2026/27 WEリーグ 01節 8月23日(日)18:04 マイナビ仙台レディース 2-1 AC長野パルセイロ・レディース ユアテックスタジアム仙台
津田
(篠田→中野)
遠藤 矢形
(松井)
太田 菊地
(柴田)
井上
にいな西野 三浦 安倍
清水
GK清水は好セーブ連発で勝利に貢献
サブは、横堀、松永、篠田、柴田(特指)、中野、藤﨑、松井。
AC長野Lは、GK垣内、DF鈴木こなつ、橘、奥川、塚崎、MF三谷、筬島、常田、知久、塩谷、FW吉野。濱田、松岡、松浦、久保田は、ベンチスタート。

開幕戦、ホームで勝ち切る
池田新監督のマイナビ仙台レディースの初戦は、ホームでAC長野パルセイロ・レディースと対戦。
ユアスタ仙台は、 気温25.8℃、スタンドで見る分には涼しい風が吹いていたが、 湿度は79%あり、ピッチレベルはかなり蒸し暑いコンディション。
さらに、梅雨空のような、どんよりした天気が一か月続いたせいか、ピッチはかなり傷んでおり、トラップには気を遣う感じ。
もっとも、長野の選手の中には、ゴール前で、バウンドしたボールを空振りする選手がおり、助かった面もある。
試合は、マイナビ仙台が、怪我から復帰の菊地以外は、ほぼ前期と同じメンバー・システムで臨み、いい流れの前半早々に、遠藤ゆめのゴールで先制。さらに、津田のポスト直撃のシュートもあった。
その後、次第に、長野にボールを持たれるようになり、CK6本を献上。前半終了直前には、クリアミスを突かれて1-1同点とされる。
しかし、後半から津田に代わり、矢形をワントップ。
さらに、柴田、篠田を投入。恐らく、遠藤封じで、攻められ続けていた左サイドには、フレッシュな篠田を、柴田はIHに置いて攻守に走らせる。遠藤は右に回る、
マイナビ仙台は、高い位置のプレスを復活させると、9分、篠田のスルーパスに、矢形がペナ内にフリーで侵入、キーパーのファールを誘ってPKゲット。これを矢形が落ち着いて決め、2-1と勝ち越し。
その後の長野の反撃も、GK清水のファインセーブ連発や全員守備で凌ぎ、初戦を勝利で飾った。
遠藤ゆめ、矢形と、主力の得点に加え、菊地や柴田という収穫もあり、上々のスタート。

