10節:対FC東京0-2、互角の勝負も、詰めに差あり

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2017J1 10節 2017年5月7日(日)14:00 ベガルタ仙台0-2FC東京 ユアスタ仙台

クリスラン

石原 梁
  (奥埜)
永戸  菅井
   (蜂須賀)
三田 富田

増嶋 平岡 大岩
(石川)  
シュミット

サブは、関、石川直樹、蜂須賀、佐々木匠、奥埜、椎橋、西村。スタメン前節同じ。椎橋がリーグ戦初ベンチ入り。

スタッツだけ見てると押していたように見えるが、大久保に、コーナー、フリーキックのこぼれやミスを逃さず決められ、後はゲームをコトンロールされた。

ドロー相当の試合と考えるが、やはり守備では中央の堅さ、攻撃では大久保始め、プレスの厳しさ、ボールへの反応で、まだ差をつけられている。

ただ、ベガルタも何度かチャンスを作っており、三田のサイドネットやポスト直撃シュート、クリスランのヘッドを林が美技で弾き出されるなどで、ゴールまでいま一歩だった。次の対戦は楽しみでもある。


連休最後の日曜。調子を上げてきたベガルタと、大久保、森重はじめ代表クラスばかりのFC東京の対戦とあって、久々に17,000人入ったユアスタ。

前半。
ベガルタ、立ち上がりから出足はいい。FC東京に簡単には回させない。3分、平岡から菅井、回すがシュートには至らず。4分、梁から菅井、石原とテンポ良くつなぐが、もう一歩。7分、スローインのこぼれ、中央から三田がシュート、枠外。8分、FC東京が中央から高萩のミドルシュート、枠外。9分、ベガルタが回して、右ライン際35mのフリーキックを得る。キッカーは三田。しかしファールで終了。

12分、FC東京に回され、クロスもシュミット抑える。13分にも、大久保のロングヘッド、シュミット。16分、ワンツーで裏を取られるが、シュミット出て抑える。17分、ベガルタ、ゴール前まで上がっていった平岡のクロス、石原へはもう一歩。そして、19分、FC東京のコーナー、キッカーは太田。いったんクリアも、こぼれを大久保に、グラウンダーでゴール隅に決められ、先制許す。

まずまずの立ち上がりだっただけに、早い時間の失点は痛かった。嫌なムード。しかし、20分、ベガルタのカウンター、梁がドリブル前進、コーナーを得る。キッカーは梁。こぼれを三田がクロスも、シュートに至らず。23分、大久保のファールで、FC東京エリア右角でフリーキックを得る。キッカーは三田、直接シュートは、サイドネット、惜しい。大久保にイエロー。

25分、裏とられるが、オフサイド。29分、ベガルタがカウンター、シュートには至らず。31分、三田が大きなサイドチェンジ、永戸がクロス、クリスラン受けるもオフサイド。この間、FC東京にハンドもあったかに見えたが、審判の背中か。32分、増嶋から梁へのサイドチェンジ、もう一歩。さらに、石原がプレスしてボールを奪いクロス、クリスランのシュートは林。この間、東にイエロー。

35分、永戸と三田がプレスしてコーナーを得る。キーパー直。37分、FC東京がキープ、最後は大久保のシュート、シュミット正面。38分、永戸のクロスはミスキック。39分、クリスランがキープ、さらに三田がボールを当て、コーナーを得る。右コーナーは梁、シュート至らず。その後も、ベガルタは押し込めず、前半は0-1で終了。

後半。
2分、クリスラン、石原でつないで、スローイン。永戸のロングスロー、ヘッド合わせるが林。4分、引っ掛けられて、ボールを失うが、東がファール。5分、永戸が右足でのクロス、流れる。7分、林のゴールキックを、大久保につながれられるが、三田が止める。8分、クリスランと三田のワンツー、もう一歩。

その後、シュミットがDFへの弱いパス、あわや。9分、FC東京がベガルタゴール中央35mのフリーキック。キッカーは太田。直接シュートは、ぐんぐん伸びて枠内、シュミット下がりながら、辛うじて手に当てるが、下に落としたところを、すかさず大久保に蹴り込まれて0-2。イージーなミスが続いた。大久保がするするとシュミットに近づいた時、周りのベガルタの選手も、ボール・ウォッチャー。

10分、FC東京は河野に代え、永井を入れる。11分、太田のロングシュート、これはシュミット弾く。14分、2点ビハインドとなり、ベガルタも菅井に代え蜂須賀入れる。しかし、なかなか突破できない。18分、FC東京は、前田を下げ、ピーターウタカを入れる、反則級の交代。

しかし、ベガルタも粘る。三田から攻撃参加した増嶋へのパスが通る。しかし、増嶋シュートせず、パスを選択。その後、24分頃まで、ベガルタが中盤まではボールをつなぐも、ラストパスが、通せない。大久保やウタカのプレスも厳しい。24分、スローインから石原がシュート、こぼれをベガルタ拾い、連続シュートも押し込めず。

25分、太田にクロスを入れられるガ、クリア。26分、三田のサイドチェンジからコーナーを得る。これはキーパー。ここで、梁に代わり奥埜が入る。28分、スローインから大岩がクロス、ヘッドはキーパー。さらに三田がドリブル前進、フリーキックを得る。左角隅35m。そのあと、こぼれを三田が右足シュート、サイドネット。

32分、高萩につながれるが、しのぐ。34分、ベガルタ回して右コーナーを得る。三田のキックはキーパー。36分、永戸のロングスロー、大岩?の落としからクロス、最後はクリスランのフリック・ヘッド、枠内も、林にワンハンドでかき出される。惜しい。これでコーナーを得るが、決まらず。

37分、増嶋に代わり石川入る。足攣りか?本来なら攻撃の選手を入れたいところだが。38分、大岩のロングボールに永戸の折り返し、ニアもう一歩。41分、FC東京は、大久保に代わり阿部拓真を入れる。ここまでウタカは、プレスしたり、キープしたりするが、ファールを取られ、いらつき気味。

42分、蜂須賀からパスを受けた三田が中央でシュートは、ポスト。どうにも今日はゴールに嫌われる。追加時間は4分。ベガルタは平岡を挙げて、パワープレーを仕掛ける。相手ゴール前での連続シュートも跳ね返される。

最後は、三田から永戸、クロスに中央で石原がヘッドも、バーの上。結局、0-2と完封負け。五分の攻めは見せたが、一瞬の隙も見逃さない大久保に2度やられた。また、相手の中央の守備もさすがに堅かった。

しかし、厳しくプレスに行き、ラインも上げることで、ずるずるとやられた訳ではなかった。攻撃時に、もうひとり絡めるようになれば、もっといける。味スタで勝ちたい。


復興ライブは、zero zero zでした。また、ベガッ太君の生誕祭も行われた(間に合わなかったw)

シュート数:12-7、CK:9-1、FK:17-12 得点:(FC東京)大久保2 警告:大久保、東 主審:東城 穣 入場:17,281人