JFL98前期観戦記

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☆★☆☆★★☆★★★★☆★☆☆

節 期日 キックオフ 対戦相手 会 場
 1  4月5日(日)  13:00  大分  0-0 延長前半1-0  仙台 
故障のドゥバイッチと千葉泰は欠場。出場停止中の阿部も含め、戦力ダウンは否めない。千葉泰に代わり伊藤壇が出場。試合内容は、今日の天気のように前・後半とも、もやもやしたものだった。そんな中、相手の裏へ、カウンター、そして早めの守備と、越後一人が動き回る。それに比べ、若手の運動量、センタリングの正確さはまだまだ。前半は、両チームともシュートがほとんどないような状態。

 後半途中から瀬川登場。場内の期待感が一気に高まる。しかし、彼の足を活かすパスがなかなか出ない。瀬川も1対1をはずしたりして、とうとう延長へ。いきなりコーナーキックで攻められ、あわやVゴール負けというのを何とかしのぎ、延長前半1分カウンターから、ポルシェ瀬川が抜け出し、フリーになっていた職人越後へパス。越後がきっちりしたトラップで切り返しVゴール。 すべてを晴らしてくれた。この興奮はテレビでは味わえない。入場者数3612人。 
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 2  4月12日(日)  13:00  サガン鳥栖 0-5  鳥栖 
NIFTYはちきちさんからの情報。先発出場に根子の名前が・・・。随分久しぶりだ。サブには中村、瀬川の名前があるそうだ。前半終了間際カウンターとられて0-1。チャンスあるも決定力不足のよう。
 後半20分で0-3。今年は、先行されたときの戦い方も課題のひとつだ。ソニー仙台の初戦のように(後半3点先行され、4点取って逆転)開き直って、点を取り行けるかどうかが、シーズンを勝ち抜く決め手のひとつだと思う。負けはしかたないが、完封負けはよくない。
さて、熊本の火の国の伊達男さん より下記の観戦記を頂戴しました(一部抜粋)。どうやら前半は、攻めてはいたようですね。

 天気予報では降雨確率80パーセントであったが試合開始時の天気は曇。風は強い日だった。前半追い風。前半立ち上がりは五分五分の展開だが、身体がほぐれてきた約15分後くらいからブランメルペースだった。左右両サイドからの攻撃が機能している。中盤もワンタッチパスの繋ぎで相手を翻弄する場面が何度か見られた。完全にブランメルペース。試合の主導権は7:3でブランメルであった。かなり、決定的な場面がたくさんあった。しかし、これだけ攻めて点が取れない。サガンの堅い守りもあるが枠に行かないシュートも多かった。前半終了間際、中盤の混戦からサガンの選手が抜けだし左サイドに振られ、フリーのサガンFWに入れられ0対1で前半終了。

 後半開始後もブランメルペースで進む。攻撃の展開はいい。しかし、60分相手コーナからファーサイドの選手がゴール。またフリーで打たせ決められる。(0対2)63分あたりこのあたりからかなり強い雨が降り始める。それから5分後、混戦からまたもゴールをゆるす。(0対3)
以後プレーが雑になり、ファールが多くなる。両サイドからの攻撃も全くと言っていい程されなくなた。75分、ペナルティエリアの角あたりから中央にふられまたフリーで打たせてしまい(0対4)80分にも続け様にゴールを割られる。 後半は、試合の主導権はブランメルが4.5:サガンが5.5であった。 大量点で負けたが前半で1点取っていればこんなことはならなかったはず。勝てた試合であった。各個人的能力、展開力はブランメルの方が上だった。目に付いた選手も多くいた。(私個人では伊藤、根子、御厨が良かったと思う)去年の同カードを見た時よりブランメルの動き、試合運びは良かったと思う。「火の国の伊達男」さんより  
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 3  4月16日(木)  18:00  大宮アルディージャ  2-1  大宮 
NIFTYのはちきちさん、あおばさんによると荒れ気味の試合だった模様。
ドゥバが久々の出場。得点はいずれも後半。直樹が警告2枚で途中退場、高田をさげて、千葉泰が入り、瀬川のワントップで戦ったそうです。先発の瀬川が1点目。2点目は越後のPKとのこと。この試合も石川が好セーブを連発、3点は防いだようです。昨年の嫌な記憶、前節の暗いムードをくずしたのは、大きい。
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 4  4月19日(日)  14:00  国士舘大学 2-1  仙台 
 連勝。しかし内容は苦しみながらの勝利。今日は前節レッドの千葉直樹、怪我の越後、首のテーピングも痛々しいGK石川は出場していない。代わって千葉泰と待望の阿部が登場。キーパーは久々の高橋範夫。ドゥバが直樹の位置に入る。
 いきなり試合をぶち壊してくれたのが御厨。相手とぶつかってイエローかと思っていたら、審判に文句をいってレッド。前半20分で10人での戦いとなる。仕方なく高田を下がり目にして、瀬川をワントップしたが、効果的でなく、阿部をワントップにする。斎藤がMFに上がり、瀬川は右サイドバックへ。このチェンジが図にあたり、32分斎藤が右クロスをゴール前左で待ち構えていた阿部へ送る。阿部は肩でワントラップ、そのままシュート、ファイン・ゴール!

