2023 J2 22節 6月25日(日)18時03分 ベガルタ仙台 1-1 徳島ヴォルティス ユアスタ仙台
中島 ホヨンジュン
(山田)
氣田 郷家
(遠藤)
松下 エヴェルトン
(中山) (フォギ)
キム 菅田 若狭 小出
(蜂須賀)
小畑
ホヨンジュンが初ゴールも、後半失点、押し返せず
サブは、梅田、蜂須賀、内田、フォギーニョ、遠藤、中山、山田。
徳島は、GKスアレス、DF森昴大、石尾、安部、MF白井、西野、玄、杉本、西谷、FW柿谷、森海渡。棚橋、坪井はベンチスタート。
リーグ前半の最後で2連敗となったベガルタ仙台は、後半戦頭での勝利を目指し、ユアスタでヴォルティス徳島と対戦。
この試合からナイトゲームで、昼間は蒸し暑かった仙台でも、スタジアムの上の方では涼しい風が吹いてる。
ただ、ピッチ上の湿度は70%。互いに運動量落とさずに、ガチンコで臨んだ試合は、相当、選手も疲れたと思う。
入場は約1万人と、このところの数字に比べると少ないが、連敗から脱出を願うサポ・ファンの声はひときわ大きかった。
対戦相手の徳島は、ジーニアス柿谷と、ポイントゲッター森海渡のコンビが冴え、じわじわと順位を上げている。
ベガルタは、FWにホヨンジュンと、左SBにキムテヒョンを入れた他は、前節と同じ布陣。GK林や鎌田はこの試合もベンチ外。サブにGK梅田が初メンバー入りした。
試合は、引き付けての裏狙いや、サイドチェンジで、スペースを狙ってくる3バックの徳島に対し、ベガルタが前プレスや、ボランチの対応で対応しようとするが、振り回され、前半は、ベガルタ左を攻め上がる西野、後半は、右からドリブル無双で上がってくる西谷に、手を焼き、シュート19本を浴びた。
それでも、この日のベガルタは球際に激しく、中島や氣田が粘ってボールを奪うシーンもあった。カウンターからの連係で、前半は決定機が何度かあった。
また、最近なかったプレーとして、セットプレーでのクィックスタート、CB若狭の大胆な攻撃参加、早めのボランチのフォローなどが見られ、攻撃には改善が感じられた。
ただ、守備面では、ラインを高く上げている分、徳島のサイドアタッカーの上がり、ボールを収める柿谷の存在に、苦戦した。
しかし、28分、右サイドでワンタッチでつないだあと、松下が精度の高い縦パスをホヨンジュンに通すと、見事な切り返しから、シュート。これが決まって先制。
さらに、氣田、キムテヒョンのシュートで攻め込むが、決まらず。
逆に前半の終盤、コーナーから安部のヘッド、フリーで西野のシュートがあったが、小畑や菅田が描き出して前半は1-0で終了。
後半になると、ベガルタの右から、徳島の西谷がベガルタの二人、三人を抜いていくドリブルや、サイドチェンジで、徳島の優勢の時間が続く。
9分、その西谷にえぐりのクロスのクリアボールを、西野がシューもヒットせず。これがパスになり、ペナ内でフリーの杉本にダイレクトでたたき込まれ、1-1同点。
さらに、29分には、裏に抜けた柿谷のパスに、2列目からフリーで飛び込んだ棚橋のシュートがバー、こぼれをフリーで杉本シュートもポスト、こぼれをフリーで西野がシュートがバーの上と、3連発の危機も決まらず、魔物がちょっとだけ顔を出したユアスタ。
ベガルタの方は、後半はわずかにシュート3本。
決定機は、ほぼなかったが、DAZNにあまり映ってないシーンとして、中島の浮き球シュートの後の33分、キーパーがDFに出したパスを、山田がカットして、至近距離1対1の決定機があった。テクニシャンの山田なら、かわして決められると思ったが、キーパーにシュートをひっかけられる。
ホヨンジュンの初ゴールが生まれた一方、最近はサブ出場で、ゴールから遠ざかっている山田。さすがに力が入ったか。
チームとして、ベガルタは、守備のリスクを負いながらも、ビルドアップやゴール前での形ができてきた一方、最後のフィニッシュのところで、FW陣がまだ発火しきっておらず、たたみかけて追加点を得るには、もう一段の工夫、奮起が必要。
