このブログともうひとつをMovable Type 4のバージョン4.01から4.1にアップしました。
管理画面回りが軽くなったと実感できます。テンプレート関係のリンクも使いやすくなったような気がします。新機能は使ってませんが、余裕ができたらぼつぼつと。ウィジェット関係は差し替えないといけいなのもある模様。
最初に、アップグレード画面で「Professional Packがインストールされていません」というメッセージが出てましたが、後でログを見るとインストールされていました。
今度の4.1バージョンではWindows live Writerでの投稿に対応したようですが、タグを増やすのがいやなので、IBMホームページ・ビルダー12 [発売記念通常]のブログ機能を使ってみたところ、250件ある別ブログのエントリーも取得でき、このエントリーもビルダーを使ってアップしてみました。ビルダーでは、「追記」や「タグ」には対応してませんが、今度はソース編集もできるようになったので、まあまあでは。
尚、ソフトからの投稿に必要なMovableType側のAPI用パスワードは、「プロフィール」欄にあります。以前は「ブログの設定」メニューにあったような気がして、探しました。
ちなみにビルダーとseesaaの場合、サーバー上の100記事までしか取得できませんでした。seesaa側の制限かもしれませんね。
タグ「MT」が付けられているもの
Movable Type 3から4へそのままテンプレートを引き継いだ、もう一個のブログの方を、携帯対応にしようと、いろいろやっていました。
MTの携帯対応といえば、太鉄さんのMT4iというPerlのスクリプトをインストールし、データベースから直接、動的にページを吐き出すのが常道のよう。再構築も不要だし。しかもMovable Type4.01に対応したMT4iバージョン3.0のβ3版では、テンプレート、キャッシュ機能の採用や、グーグルのモバイルAdsenseにも対応している、というではありませんか。素晴らしい。早速テストしてみたら、概ね良好。
ところが、本人談では、データべースとのやり取りの中で、サーバーに高負荷を与えるところがあって、まだ検討の余地ありということでした。この問題がすっきりして、正式版が出たら移行させたいと思っています。
ということで、暫定で表示オンリーに絞って、地道というか、アーカイブマッピング機能の利用(この説明は3.3時代のもの)で、ひとつの記事から、携帯用にもうひとつのページを書き出す、ということにしました。
モバイル用のテンプレートを最小限作って、PHPファイルを書き出します。PC用のページと記事の数だけダブリますが、仕方ない。元データは以前のPHP化の中で、本文を書き出してあるので、インクルードして読み込みます。
その際、取り込んだファイルの、文字コードをUTF-8からShift-JISに変換する方法が、ずーと分かりませんでした。普通に本文が書き出してあれば簡単なんでしょうが。が、なんとか解決。その後は、strip_tags関数で、改行とか文字色以外のHTMLタグを無効化するなどの処理をして、一応完成。テンプレートを増やすのが面倒なのと、スパム管理が面倒なので、コメントやトラックバックは非表示と割り切りました。
エントリーが増えるたびにファイルがダブっていくのは、ナニですが、PHP化を徹底しているので、今のところ再構築が激重にはなっていません。まあ、静的ファイルでもアクセス増加対応と考えるとは、これはこれでいいのかと。
小粋空間さんのブログで、Movable Type 3から4へのアップグレードをする時の注意点をまとめられています。
中でも、エクスポートしたデータ経由で移行しようする方は、手順をふまないと、前とは同じにはならないようですので、要注意。
自分は、もう一個のブログをPHP化していて、オリジナルのテンプレートだらけなので、データベースごと、エイヤとやってしまって、何とかなりましたが、危ないですよね。。。当然、4の複雑なテンプレート構造に合わせての修正は、部分的にしかやっていません。
そういえば、昨日、Style Catcherでこのブログのデザインを着せ替えようとして、表示ブログを確認せずに、間違って、もう一個のブログの方のCSSを変えてしまいました。
バージョン3のCSSをそのまま使っており、バックアップファイルが手元になかったので、一瞬青くなりましたが、Template Backup and Refresh プラグインのおかげで、システムで、バックアップが自動的に出来ていましたので、助かりました。
こんな、とんまな人はいないと思いますが、複数ブログを運営している時は、自分がいま、どのブログ上で作業しようとしているか、良く確認しましょう(笑)
今度のMovable Type 4では、標準でapp feed liteプラグインがありますので、最低限、一行のMTタグだけでもサイドバーなどに表示可能です。 ただし、再構築しないと更新されません。(⇒常に最新にしたい時はこちら)
これまでは、他社製のブログパーツを使ったり、英語に強い方は英文のプラグイン集を漁って、さっくりと設置された方も多いのでしょうが、簡単にかつ、自分なりのRSSファイルを設置したいと思っても、シックスアパートの日本語ブラグイン集には、それらしいものがありませんでしたので、これは便利になりました。
さて、具体的には、MTFeedIncludeタグを使って、uriと表示数を指定、サイドバーのテンプレートに設置すれば、一行だけで、このように展開され、簡単に表示できます。
(下記のMTIfの囲みは、トップページだけで表示する指定です。記事ページ全部に出すと重くなりそうだし。。)
<MTIf name="main_index">
<$MTFeedInclude uri="http://www.mavoi.com/stranger/index.rdf" lastn="5"$>
</MTIf>
しかし、上記の設定では、最低限の表示はされますが、ウィジェットのスタイルとは、合わないので、ウィジェットのスタイルにあわせた細かい指定に変えます。