 後半は、阿部を残して引き気味に。プレスをしなくなったとたん、国士舘に左右から揺さぶられ、防戦一方。56分ついに同点にされる。中盤の動きが悪く、DFもスピードがない。ドゥバイッチの切れも悪い。瀬川のスピードを活かすパサーもいない。
 75分、たまりかねて、高田に代え、中村学を投入。これがあたった。今日の学は「大人」。80分学のカウンターから阿部が、後ろから上がってきた千葉泰にヘッドでパス。これをヤスが確実に蹴りこんで決勝点。阿部はキレそうになるのを、笑ってごまかし、後半はバテバテで足もつっていたようだが、何とか最後までプレーした。まだ十分ではないが良くやった方だろう。彼の高いヘディングと瀬川、学の足は今後も楽しみだ。  
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 5  4月26日(日)  13:00  大塚  0-1  香川 
NIFTYの匠さん、はちきちさんによると後半32分、斎藤のファウルがPKとなり痛い1敗。それにしても阿部が89分、暴言による一発退場とは・・・
TV報道などを見ると、千葉泰から根子へのパスなど、攻はそれなりにいい形はできていたようである。早く相手にファールを取らせるクレバーさを各選手は身につけて欲しい。いつも誰かがキレていたんでは、戦略の立てようがない。サポーターは、全ての選手のプレーしている姿が見たいのだから。  
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 6  4月29日(祝)  14:00  ヴァンフォーレ甲府 0-1  仙台 
 敗れたし、課題も多い試合だったが、選手のやる気は感じられ、動きもそんなに悪くなかった試合。ただプレーの精度が足りない。
 試合はブランメルの攻勢からスタートする。20分頃まではほとんどボールを支配していた。FWで先発出場の中村学がキーパーとの1対1を2回はずしたのが痛かった。その後も相手DF裏への飛びだしで何度かチャンスがあったものの、次第にオフサイドトラップにつかまるようになる。攻撃が縦ポンとアーリークロスばかりで、攻めてはいるのだが、だんだん甲府ペースになってくる。

 後半は、甲府がサイドチェンジで揺さぶってくる。再ドウバ、山路がヘディングなどでクリアし、千葉泰が切れ込むが、その後の攻めが淡泊。直樹が55分負傷退場し、遽根子をを投入。守りのリズムもおかしくなる。攻撃は不正確なセンタリングばかりで、相手をくずせない。とうとう70分、左右に素早く振られて、右からのダイビングヘッドされ失点。その後も益々攻撃が単調になり、85分根子に代え越後を投入。ようやく球の流れがよくなり、再三相手ゴールに攻め込むが、最後まで完全にくずせなかった。相手の頭と顔面をぶつけ、担架に寝たまま退場した千葉直樹が心配だ。 
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 7  5月3日(日)  14:00  モンテディオ山形  1-1 延長0-0 PK5-4  山形市 
 荒れ模様の予報にもかかわらず、仙台からのサポーターが大挙出陣。選手もこれに応え苦しい試合を耐え抜いてPK勝ちを拾う。ピッチは水を含んでスリッピーな上、所々芝が禿げている悪コンディション。これが仙台側に味方した。山形はいつもの早い展開ができず、マルキーニョなどの動きも良くなかった。ブランメルの決定力不足は相変わらずだが、戦う意志は感じられた。特に前節、一時意識を失う程、激しい当たりをした直樹が随所で勇気あるプレーをしていたのには感動した。
 前半、仙台は6:4 で支配されながら、要所を千葉直樹、DF陣が抑えこみ、たまの山形のヘディングシュートは悉くバーの上。0-0で後半へ。