氣田や郷家からのクロスは何本かあって、グラウンダーにしたり、速いボールにしたりと、変化を付けてはいるのだが、ボランチの攻撃参加まではいけず、相手には守り易かったかもしれない。
尚、この試合は、レディースフェスタとあってか、山下良美主審ほか、副審の坊薗、手代木の2審判も女性というチームで裁かれた。
また、試合前に「応援アンバサダー」の就任式があり、YouTuber神堂きょうかさんと、MONKEY MAJIKが紹介され、MONKEY MAJIKは「空はまるで」を披露。
前半
3-5-2の徳島、アンカーを置いて、インサイドの杉本、玄がいやらしい動きをする。ベガルは例によって、小出片上りの4バック。
この日は、前半から飛ばし、中島や氣田が下がって守備に加勢し、ボール奪うシーンがあった。また、若狭が高い位置まで攻撃参加。
立ち上がりは、前プレスのベガルタに対し、ロングボールで裏をつく徳島。ベガルタの左サイドを西野や玄が突いてくる。
2分、徳島、西野のパスカットから、玄が切り返しからのシュート、キーパー。
4分、徳島、小出をかわして上がってのクロス、西野のシュートはキムテヒョンがブロック。
9分、徳島、森の折返しに柿谷がシュート、枠外。これで徳島が右コーナー。シュートは氣田がカット。
11分、徳島の縦1本、森が抜け出て、切り返しからの左足シュート、枠外。危ない。
13分、徳島の左コーナー。こぼれを玄がシュート、バーの上。
14分、ホヨンジュンが競り合いでファール取られるが、山下主審にはスマイルで返す。さすがヨン様?w
17分、中島が自陣にもどって厳しいチャージ、18分、徳島の西谷の方にイエロー。
18分、ベガルタ左から右サイドへ、フリーにいた小出へサイドチェンジ、通らず。
20分、ようやくベガルタ、氣田のドリブル上がりから、クロス。郷家のヘッド、枠外。
22分、小出からパスを受けた、中央の中島が、切り返しから、左足シュート、キーパー正面。
⚽28分、右サイド、小出、エヴェルトン、松下とつなぎ、松下が絶妙縦スルーパス、受けたホヨンジュンが、2回切り返しで、DFとGKを揺さぶり、ファーにシュート、決まって先制、1-0。
ホヨンジュン、19試合ぶりのスタメンで、移籍以来初ゴール。
チームとしても、推され気味の展開で、先に点が取れた。
30分、さらにベガルタ。中央で小畑がらの縦パス、エヴェルトンから氣田。さらに追い越したキムテヒョンへ。キムの横パス、ホヨンジュンが落として、フリーの氣田がシュートも、キーパー正面。いい流れ。
32分、徳島、安部にイエロー。
33分、ベガルタ、ゴール前つないで、松下からキムテヒョンへ。左足で強烈なグラウンダーのシュート、枠外。
35分、左サイド、キムからパスを受けた中島が、ためて裏への絶妙スルーパス、氣田がフリーで飛び出すが、シュートは枠外。
36分、ラインの裏にロングボール出されるが、若狭が戻ってクリア。
38分、ベガルタの若狭にイエロー。
39分、徳島が左のスルーパス。森と菅田が競り合い、ゴールライン付近で菅田が押し出す。ゴールキック。場内拍手大。
42分、徳島の左コーナー。柿谷のキックに安部のヘッド、バーの上。
44分、徳島、杉本からパスを受けた西谷が、右サイドを抜け出し、クロス。ファーでフリーの西野がシュート、GK小畑が反応、弾く。さらにこぼれを押し込まれそうになるが、菅田クリア。
追加時間、2分間。徳島が回し、ベガルタはボールが取れないが、そのまま終了。
徳島が攻勢の前半で、9本のシュートを打たれたが、何とか守り、ワンチャンスを松下、ホヨンジュンで決めて1-0で終了。
後半
後半は、ワンタッチパス、サイドチェンジで徳島がボールを回し、なかなか取れないベガルタ。
1分、左から玄のクロス、森、あと一歩。徳島がサイドチェンジで、左右に展開する。
3分、ベガルタが左コーナーを得る。中島のキックはクリアされる。
6分、ホヨンジュンからパスを受けた氣田のカットイン、さらに松下ひっかけられる。
その後、中島のトラップが大きくなるところ、ボールを取られるが、取り返す、しかしファール、
