第78回天皇杯

'98ブランメルとしての最後の天皇杯は、横浜マリノスを破りベスト16で終了

節 期日 キックオフ 対戦相手 会 場
1回戦 11月29日(日)13:00 韮崎アストロス(山梨) 3-2 緑が丘


阿部 平

中村 越後 斎藤克
中島  千葉直

渡辺 ドゥバ 山路

石川
NIFTY、MLの情報より。先発は平、阿部、 越後、千葉直樹、中島、中村、山路、斎藤克、ドゥバ、渡辺、石川。
32分ドゥバが1点先制。しかし、かなりチャンスを逃している。
後半早々、1点返されるも、52分、63分と、ようやくエンジンがかかったかドゥバ、平のヘッドが炸裂3-1.。しかしその後2点目を許し、勝つには勝ったが、課題を残す試合となった模様。確かにアマ相手のときは、勝ちきることも必要だろう。ともあれリーグ戦から10連勝。次に期待。

2回戦 12月6日(日)13:00 関西大学 2-1  仙台スタジアム

阿部 平
(高田)
中村 越後 斎藤克
(御厨)     
中島  千葉直

渡辺 ドゥバ 山路

石川
 ホームという事で、出先の北海道からかけつけたのが、前半20分頃。
まだ得点は0-0で両者ともミスが多く、完全な決定機はほとんどない展開。これでは、せっかく久々のホームゲームだからと集まった3000人のサポーターも不満たらたらである。とにかくブランメル、体が重く若手トリオにミス続発。
シュートチャンスすら作れないでいるうちに、30分、コーナーキックからのこぼれ球を決められ先制を許す。
だが、これで少し目が覚めたか、攻撃的な動きが出てきて、37分、ゴール右からの千葉直のフリーキックを、中島が浮かせたヘディングで決め、同点。
しかしその後も、関大の早い出足に、しばしばカウンターをくらい、あわやのシーンが続く。幸い、関大も肝心なところでミスしてくれたので、助かったが。
後半、ようやく体が暖まったか、斎藤や中島がしばしば早い上がりでチャンスを作るのだが、ラストパスが決まらず、たまにきまっても、今日動きがよくない阿部、ドゥバがゴールをはずしてしまう。
一進一退の、どっちがプロだかわからない展開であったが、試合終了直前の87分に阿部がヘッドで押し込み勝ち越し、2-1。
ようやくリードし、89分頃阿部に代わって入った高田がどフリーで、駄目押しの3点目を決めた!と思ったら、ゴールポストにころころとぶつかって、なんとボールは外へ、ああ純、今日もついてない....
それでも、なんとか関大の反撃をからくもかわして2回戦突破はした。次はマリノス戦。今日みたいな戦い方では、大恥かくぜ。もう一度修正の要あり!

3回戦 12月13日(日)13:00 横浜マリノス 1-0 三ツ沢

阿部 平
  (高田)

御厨 越後  斎藤
中島  千葉直
(瀬川)      
渡辺 ドゥバ 山路

石川
 やった!負けないブランメル12連勝。サポーターの応援と作戦の勝利か!ああ横浜に行きたかった。マリノスも城、井原、川口ほかベストメンバーだったわけだがら、言い訳なしだよ。
東北放送やマリノスページによると、圧倒的にマリノスが押し捲っていたようだが、城や安永らを厳しくチェック、石川の好セーブなどもあり、なんとか失点を抑えた模様。シュート数もブランメルの6に対し、マリノスは17。いかに厳しく攻められたかが分かる。
 猛攻に耐えた後半69分、千葉直樹から、右サイドの相手DFの裏へ走り込んだ越後へのパスが通る。ゴールライン近くまで走りこんだ越後から高田へのパス。高田が角度のないところからシュート、はじくところを瀬川がダィビングヘッドで押し込んだ。その後の相手の猛攻もドゥバを中心に集中して守りきった。(NHKローカルニュースより。7時の全国ニュースにもばっちりでました。)

 後半の高田、瀬川の同時投入による攻撃的布陣が、少ないチャンスを生かした。今までブランメルが不得意だった、守りを固めて、ワンチャンスで逆転するという、勝ち方ができた事も大きい。400人(上村氏)という現地サポーターの力もあったと思う。山形もガンバに勝った。札幌は神戸に勝った。そう、諦めない方が勝つ。また選手に教えられた。

 さあ、もう弱いから予算ださんとは言わせない。そんな事いってると選挙で落ちるよ。スポンサー希望の企業のみなさん、早いもの勝ちですぞ。それから一般ピープルは、この際、理由はなんでもいいから、ファンクラブに入ろう。
先発:GK石川研 DF山路嘉人、ドゥバイッチ、渡辺佳孝 MF御厨景、千葉直樹、中島浩司、斎藤克幸、越後和男 FW平聡、阿部良則 SUB高橋範夫、中村学、伊藤壇、高田純、瀬川誠

これがゴールなのではない。「始まり」の始まりだ。むしろ次に試合でどう戦うかで真価を問われる。もう一度無心で力を発揮して、仙台の試合に戻ってきておくれ。でもともかくブランメル、おめでとう。

4回戦 12月20日(日)13:00 サンフレッチェ広島 0-3 愛媛

阿部 平
   
越後
中島  千葉直
(瀬川)   
御厨  中村
  (高田)
渡辺 ドゥバ 山路

石川
相手も上り調子。ナビスコ杯とは訳がちがう。
先発は右のとおり。位置関係は少し違うかもしれない。sub瀬川、高田、高橋 範夫、斎藤 克、伊藤 壇
最初は激しい展開とのこと。25分、久保に失点を許す。中村負傷退場、高田イン。それにしても、MLの和田さんによると、中村の代わりにWBに回ったのが、なんと平だったそうだ。。ベンチにいた斎藤はよほど体調が悪かったのか。選手層の薄さが出てしまった模様。その後は仙台が攻め、広島が守る展開もあり、前半終了。
...というのが広島公式サイトの情報だったが、現地組の報告を見ると当り負けしてチャンスがなかなか作れなかったのが実情らしい。

後半、仙台がく攻め場面がもあるるが広島の守りはくずせない。52分、中島に代え、瀬川投入。総攻撃態勢。しかし、その後、FKからヘッドで、その直後には左サイドを破られ、またも久保にヘッドを決められたて続けに2失点。わずか2分のできごと。サイドの守り、空中戦、1点取られた後の切り替えなどの課題がでた。ま、前がかりになっているから、仕方ない面もあるかもしれないが。

12連勝の後、厳しさも知った。たしかに残念な今年最後の試合ではあったが、この悔しさこそ来年につながるはずだ。
今回も、もう一度同じ事をいう。これで終わりではない。始まりの始まりだ。来年はNational Stadiumで。
12月27日準決勝(長居)、1月1日決勝(国立)
ちなみにソニー仙台の1回戦は、アステール青森と宮城陸上競技場で