05節:対長崎1-0、辛勝。西村のゴール何とか守る

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2018J1 5節 2018年3月31日(土)14:00 ベガルタ仙台1-0V・ファーレン長崎 ユアスタ仙台

阿部
西村 石原
(良)(富田)
永戸   古林
    (菅井)
奥埜 野津田

金 大岩 平岡

サブは、川浪、蜂須賀、梁、富田、中野、菅井、ジャーメイン良。長崎は、FWファンマ、MF鈴木武蔵、澤田、翁長、中原、碓井、飯尾、DF高杉、チェキュベック、徳永、GK徳重。前田、ベンハロンベンチ入り。

長崎がロングボールやサイド攻撃など、多彩な攻めでベガルタを守勢に回らせる厳しい試合。何度かフリーの決定機を与えるが、関の守りや相手のミスに助けられ完封。得点は、エリア内で相手のクリアミスを、西村がすかさず決めた抜け目ないゴールで、厳しいを試合を、勝ち点3で乗り切った。

前半。
ベガルタは阿部がワントップ、石原と初スタメンの西村がシャドウ。長崎もファンマ、鈴木武蔵にトップ下を置く布陣に変えてきた。立ち上がり3分まで様子見。長崎が鋭い出足で囲みにくるので、展開できないベガルタ。

4分、ベガルタが長崎ゴールまで、左右にボールを展開するが、クリアされ、長崎のカウンター、一気に鈴木武蔵につながれるが、ファールで終了。今日の主審は、やや神経質な笛。5分、長崎がベガルタエリアをえぐってくるが、最後はトラップミス。さらに左から攻められるが、クリア。

7分、ベガルタがカウンター、石原から阿部で落とし、最後は奥埜のシュート。これをブロックされるが、さらに、永戸がシュート、枠外。9分、背後からのロングボールを、鈴木武蔵が、そのままボレーシュート、枠外。10分、澤田がミドルシュート、枠外。ベガルタ、ボランチが囲まれボールを運べない。長崎にボールを握られ、ベガルタがカウンターを狙うという、予想と逆の展開が続く。

12分、中央のスルーパスに鈴木武蔵が抜け出し、フェイントで大岩をかわし、フリーでのシュート枠内、関がワンハンドで弾く好セーブ。その後も、長崎に押し込まれる。15分、長崎が右からシュート性のクロス、関抑える。18分、徳永が西村にチャージ、ボールを奪い、そのまま上がりクロス、関がパンチング。

19分、左から長崎のクロス、鈴木武蔵のヘッド、これも関。20分、野津田がクロスを入れるが、弾かれスローイン。つながらず。23分、長崎が左コーナー。キッカーは中原。ニアでのヘッドは枠外。22分、長崎エリア左奥40mのフリーキックを得る。キッカーは野津田。古林がヘッド狙うが枠外。23分、翁長のロングスロー、これはクリア。

24分、ベガルタのカウンター、西村が持ち上がり、永戸がクロス、阿部の落としから、フリーの石原がシュートも、バーの上。ようやく、ベガルタらしい展開。26分、長崎が回して、左コーナーを与える。これもクリア。27分、長崎がベガルタエリア左奥30mで、フリーキック。最後は碓井のロングシュート、枠外。28分、ファンマが野津田のボールを奪うが、ファール。

32分、古林のクロスを、相手DFがクリアミス、ゴール前に入っていた西村が、右足トラップからの即左足でシュート、決まってゴール。相手の時間が続く中、敵失とはいえ、逃さず決めた西村は見事。ゴール・パフォーマンスはトーレス風?いまいちな感w直後、鈴木武蔵にドリブルから、エリア内侵入されるが、なんとFWの阿部が戻ってクリア。集中切らさず、これは大きいプレー。

33分、先制して、ようやくベガルタが大きな展開。奥埜のクロスでコーナーを得る。左コーナーは永戸。中央平岡のヘッドはポスト!さらに永戸が侵入して、またコーナーを得る。これは打ち切れず。38分、長崎が、ベガルタエリア左横でフリーキック。ニアはクリア。さらに、えぐられ、最後はファンマのクロス、関抑える。