新10番ゆめの先制ゴール
去年から、フィジカル強化により、簡単にはボールを奪われず、左サイドでのドリブルからのクロス、セットプレーのキッカー、そしてシュートと、攻撃の主力になっていた、新10番の遠藤ゆめが、前半9分で、いきなりのゴール。
これは、ファン・サポにとっても最高のゴール!
両足使うドリブル、キックも両足使えるが、シュートは、カットインからの右足のパターンが多い遠藤ゆめだが、ここでは、相手に読む時間を与えず、太田からのスルーパスを受けると、少し流して、左足での素早いミドル。
これが、ゴールネットのファーサイドに決まって、ゴール!
多賀城出身、アカデミー育ちで、10番の意味を知ってる選手。
これからも、大いに点に絡み、自分でも決めていって欲しい。
矢形はPKで勝ち越し弾
前半終了間際で同点とされ、後半からは、津田に代わりワントップに入った矢形。
裏抜けや、前からプレスでチームの流れを引き戻すと、後半9分、左サイド篠田のスルーパスに抜け出し、フリーでペナ内へ。
キーパーが飛び出て倒され、PKゲット。
篠田のパスの精度も高かった。
PKは迷いなく、キーパーの逆をつくシュートで決め、2-1と勝ち越し。
矢形は、前期、リーグ序盤で4点とりながら、後半戦は守備やアシストの役割が多く、このPKは2025年11月以来、久しぶりの得点となった。
しかも、WEリーグ100試合出場記念で、ホームの今期初戦。持ってる選手。
また、この試合でも、津田のポスト直撃シュートにつながるスルーパス、自陣で相手から競ってボールを奪う守備、後半ワントップでの裏抜けと、攻守に活躍。
早々に点を取ったので、少し力を抜いて、らしいゴールを決めていけると思う。
山口新体制、システムはこれまでと同じ
この試合、昨期からの4バックに、井上アンカー、IHには太田と菊地、左WGに遠藤ゆめ、右WGに矢形、ワントップ津田と、菊地以外は、同じシステム、同じメンバーのスタメンだった。
起用法としては、前半1-0の後、遠藤ゆめのいる左サイドを、徹底的に攻められ、同点とされたので、後半は篠田を左に入れ遠藤ゆめを右に回した。
さらに、矢形をワントップに持って来て、フレッシュなメンバーと共に、前からのプレスを復活させた。すると後半9分、篠田のパスから、裏抜け得意の矢形がPKゲットして勝ち越した。
終盤には、松井や中野も投入して守備固めと時間使い。
若手のメンバーも増えたこともあるが、思い切って変えるのに躊躇しない方針のようだ。
尚、藤﨑は、新潟L戦に向け、隠したと見るw
菊地が復活
大西が抜け、江崎は怪我上がりで、IHやWGの右がどうなるかと思っていたら、スタメンのIHは菊地。
体は一回り大きくなり、去年のおっかなびっくりの状態から、かつての力強い動き出しも戻ってきた。
前半序盤はかなり動けていたので、スタミナがついてきたら、試合に出る時間も長くなり、連携も高まるだろう。
ライバルも多いが、切磋琢磨して、U-17の頃のような、「重戦車ドリブル」の復活をみたい。
特指柴田は収穫、今後に期待、早く内定をw
試合前のシュート練習から、確率高く枠内に決めていて、注目していたのが、日大3年で特別指定の柴田。
日大でも大学リーグ戦フル出場中の主力のFWで、9月から関東大学リーグが再開になるので、使うとしたらこの試合という事だったのかもしれない。
早速、後半からトップ下で出場、WEリーグ初出場とは思えない落ち着いたプレーで、ボールに多くからみ存在感を見せた。
如何にもバネがある動きで、肩幅もあってフィジカルも強そう。
ハイボールを、ヘッドで、離れた館矢形にヘッドで丁寧につないだり、動き出しやプレスバックのスピードもある。
この試合では、つなぎ役と守備が多く、残念ながらシュートは見られなかったが、大学リーグでは点も取ってきている選手なので、今後が楽しみ。
3年だけど、プロ契約して欲しいw
まあ、日大さんの事情もあるので、9月以降は、大学リーグ優先になるのか?機を見て、WEリーグでも使って欲しい。
得点後のボール保持は宿題
ホームで初戦勝利、勝ち点3で、この試合については十分な結果。
なのだが、シュート10本、コーナー10本を与え、得点後のボール保持の時間が、短かった点は、今後に向けて修正点。
タイトルを目指す上では、得点後の、行く行かない、選手間の距離感、二人で囲まれたアンカーのフォロー、攻められたサイドへのサポートなど、さらに詰める必要はありそう。
相手の決定力もそう高くないところから、割り切りのクリアという事だったかもしれないが、コーナー後のセカンドがクリア一辺倒になり、連続攻撃を許すところは、タイトルを目指す上では、改善する必要があり。
長野もキープ力やプレスの厳しさもあり、マイナビ仙台側が、じれてロングパスになり、精度を欠いて奪われるという時間帯もあり、慌てずにつないでコンパクトに攻める時間も、もう少し織り交ぜたい。
さて、9月は、ワントップ津田がU-20女子W杯で不在になるので、今日は隠した藤﨑や松井がワントップになるのか、慣れている矢形でいくのか分からないが、新戦力が既存の選手と絡んで、リズム良くつないで攻め上がれるようになれれば。


<<試合経過>>
前半
マイナビ仙台は、4-1-2-3、AC長野Lは4-4-2。
9分 仙台 得点 ⚽遠藤 太田のスルーパスを受けた遠藤が、左に流れながら、左足で決める。
AT2分 長野 得点 ⚽塩谷 左スローインから、降り替えされたクロスを二人がクリアし切れず、相手の前にころがりシュートを打たれる。清水弾くが、こぼれをファーでフリーの塩谷に押し込まれた。
前半、マイナビ仙台のシュートは5本、AC長野Lは4本。
後半
仙台 交代 津田→篠田、菊地→柴田
矢形がワントップ、柴田はIH、遠藤ゆめが右WGに回り、左は篠田。
長野 交代 塚崎→久保田
1分 仙台 警告 井上
9分 仙台 得点 ⚽矢形(PK)
25分 長野 交代 知久→松浦
40分 長野 交代 三谷→濱田
43分 長野 交代 常田→松岡
45分 仙台 交代 矢形→松井
AT4分 仙台 交代 篠田→中野
後半、マイナビ仙台、AC長野Lは、共に6本。
シュート数: 11-10 CK:5-10 FK:5-5 得点:遠藤ゆめ、矢形海優(PK) (AC長野L)塩谷 警告:井上 主審:荒川里実 入場:1,260人