主シュミットよく反応して弾くが、ボールが前に転がり、ライン形成のベガルタの選手より早く、清武が飛び出し、フリーでゴール、2点目を献上、1-2。逆転許す。

ベガルタの選手は、一瞬オフサイドを考えたのか、清武のダッシュを見送ってしまった。17分、ベガルタのサイドチェンジから、永戸のクロス、決まらず。18分、C大阪が回してのクロス、ボールは奪う。20分、ベガルタがボール回すが、シュートは打てない。21分、C大阪ヤンの左足ミドルシュート、枠外。ここで富田に代え、梁を入れる。

22分、左ライン際からの野津田が、シュート性のクロス、キーパー触って、コーナー。左コーナーは梁が蹴る。こぼれを永戸、椎橋とシュートするがヒットせず。24分、相手エリア内に野津田が侵入も、ハンドを取られる。25分、野津田が頭で落とし、フリーで走りこんだ蜂須賀のシュート、触られ、コーナーを得る。野津田のキック、弾かれ、C大阪のカウンター。これは何とか戻ってクリア。

26分、板倉のクロス、バーの上。27分、C大阪のカウンター、これは押さえる。28分、清武に代わり高木が入る。29分、C大阪のカウンター、侵入されるが、シュートはシュミット弾く。30分、永戸がドリブルで上がる。決まらず。32分、蜂須賀のスルーパスはライン割る。ベガルタ選手のパスが、少しずつズレ始める。33分には、ロングボール入れるが、流れる。

C大阪は、山村に代えDFの藤本を入れる。34分、C大阪が40mのフリーキック。中央ヘッド打たれるが、シュミット反応。35分、福満に侵入され、左コーナーを与える。キッカーは丸橋、シュミット。36分、ベガルタようやく中央やや左25mで、フリーキックを得る。キッカーは梁、こぼれを蜂須賀がクロス、フリーで金のヘッド、枠外。この後、板倉に代えジャーメイン入る。野津田がボランチか。

37分、ベガルタエリア左奥で、フリーキックを与える。これはファールで終了。39分、交錯プレーで杉本、金的か、悶える。41分、ベガルタボールを回すが、シュート打てず。カウンターを受けるが、大岩が止める。42分、杉本がキープ、ボールを取りに行くが、ファールを取られる。43分、ヤンのシュート、バーの上。44分、ジャーメインが、キープからファールを貰い、相手エリアすぐ外やや左で、フリーキックを得る。キッカーは梁。枠内シュートも弱く、キーパー

追加時間は4分間。ベガルタ自陣のフリーキックから蜂須賀のクロス、弾かれる。C大阪はここで、福満に代え西本を入れる、時間使い。その後ベガルタが、ゴール前でボール回すが、シュートは打てない。2分、ボールをカットされる。自陣からのフリーキックに、蜂須賀のクロス、流れる。結局1-2、逆転を許し、連敗。

後半になると、失速し、パスの精度も落ちて、相手に余裕を持たれてしまう試合が続いている。疲労もピーク、敗戦で体も動きにくくなるのだろうが、であれば、前半から積極的にシュートに持っていき、マルチ得点で、逃げ切るを図るのも手だろう。

前半は、中盤でテンポ良く回すところまではいいのだが、いつも同じリズムで、同じようなシュートのイメージなので、相手は守りやすい。スピードや角度の変化、少し、難しい位置でも、思い切ってシュートを打って、こぼれを石原に押しこませたい。

それでも、セットプレーからの得点を、久々に、蜂須賀が決めたので、これはつなげていきたいところ。


シュート数:6-19、CK:5-9、FK:17-19 得点:蜂須賀孝治 (C大阪)清武2  警告:板倉 (C大阪)山村、福満 主審:山本雄大 入場:8,165人