 50分、山形のGKへのバックパスで、ラッキーな間接FKをゴール直前で貰う。これをドゥバがたたきこんで先制。この後、急に試合が動き出す。山形はさかんにDFの裏にパスを出すが、重い足場にボールを取られて決定機を次々逃す。あせりからか、1対1の場面も石川の正面にシュートするなど、次第に仙台に追風が。しかし、再三の猛攻から、ついに70分、ゴール右からFKを決められ同点。この間、学を瀬川に代え、80分頃には千葉泰を越後に代える。
 今までなら追い付かれると気落ちして、追加点を許すところだが、今日のブランメルは集中力がきれなかった。特にDF陣は素早いフォローで相手を囲み、ドリブル攻撃にはかなり対応できていたようだ。セットプレーの時が課題だが。
結局、試合は延長戦へ。今日は延長戦でもブランメルの動きは良かった。一進一退の攻防の中でワンタッチパスが出たり、不調の中島までが、動きが良くなったように見えた。PK戦は山形が1本目をはずし、仙台が越後、斎藤、伊藤、高田、ドゥバ全員が決めて勝ち点1をもぎ取った。 
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 8  5月7日(木)  19:00  本田技研 0-1  仙台 
 シュートは悉くバーの上。枠の中、いやキーパーに向かってシュートすれば、弾いたりしてチャンスになるかもしれないのに・・・。4日前の120分の疲れか、ブランメルは動きが重い。パスミスの嵐。特に中島がいけない。それでも、仕掛けが遅く、シュートミスしたりする本田のおかげで前半は五分五分。しかも44分本田のファアルで一人退場になり、有利な展開を予想させて後半へ。

 後半65分位までは、早い攻めで本田ゴールを襲うが、決定的に相手をくずせない。たまらず、中島を越後に、中を瀬川に代える。それでもパス・トラップの正確さ、ボールの周囲の動きは10人の本田の方がいい。カウンタ狙い本田の守りにブランメルは焦りが出始め、イージミスの連発。つったっている選手が目立つ。70分頃からは、ここ試合の課題(ボールを逆サイドに散らせない、伊藤が自分で行きすぎる、シュートは全部ふかす、御厨サイドを攻められる)がすべて吹きだし、終盤は攻め込まれ、DFの集中が切れた89分、左サイドの角度のないところからファインゴールを決められる。
 選手は確かに疲れているだろう。でも休んでいるひまはない。課題を一つでもクリアして10日のフロンターレ戦に臨んでほしい。 
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 9  5月10日(日)  14:00  川崎フロンターレ 0-2  等々力 
 懸命に守った。選手は疲れのピークの中で、良くやった。しかしこの得点差が今のブランメルの実力だ。
今日は高田と伊藤の2トップ、越後が先発出場し、勝ちに行こうという姿勢は感じられたのだが...。
 
 試合は始めから川崎の攻撃をブランメルがなんとか凌ぐ展開。開始早々3分で千葉泰が負傷(肩脱臼)で退場、急遽瀬川が入る。今日久々先発の渡辺や山路がバルディネイのシュートの前に体を張り、石川が懸命のセービングでゴールを死守する、そんなシーンの連続。DFとしてはよく2点で抑えたといっていい。川崎の猛攻の合間に何回かカウンターを仕掛けるが、球離れが悪かったり、パスの精度が悪かったりで、なかなかシュートまで行けない。

 それでも、前半は伊藤が2本ばかり枠に行くシュートを放った。また瀬川にGKと1対1のチャンスがあったが惜しくも弾かれる。逆に28分、右サイドからふわりと上げられたセンタリングが、そのままファーサイドのネットを揺らし、先制を許す。これで少しがっくりきたようだ。ブランメルの足が動かなくなる。
 
