98年3月対浦和チャレンジマッチ

3月8日(日)13:00 対浦和チャレンジマッチ 仙台スタジアム 8281人
 スコアは0-2。日陰には、昨日降った雪が残り、気温7、8度のスタンドは陽がかげると寒い。それでも8000人を超すファンが集まってくれたのはありがたい。
 浦和は、福田や岡野は出ていないものの、話題のルーキー小野が出場、まだ鋭さはないが、基本はしっかりしているので、プロらしく見えた。 eleven
 さて、わがブランメルの方は、開始早々からボールを支配され、防戦一方。ペナルティエリア付近でボールを回され、フリーでシュートを打たせてしまうのを、石川のファインセーブでなんとか凌ぐ展開。やはりドゥバイッチがいないのは痛い。特に右サイドは、ベギリスタインが斎藤を簡単にはずして、自由に動き回る。26分、89分の失点はいずれもこの外国人にやられた格好。

 前半20分で阿部がレッドで退場、その後10人で試合したことを考えると、それなりにふんばった方かもしれない。しかし、Jとのスピードの差、ボールへの執着心の差は歴然。身体能力はともかくハートだけは負けてほしくない。特に中島は調整不足だし、千葉直の、安易にバックパスする癖は早く直してもらいたい。阿部がバックチャージに怒る気持ちも分かるが、みんな君を見に来ているのだから、キレるのはドリブルだけにしてもらいたい。リーグが開幕したら、標的にされるのはわかっている。こっちが先にキレちゃ損だ。相手にレッドをとらせなきゃ。
 収穫は、後半出場した突貫小僧、瀬川。サイドをかけあがるスピード、ボールへの執着心、いいね!今日で君のファンが7千人位増えたと思うよ。