ベガルタ仙台の、"石原先生"こと、FW石原直樹選手の契約満了が発表されました。
2017年に浦和から移籍して、ベガルタの3年間で、リーグ戦85試合出場18得点。特に初年度の2017年は、先生久しぶりの二桁得点で、気持ちのいいゴールを、たくさん見せて貰いました。
ありがとうございました。本当に残念ですが、おそらく請われて、どこかでまたプレーしてくれると思います。
渡邉前監督が3バックを本格的に導入するに当たって、広島、浦和での経験を求めての加入かと思いますが、期待通りの活躍でした。
さて、何故、石原選手が、石原先生と呼ばれるのか?
多くのベガサポが言っているように、ゴールだけではなく、首を回して周囲を絶えず確認、ボール際で、体を入れ替えて裏を取る。逆に、体を預けてファールを貰う。点が取れる位置への素早いポジション取り。そしてなにより激しい闘争心。
攻撃だけでなく、守備での献身。年齢を感じさせない、高いジャンプからのヘッド。
もう、何を取っても、FWに必要なものばかり。
そして試合中でも、味方とコンタクトを取るというか、ご指導w
いつの試合でしたか、蜂須賀選手のセンタリングが、ぼてぼてだったので、試合中でも、早速、指導が入っていました。グラウンダーのパスは、弾ませないことで、受け手のトラップや、ダイレクトシュートが容易になるから、というわけでしょう。
ポジション取りなど、いまCASKモスクワの西村選手も、相当参考になったのではないでしょうか。
今年は、スタメンを譲る事が多くなりましたが、石原先生が出てくると、試合が落ち着くというか、サポも選手も安心感があったような気がします。
新しい戦術への挑戦の中、苦しいシーズンが続きましたが、ゴール以外でも、もう届かないと思われるボールにも、最後まで追って、マイボールにするなど、随所で、ボールへのこだわりを見せ貰いました。
スタジアムに来て、良かったと思わせる選手。
また会える機会もあるのでは、と思いますが、ベガルタ戦以外での、大活躍をお祈りしております。