 後半も一方的に攻められるが、70分から80分にかけては積極的なプレスをかけて、何度か川崎のボールを奪った。一度はカウンターから、瀬川がフリーになったが、シュートはヒットせず。終盤にかけては川崎にボールを回されて、手も足も出ず。途中、攻撃的にするため、渡辺に代えるのが、不調の中島であるところにブランメルの苦しさがある。80分頃にはバルディネイに2点目をねじ込まれ。ジ・エンド。今のブランメルでは、少ないチャンスでもきっちりゴールを決められる男、あの坊主頭に期待するしかない。(番外)御厨おっかけコギャルが20人くらいいたぞー。 
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 10  5月17日(日)  14:00  東京ガス 0-3  仙台 
待望の阿部が出場。今季最多の5550人の観客、緑一色計画にに意地を見せて欲しかったが...。
  試合開始数分は、阿部の積極的なシュートなど、ひょっとしたらという希望を抱かせてくれたが。4分にペナルティエリア付近でぽっかりDFの穴あき、きっちり決められ先制を許す。これでブランメルは浮足立った。急に足が動かなくなり、パスミスのオンパレード。ボールを取っても、スペースへのパスが出せない。それだけ、ガスの守りが早いということか。その後もDFの裏を易々と抜かれ、25分、43分と完璧に崩されての失点。前半で0-3となってしまった。オフサイドトラップで上げたDFラインの裏に走りこまれると、ついていけないし、中盤でのルーズボールはことごとく囲まれて支配される。

 後半も疲れたのか、相手のスピードについていけない。ドゥバに代え、渡辺を入れ、55分頃には高田に代え、瀬川を投入するが、彼を活かす有効なスペースに向けてのパスを出せない。逆にカウンターから1対1の場面を何度作られ、なんとか石川がセーブ。試合終了間際、伊藤に代え中村を投入するが、東京ガスの無理しない作戦になすすべもなく試合終了。
 阿部の復帰で攻めの起点が増えたが、彼のキレもいまいち。現状ではベストメンバーがベストコンディションでないと、上位には勝てない。特に中島の不調が目につく。千葉泰の復帰、本明のカムバック、そして山中や松村の起用はいつ?  
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 11  7月18日(土)  14:00  アルビレックス新潟 0-2  仙台 
スタジアムにやませが吹いている。不完全燃焼。連携プレーがズタズタでいいところなく敗れた。実力差はさほどないと思われるのに、一瞬の集中力の差があった。失点はいずれもバックライン付近でのミスをつかれて、イグナスと石川が1対1になってしまところから、フィニッシュされた(前半20分、47分)。DF同士の連携、DFとFWの連携が見るも無残だった。キャンプまでして練習しているはずなのに、味方同士ピッチ上で怒鳴りあってる。また、シュートが少ない上に、チョロが多かった。

 今日の試合を底として、もう一度連携プレーを再確認して欲しい。スペースを作るための動きが欲しい。それにしても、調子がいいとは思われない根子が御厨の代わりに出ていたのは怪我のせい?後半80分に高田に代え瀬川、85分には根子に代え御厨を出したが、すでに戦闘意欲が衰えた後だった。次の試合も危ない。選手もベンチもサポーターも諦めるのではなく、勝ちに行く試合しなければ。

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 12  7月23日(木)  19:00  ソニー仙台 2V-1  仙台 
 いれる、スネる、決める。今日の阿部は、まったく良くも悪くも彼らしかった。ソニーは現在最下位とはいえ、得点力のあるチーム。先制されるといやなムードだったが、なんとか阿部が先制し、後半追い付かれ、延長戦となるが、最後は阿部のVゴールで何とか逃げ切った。

 試合開始からブランメルがボールキープするが、なかなかシュートまでいけない。お互い決定機を数回ずつ逃して、あとは中盤でのボールの奪い合い。高田に代わり久々先発の平にポストプレーをやらせ、中村や中島などが激しくポジションチェンジ。久々の大観衆のせいか、いつもより運動量は多い。ソニーのチェックもきつくなかったので、左右両サイドも使えた。しかしソニーもフィニッシュまではさせてくれない。もやもやした展開の中、前半終了間際の45分、阿部がペナルティ・エリア後方からのパスをゴールエリアで受け、体を倒してのハーフ・ボレーシュート。久々のゴール!やっぱりつぼは逃さない。1対0。