<MTIf name="main_index">
<MTFeed uri="http://www.mavoi.com/stranger/index.rdf">
<div class="widget-folders widget">
<h3 class="widget-header"><$MTFeedTitle trim_to="18"$></h3>
<div class="widget-content">
<ul><MTFeedEntries lastn="5">
<li><a href="<$MTFeedEntryLink encode_html="1"$>" target="_new"><$MTFeedEntryTitle$></a></li>
</MTFeedEntries>
</ul>
</div>
</div>
</MTFeed>
</MTIf>
この中で、uriでRSSのアドレスを指定、trim_toはRSSタイトルの文字数を制限するオプション、lastnで表示件数を指定します。また、リスト表示の<ul>については、スタイルシートでmargin、paddingを調整しています。
尚、必要なFeed関連タグについては、こちらを見て下さい。
●サイドバーをすっきりと
Movable Type 4のデフォルトのサイドバーには、各ページに、「このブログ記事ついて」、「このアーカイブについて」、「このページについて」というタイトルの、ナビゲーション用のリンクが、文章化された形で、表示されていますよね。
しかし、これがうっとうしい。。。多数の書き手のよるブログの場合には、誰それが、いつ書いたということも重要なのでしょうが、個人では不要。また、ナビリンクについても、前のカテゴリ、次ぎのカテゴリと移動して見るひとは稀かと思われます。(カテゴリリンク集は別途ある訳だし)
そこで、この部分をばっさりとサイドバーから削除。バックアップを取ってからですよ。
「テンプレート」→「テンプレートモジュール」→「サイドバー(3カラム)」を呼び出して、上部の
<MTIf name="main_index">
・・この間を削除(かなり行数あります)・・・
</MTIf>
例えば、「ファイルアップロード」を使った左の写真の画像リストが、左サイドバーのウィジェットの"Photos"に出ていますが、同じアップの仕方だと、左サイドバー下にある「手」の画像も、Photosにリストされてしまうということです。⇒トップページで見る。
サイドバー・テンプレートに設定済みの、Widgetの「フォト」が連動して機能するみたいですね。
サイドバーの画像リストに出したくない画像ファイルは、通常のFTPソフトを使ってアップロードを。
勿論、Widgetタグをはずしてしまう手もあるでしょうが、記事画像がないときは、表示されないwidgetなので、はずすまでもないかと。
もうひとつのブログの方でやってみた、MovableType3.35から4へのアップグレードの備忘録。旧テンプレートがそのまま持ち越され、新しいタグやテンプレートはすくに適用できないですが、入力関係は改善され、変更部分が少ないのが楽。
やり方としては、小粋空間さんの説明や、本家マニュアルにもある通り、まずはバックアップして、mt-config.cgiを、新バージョンに持ちこす、というのが基本。ただし、
事前の準備として、
【プラグイン】
プラグインを使っている人は、それぞれ4でも使えるか確認しておいた方がいいですね。再構築でエラーが出たりします。
当然、アップグレードする前に、旧プラグイン本体や関係するタグは、はずしておく。これが中途半端だったので苦労しました。
以外にそのまま使えるものも多いですが、管理画面周りのものは、基本的に差し替える必要があるそうです。
【当方でエラーが出たMTタグ】
もともと当方が、安易なコピペで間違った使い方をしていたのかもしれませんが、
- PHP化の本文モジュールを呼び込むところで、日付の指定にMTArchiveDateを使っていたのが再構築時にエラー。
「日付のコンテキストがエラー」というメッセージで困りましたが、藤本さんの以前のカスタマイズの本を見直したら、MTEntryDateを使っていたので、差し替えるとうまくいきました。3.35では問題なかったのですが。 - アーカイブリストのページでMTArchiveListで、MTEntries を囲んでいた部分が、ループになって、やたら再構築に時間がかかっていました。MTArchiveListを削除。新バージョンで、インデックスの再構築が以前より、めっさ遅いという方は、このあたりをチェックしてみては。しかし、これも3.35では問題なく出力できていたわけで。。。
そして、新しいバージョンへのアップ後の作業として、
【コメント関連テンプレートの変更】
これまた小粋空間さんの情報にお世話になりました。仕様が変わっているので、ログイン機能やCAPTCYAに対応させ、セキュリティ機能を使うには、本家マニュアルが不十分な現在、この情報なしにはうまくいかなかったでしょう。
エントリーアーカイブと、コメントプレビューのテンプレートを修正していきます。少し手間がかかりますが、ひとつひとつやれば、問題はありません。これで以前のブログのコメント関連が新バージョンに対応します。
このブログは、まつざきの個人的なブログです。マヴォイとしては2番目のブログで、サッカー以外の雑多なことを、MT4の勉強もかねて、仕様をあまり変えずに書いていきたいと思っています。。。といっていながら、カスタマイズしないと気になる点ばかり。。
備忘録にメモりながら、ぐだぐだと変えてます、結局。
せっかくトラックバック、コメントを頂いても、反応は遅くなるときが多いと思います。また、内容がスパムや不適切と当方で独自に判断した場合は、アク禁になったり、遡っても削除させていただく場合があります。悪しからず。
尚、なぜ、サッカー以外と断るかは、「ベガルタ・マヴォイ」の方を見ていただければと。メールは へ