⚽10分、徳島、右サイドから西谷が柿谷とワンツー、下がって守備していたホヨンジュンをかわして、えぐってのクロス。こぼれを西野がシュートも、パスの形で、杉本へ。ペナ内フリーの杉本が、ダイレクトでシュート、1-1の同点。
前半の立ち上がりは締めたが、後半は早々に失点。
12分、さらに徳島。インサイドに入ってきた西谷が、自分で左足シュート、これは小畑がジャンプ一番セーブ。その後のコーナーもしのぐ。
14分、徳島、柿谷が裏に出すと、森が反転シュート、枠外。エヴェルトンが寄せていた。
16分、ベガルタ、疲れが見えるホヨンジュンに代わり、山田が入る。
16分、徳島、柿谷にイエロー。
17分、山田から中島とパスがつながり、裏に出た氣田が左足シュート、サイドネット。
18分、徳島、西谷がドリブルで3人かわしシュート、バーの上。ベガルタ西谷を止められない。
21分、松下の浮球に裏に抜けた山田反転もシュートは打てず。
23分、徳島、柿谷がボールを奪い、ドリブルも菅田がクリア。
25分、ベガルタ、小出に代わり蜂須賀、エヴェルトンに代わりフォギーニョが入る。
徳島は、MF玄に代わりFW坪井、FW森海渡に代え、棚橋が入る。
26分、徳島、早速、西谷からのパスを受けた坪井がシュート、これはブロック。
29分、徳島、西谷からの裏へのパスに、柿谷が抜け出し、折り返しに棚橋がフリーでシュート。これがバー!跳ね返り、フリーで杉本がシュート、今後はポスト!また跳ね返り、最後は西野がシュートも、バーの上。徳島決定機3度逃す。ベガルタの新守護神、涌谷、もとい、枠やw
32分、ようやくベガルタ、フォギーニョが飛び出してチャージ、ゴール前でボールを奪うが、氣田と重なる。氣田が右サイドに振ると、抜け出した中島がループでシュート狙うが、枠外。
直後、徳島のキーパーのパスを、山田がカット、1対1となるが、シュートをワンハンドでひっかけられ、ゴールならず。決定機。
34分、キムテヒョンが、自陣からスピードに乗ってドリブル前進、3人かわすが、止められる。
35分、氣田のドリブルをカットされ、徳島のカウンター、松下引っ張って止める。松下にイエロー。
38分、徳島、棚橋にえぐられ、菅田がぎりぎり倒して、菅田にイエロー。ペナ左横で徳島のフリーキック。これはしのぐ。
39分、氣田から中島、最後は郷家のクロス、合わず。
41分、松下に代わり中山、郷家に代わり遠藤が入る。中島がボランチに下がる。
徳島は、MF杉本に代わり児玉、MF西野に代わりDF長谷川が入る。
43分、徳島、後ろでじっくり回し、縦パス出す。
追加時間は4分間。
1分、徳島ワンツーから西谷のシュート、ブロック。
2分、遠藤が左サイドから粘りのドリブルで侵入、しかしシュートまでいけない。
3分、若狭、蜂須賀のクロスもつながらず。
4分、徳島が柿谷がカウンター、数的優位を作られるが、フォギーニョが戻ってクリア。
そのまま試合終了、1-1のドロー。
後半はかなり徳島に攻めまくられシュート10本打たれたが、1失点にとどめた。攻撃はシュート3本と、徳島を崩せなかった。
ゴールを上げるためのビルドアップ、攻撃につなげるための守備なので、決め切れるところまでいって、初めて完成。
ホヨンジュンの初ゴールをきっかけに、他のFW陣も復活を期待したい。勿論、DFでもチャンスがあればシュート打つべし。何度でも挑戦して欲しい。
さて、自分ができない事の夢を託すのが、プロスポーツとかエンタメの世界。結果は求められるし、求めないのはプロの選手に失礼である。
ただ、「競技」なので、相手との相対関係の中で、思う通りにならない事も当然ある。次の結果は求めても、今、結果が出ないからといって、誹謗中傷するのは応援ではないだろう。
シュート数:10-19 CK: 2-5 FK:16-13 得点:ホヨンジュン (徳島)杉本太郎 警告:若狭、松下、菅田 (徳島)西谷、安部、柿谷 主審:山下良美 入場:10,286人
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