26節:ベガルタ仙台 2-2 山口、荒木、相良のゴールで一時逆転もドロー

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2025 J2 26節 8月16日(土)19時03分 ベガルタ仙台 2-2 レノファ山口FC 維新みらいふスタジアム


宮崎  小林
    (郷家)
相良     荒木
       (真瀬)
鎌田  松井
(奥山) (武田)

石井 マテウス井上 髙田
(名願)        .

守備の綻びが残念

サブは、梅田、真瀬、奥山、菅田、郷家、名願、オナイウ情滋、武田、中田。

山口は、GKニックマルスマン、DF喜岡、下堂、磯谷、MF末永、輪笠、岡庭、野寄、山本桜大、FW草野、有田。アレフフィルミーノ、河野、宮吉拓実、成岡は、ベンチスタート。

すべては夏の太陽のせい?

山口は、19時のキックオフ時でも気温が30度近くあり、試合中に足攣り選手が多数出る試合となった。

選手の疲労度を考慮したスタメンで回していたベガルタも、この試合では、暑さから、予期せぬ交代を迫られた。

試合は、山口ペースの前半はじめで先制を許しながら、すぐに荒木のヘッドで追いつき、後半へ。

後半18分には、松井に代わって入ったばかりの武田が、絶妙の浮き球クロスを、裏に抜けた相良に合わせ、キーパー出るところ、相良の技ありループで決め、逆転!

ここまでは、苦しみながらもベガルタ勝利の展開だった。


しかし、暑さによる疲労は想像以上。

苦心の交代策が、すべては嵌らなかった。

後半17分、足攣りの小林心に代わり郷家、疲労の松井に代わり武田を投入。

34分には、さらに、鎌田の足攣り?担架退場で、武田一人ボランチとなり、急遽、奥山をボランチで投入。荒木に代わり真瀬も入れた。鎌田の退場は予想外だったろう。

左SBの石井も疲れて、イエローを貰っており、逃げ切りを考えるなら、郷家をボランチにして、奥山を左SBに回し、さらに石井に代え菅田も入れて、高さのある5バックで、逃げ切り態勢にする手もあったかもしれない。たらればではあるが。


二人交代直後の36分、右から山口の岡庭のクロスを、山口の183cmの吉岡に、石井の上からヘッドで折り返され、GK林がこぼれを抑えきれず、おしこまれて痛恨の失点。2-2とされてしまった。

41分には、勝に行くために、石井に代わり、名願を投入。

奥山が左SBに回り、名願を一時ボランチというか、武田ワンボランチ、スクランブル布陣になったが、交代枠はすでに目いっぱい。


前線の出ずっぱり相良、宮崎も変えられず、ATは7分。

鎌田がいなくなり、ボールの出所も減って中々シュートまでいけない。

逆にフィルミーノに危ないシュートを連発されたがしのぐ。

最終盤、ベガルタのFKをモラエスが決め切れなかった後、山口のカウンターで、小林成豪にフリーでシュートを打たれたが、ここは林が弾き、それをヘッドした山口のシュートはバーの上で、辛くも勝ち点1は死守した。



荒木、相良に待望のゴール、今後の起爆剤に

結果としては、痛いドローだったかもしれないが、試合はまだまだあるし、直接対決をひとつひとつモノにしていけば、大混戦の上位争いの中、漁夫の利を得ることもあるだろう。

次の千葉戦を勝利すれば、2位との勝ち点は2。過去の対戦成績ばかり気にしていては、J1では戦えない。上を向いて勝ちに行こう。


そんな中で、勝利に欠かせない攻撃陣の二人、荒木、相良にいいゴールが出て、2得点は取れた。

荒木のゴールは、CKの流れから鎌田のクロスをファーで、モラエスがヘッド、それをゴール前で荒木が頭でコースを変える、見事な点。5月の藤枝戦以来、今期3点目。

相良のゴールも武田との呼吸がぴったりで、落ち着いた技ありループだったが、怪我で戦列を離れて以来、3月の大分戦以来の2ゴール目。

攻撃の核と期待された二人に、なかなかゴールが遠かったが、この厳しいチームの状況の中で、ようやく強力な武器が復活した感。

これからは、力まずに、二人本来の力で状況を打破するゴール、アシストを決めてくれると期待したい。


マテウスモラエス好調維持

高さとスピードのあるCBとして、2戦連続のスタメン、モラエス。

守備での強さだけでなく、精度が高く、強いロングフィードを左足で放てるので、これからも使われるだろう。

この試合では、高い打点を武器に、荒木のゴールにつながるヘッド、ATには、武田のFKから、あと一歩となる惜しいヘッドを放っており、攻撃面でも武器がある。

石井との連携は、まだ課題があるが、そこは練習でしやべりまくって修正してもらいたい。


左SB石井、攻撃の起点と、守備でほろ苦

石尾が怪我の中、もはや左サイドの起点として、攻撃には欠かせない選手となっている石井。

この試合でも、同点ゴールにつながるコーナーキックは、相手ゴールライン付近まで上がってのクロスで得たものだ。

宮崎、郷家の高さ、真瀬らの右サイドの攻撃を活かすにも、必要な存在。

ただ、この試合では2失点にからんでしまった。

特に、1点目では相手の動きの逆に大きく動いてしまい、楽にシュート打たせたしまった。

このあたりは、経験値と共に、十分修正できると思うので、まず守備ではステディに、攻撃では大胆に、臆することなくプレイして欲しい。

どの選手も、この期に及んで、ミスを恐れて縮こまってもしょうがない。

積極性が、チームの勝利につながる。



前半
ベガルタは4-4-2。山口は3-5-2か。

10分、ベガルタ、髙田にイエロー。

⚽17分、山口、野寄のゴールで0-1。

⚽25分、ベガルタ、荒木のヘッドで1-1。

前半のベガルタのシュートは6本、山口4本。

後半
17分、ベガルタ、小林心が足攣りで、郷家が、松井に代わり武田が入る。郷家がトップへ。

⚽18分、ベガルタ、武田の浮き球パスに相良が走り込んで、キーパーをかわすループシュート、2-1と逆転。

22分、山口、3枚代え。MF野寄に代え三沢、MF末永に代え小林成豪、FW草野に代えDF峰田が入る。

32分、山口、FW有田に代えフィルミーノ、輪笠に代え宮吉が入る。

33分、ベガルタ、石井にイエロー。

34分、ベガルタ、鎌田に代え奥山、荒木に代え真瀬が入る。

⚽36分、山口、フィルミーノのゴールで2-2。

41分、ベガルタ、石井に代え名願が入る。

41分、ベガルタ、武田にイエロー。

43分、山口、小林成豪にイエロー。

後半のシュートは、ベガルタ5本、山口8本。



シュート数: 11-12 CK: 6-5 FK: 11-15  得点:荒木駿太、相良竜之介 (山口)野寄和哉、アレフフィルミーノ  警告:髙田、石井、武田 (山口)小林成豪  主審:井上知大  入場:5,549人