42分、長崎がゴールキックから鈴木武蔵につなぎ、裏にもぐられクロスをいれられるが、クリア。43分、奥埜がドリブルで上がり、クロスを裏に西村に向けるが、もう一歩。44分、ファンマが石原の足首を踏みつけ、イエロー。追加時間は2分間。長崎のスルーパスからのクロスは流れる。

その後、古林のドリブルからのクロス、奥埜は囲まれるが、永戸が仕掛けてコーナーを得る。こぼれのシュートは打てず。
結局前半は、ほとんご展開をさせて貰えず、押されながら、ワンチャンスを西村が決め、1-0とリードして終了。

後半。
1分、奥埜から阿部へのスルーパス、流れる。2分、長崎がベガルタエリア中央40mのフリーキック。これは守る。6分、左からファンマのクロス、中央澤田にヘッド打たれるが、平岡が体を寄せ、結局ファールで終了。7分、阿部がキープして、野津田が上がっていくが、シュートは打てない。

8分、長崎エリア右横でフリーキックを得る。キッカーは野津田、低いボール、こぼれを永戸がシュート、枠外。12分、長崎が、ラッセルして上がってくる。最後の飯尾のクロスは流れる。12分、長崎は、鈴木武蔵に代え米田が入る。さんざん鈴木武蔵にはやられていたので、ベガルタはやりやすくなるか。

15分、長崎が左からファンマのクロス、ひとりスルーして、後ろから碓井がシュート、しかし打てず。17分、石原がドリブルで前進、西村が、左45度の得意の位置でボールを受けるが、打てず。18分、野津田から右裏の西村、クリアされる。この後、長崎は中原に代えベテラン前田を入れる。

19分、ベガルタも阿部に代え、ジャーメイン良を入れる。22分、碓井にイエロー。互いにプレーが激しくなってくる。23分、石原から右の古林、クロスは上げられず。25分、ベガルタが回すが、シュートは打てない。長崎はファンマがワントップか。26分、長崎のクロス、関が触れなかったが、クリア。27分、左からクロスを入れられるが、クリア。

30分、ベガルタのカウンター、西村が上がっていくがクリアされる。このあたりから、互いに間延びしてきて、攻守の入れ代えが激しくなる消耗戦。ベガルタも長くキープてきない。石原も疲れてきて、珍しく、簡単にボール失う。32分、飯尾のクロス、クリア。ここで長崎は、飯尾に代え名倉が入る。34分、ファンマのクロスはライン割る。

36分、金がかわされ、中央でパスを受けた長崎の名倉?がフリーでシュート、バーの上。助かる。38分、西村に代え富田を入れ、ボランチ、野津田がシャドウへ。逃げ切り態勢か。39分、左からえぐられ、富田もかわされ、折り返しのクロスに、中央フリーの名倉、シュートは枠外。また助かる。

42分、澤田にドリブルからのシュート打たれるが、クリア。左コーナーを与える。こぼれをシュートされ、今度は右コーナーを与える。これもクリア。44分、長崎が40mのフリーキック。しのいでゴールキックにする。追加時間は4分間。ここでベガルタは古林に代え、菅井を入れる。2分目、ベガルタエリア左ライン際でフリーキック与えるが、クリア。関が遅延行為でイエロー。

結局、1-0で完封勝ち。15連戦の初戦を取った。

しかし、内容的には1-3位で敗戦の中身。相手のシュートミスにも助けられた。主審の神経質な笛に戸惑い、長崎の運動量と、厳しい寄せの前に、苦戦が続いたが、関、DF陣の粘りもあって、西村のゴールを守り切って、逃げ切り。ホームで勝ち点3はキープした。

集散の速いチームとの対戦での課題が出た。囲まれたこともあるが、奥埜、野津田のところで、早めにボールを捌けるようにならないと、厳しくなりそう。前との連動もチェックか。また、終盤、ボールキープにも何度か失敗しているので、後から入ったジャーメインを、うまく使うようにしたい。

シュート数:6-12、CK:3-4、FK:22-21 得点: 西村拓真 警告:関 (長崎)ファンマ、碓井 主審:上村篤史 入場:13,158人


尚、この試合の復興ライブは、大船渡在住のLAW BLOWで、試合前の北エントランスと、ハーフタイムのピッチ内でミニライブが行われた。

また長崎から高田社長と、ヴィヴィ君が来訪。ベガッ太とのイベントもあった。