 後半になると、ソニーが、早い展開からしばしばブランメルゴールを脅かすようになる。サイドが上がった後のカバーが遅れたりしている内に、放りこまれ失点、1対1。これで阿部がきれる。キックオフもしようとしない。イケマセン。けがの平が瀬川と交代して、流れをかえようとするが、なかなかシュートまでいけない。セットプレーが全然きまらない。後半終了間際、根子に代え、御厨を出す。彼の方がパスは正確だが、厳しい守備ができないのは同じ。左サイドをからチャンスを作られる。
 延長になって、運動量の落ちた越後に代え、高田を出しトップへ。阿部は下がり気味。延長になってからは、攻めの気持ちでブランメルがやや上回った。ソニーのボールをどんどん取りに行く。珍しく阿部も走る。延長前半10分頃、一瞬シュートコースが空いたところを阿部がハーフスピードのロングシュート。ボールはゆるく曲がりながらゴールに吸い込まれ、ゴールデンゴール。すぐ熱くなるが、美しいシュートも決めてくれるのが阿部だ。9600人の入場。やっぱり大観衆の波動は気持ちいい。
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 13  7月26日(日)  13:00  水戸ホーリーホック 1-2  笠松 
久々の連勝のはずが......上村さんの情報によると、前半14分に竹村に先制され、後半早々48分ドゥバの得点で追い付いたものの、74分に突き放された。水戸の三浦監督は、昨年まではブランメルのコーチ・監督。弱点は知り抜いていたか。
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 14  8月2日(日)  18:00  デンソー 4-2  刈谷 
 NIFTYによると、前半5分に越後が先制、その後越後と阿部が1点ずつ得点し、前半で3-0とリード。後半、2点返されたが、平がさらに追加点をあげ結局4-2で勝利。
どうやら3バックになって、不調の中島に代わり、伊藤壇が入り、ソニー戦から好調のきざしが出てきた平が3戦連続先発、とにかく阿部以外のFWでは久々の得点したのが大きい。

 上村さんによると、前半の風上を生かして一気に攻めた模様。後半はかなりイエローの出る荒れた展開だったようだ。ブランメルの警告は御厨、平と千葉直樹。次は久々の連勝を地元ファンの前で見せてほしい。
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 15  8月9日(日)  15:00  ジャトコ  6-1  仙台 
 久々の晴れ間、チェアガールが舞い、今日はブランメル祭。ホームゲームでこんな大勝を見たのは初めてのような気がする。今日のフォーメーションは、前回からの3バックに、直樹と伊藤壇が守備的MF。攻撃的になった両サイドが斎藤と中村学。そして越後がいてツートップが平と阿部。守備の負担が減った斎藤や学が面白いようにパスを前線に送り、それを阿部と平がうまくポジション取りしての得点ラッシュ。ジャトコは時々鋭いパス回しやロングシュートで攻めてくるが、決め手に欠け、DFラインが簡単に崩せた。

 得点は多すぎてわけが分からなくなったが、1点目:18分カウンターから左サイドの阿部が相手の裏に抜け出し、ゴール正面の平が囮になったところで、楽楽シュート。2点目:25分、ペナルティエリア後方右斎藤から、ゴール左奥で待ち構えている阿部に美しいセンタリング。ヘッドできれいーに阿部が決めた。3点目:28分、ゴール左サイドの平から、逆サイドの阿部へ見事なパス、どフリーの阿部、楽楽ハットトリック達成。前半で3-0となり、守備が時々ゴール前でごちゃごちゃして危険なシーンがあったものの、後は余裕の展開。

 後半1点返され、57分には越後、阿部、平で小さくパスを回し、最後はフリーになった平が得点、4点目。70分、交代直前の越後が持ち込んで、最後はフリーの伊藤壇へエンジェルパス、壇が真ん中からゴール、5点目。この直後、越後と阿部が中島と瀬川に代わり、なんとキャプテンは平。戦意を喪失したジャトコに対し、中島が鋭くパスをカット、自らドリブルして持ち込むなどやりたい放題。最後は高田純が中村に代わり入るが、彼だけがまだついていない。88分、相手DFを振り切った瀬川がフリーになり、真ん中からあっさり決め、6点目。
課題がないわけではないが、今日だけは素直に喜んでしまおう。
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7勝8敗勝ち点17 11位で前節終了