第81回天皇杯全日本サッカー選手権大会


99-04 

2001年 節 期日 キックオフ 対戦相手 会 場
1回戦 11/25(日)13:00    FCプリメーロ(福島)4-0 福島あずま 

マルコス 大友
(中村伸) (光岡)
財前
(岩本)
村上 山田
千葉

賀谷渡邉リカルド ヴィエラ
前川
東北社会人リーグ1位のチーム。。村上は活躍、前川はヒマが望ましいが。だいだいその通りか。
サブは高橋範男、森、中村伸、岩本、光岡。
報道等によると、ベガルタはお疲れ気味との情報もあるが、村上は予定どおりか。得点は、前半30分財前のロング・フリーキックをヴィエラが頭でつなぎ、最後こぼれ球を期待のMF村上が押し込んで公式初得点、後半67分はマルコスのPK、ついで83分つめていたDF渡邉がきれいにキックで、さらに88分村上の左センタリングから千葉直樹がダイビングヘッドで決めた。

交代は60分財前から岩本、70分大友から光岡、84分マルコスから中村伸。
警告は賀谷。シュートは20-2、CK12-1、FK11-24。
2回戦 12/2(日)13:00     FCKYOKEN(京都)4-1 仙台スタジアム 

マルコス 大友
    (光岡)
岩本  村上
中村伸)(財前)
山田
千葉

村田渡邉リカルド ヴィエラ

前川
不調ながら大勝4-1、"デビル"村上ホーム初登場

冷え込んだ師走の仙台スタジアム。観客は1万人。場内アナウンスは昨年までの天皇杯と違い、リーグ戦と同様盛り上げてくれる。
 1回戦に続き、MF村上、GK前川が先発。サブは高橋範夫、森、中村伸、財前、光岡。
試合は、ベガルタにいまだ動きの精細なく、KYOKENの方がボールへの寄せ早い。15分くらいまで中盤でミスを重ねてはボールを奪われ、たびたび危ない場面。リカルドの寄せと相手の決定力不足に救われた。KYOKENの36番はスピードがあり欲しい選手。

 ベガルタは特に岩本が不調。まだケガが十分癒えていないのか、なんとなくのプレーが目立つ。それでも村上が動き回り岩本も放り込めるようになって、次第に攻撃もできるようになる。前半20分、村上のゴール前の飛び込みに相手DFが慌ててクリアミス、幸運な相手オウンゴールで先制。

 しかしこれで安心したのか、バラバラの攻撃が目立ち、追加点が奪えない。28分、マルコスのセンタリングからゴール前フリーの村上がボレーシュート!鮮やかに決めた!と思った瞬間オフサイド。両足でパスが出せ、ヘディングもうまい。もうちょっとスピードが欲しいところだが、楽しみな選手。デビル村上(勝手に命名)がホームでヒーローになるチャンスは次回におあずけ。

 チームもまったりやっても勝てそうだ、と思ったわけでもないだろうが、形が作れず単発の攻撃を続けているうちに、40分、KYOKEN一気の攻めから中盤の混戦、意表をついたミドルシュートを決められ同点とされる。

 後半。ようやくスピードに乗ったサイドからの攻撃が出だす。全体に動きが出たことで山田がフリーでボールを受けられるようになり、ワンタッチプレーやサイドチェンジで相手DFの裏をつけるようになる。61分、大友に代わり光岡が入ってから攻撃にバリエーションができるようになる。

 63分、その光岡がひとりで持ち込みDFを引き付けて中央のマルコスにセンタリング、一度は弾かれるが、もう一度浮かせて、これをマルコスがヘッドでねじ込んで2点目。70分、村上に代わり財前。またバリエーションが増えて、相手を霍乱できるようになる。78分、その財前が左サイドからオーバーラップしてきた村田にペナルティエリア内で、相手裏への絶妙のパス。これを村田左足インサイドで確実に決めて3点目。さらに疲れた相手に85分、光岡がまたもエリア内に切れ込んでPKを取り、これをマルコスが決め4点目。

 エンジンがかかるのがあまりにも遅いので少々心配になる内容。後半も相手カウンターから、しばしばピンチを招くなど得点ほどには、物足りない試合。これからのJ1チーム相手ではこうはいかない。コンディションを整えながら力を出していって貰いたい。
シュート、フリーキック、コーナーキックは11-12、16-37、1-7。警告はリカルド、直樹、岩本、村上

 さて山田選手は珍しくサポーターのエールにも応えていた。相変わらずボールを簡単に取られるシーンもあるが、フリーでボールを扱えれば展開を作ることもできる。故障も完全に治り、来シーズンも今年以上に動けるというなら面白いが、今年並みしか動けないなら、ベンチウォーマーでしかない。若い選手や補強選手を押しのけてレギュラーとしてやっていける闘志はあるのか。どういうプレーを見せたいのか。見せられるのか。その辺の見極めは本人しか分からない。

 PKの時、マルコスが盛んに山田にPKを蹴るように促したが、山田は「おれは後ろで役割があるから」という風に固辞して、結局マルコスが蹴ったのだが、特別な意味があったのか。山田が「チームとの話し合いはこれから」と言ったという報道もある。それなら戦力外通告は受けていないということなる。藪の中。....結局言葉の行き違いで、残留の可能性が濃厚。
3回戦 12/9(日)13:00 サンフレッチェ広島 0-1 広島スタジアム 

マルコス 大友
   (村上)
岩本 財前
    (瀬川)
 山田
千葉
村田渡邉リカルド ヴィエラ

高橋
0-1。数少ないチャンスを活かせず

茂木を取られた。後悔させられるか?どこまでスピードに対応できるか。各種情報より本日経過のみ。

 サブは、前川、森、中村伸、村上、そして瀬川。広島は藤本、久保、大木の3トップ。前半15分までは広島にミスが目立ち、やや仙台のペース。20分過ぎからはベガルタの守りを崩され、フリーを作られ、しばしばピンチ。藤本に動き回られている。範夫大活躍(ヒマな方がいいんだが)の模様。その後も広島が押し気味、相手のどフリーのシュートミスに助けられるツキもあり、そのまま前半終了。

後半、大友に代わり、村上。60分まで、両サイドから広島の攻め続く。65分久々の仙台にチャンス逃した直後、66分ついに久保からコリカで決められ0-1。その後も次々に攻められるが、72分マルコスに久々決定機、しかしキーパーにセーブされる。83分財前から瀬川。その後も広島ペースのままで、試合終了。

けっして本調子でない広島相手に、範夫などの活躍で最小失点だったものの、なかなか攻撃できなかった模様。

シュート、コーナーキック、フリーキックは2-18、5-7、19-21。警告なし。
これが現状。来シーズンまで、足りないところを補っていかねばならない。尚、京都は横浜Fマリノスに1-0で勝利している。
4回戦     12/16(日)
準々決勝: 12月24日(月・振休)
準決勝:     12月29日(土)
決 勝:     1月 1日(火・元日)
チーム強化費として「賞金」がアップしてるぞ!狙え、1億!...3回戦で終了。
また来年
獲得額 100万円

上位入賞チーム
優 勝:100,000,000円(昨年比+5,000万円)
準優勝: 50,000,000円(昨年比+2,000万円)
第 3位: 20,000,000円(昨年比+1,000万円)

 勝利チーム(次戦への準備金として)
 1・2 回戦: 500,000円
 3回戦以降:1,000,000円