なでしこカップ01節対神戸0-2、内容向上も決定力の差出る

なでしこリーグカップ2013 Aグループ 第1節 2013年5月25日(土)13:00 ベガルタ仙台レディース0-2INAC神戸レオネッサ ノエスタ



伊藤 川島

高良 安本
    (井上)
上辻 高橋
(成宮)
佐々木長船下小鶴中村
(田原)       (山本)
齋田
サブは、斉藤、山本、田原、成宮、井上。

神戸は高瀬、ゴーベルヤネズの2トップ。川澄、澤、チソヨンが先発。田中陽子、道上はベンチスタート。怪我を乗り越えた田原が1年ぶりにベンチ入り。観客3278人。ベガサポ15名くらい。

ベガルタは小野も怪我で、19歳川島はるなをFWで、キーパーにはフットサル日本代表から帰ってきた齋田をいずれも今季初先発で起用。共に落ち着いたプレーぶりだった。

試合は、リーグ戦より寄せを厳しくして、キープされてもシュートまで打たせない展開。時折カウンターでチャンスも作るが、ひっかかる芝にシュートを打ち切れず。

膠着状態でベガルタとしては上々かと思われたが、40分、攻めこんだ後のカウンターで裏を川澄に抜けられ、中村の背後から入ってきた高瀬にフリーでボレーを決められて先制を許す。

それでも、今日のベガルタは失速せずに落ち着いてプレーできていたが、チャンスでのシュートがヒットしない。

後半、疲れが見えてくると、ポストプレーから再三チャンスを作られ、防戦一方となる。それでも最後に体を寄せなんとかしのぐ。しかし、16分にまたまた、川澄からチソヨンにパスを通され、うまくキープされて2点目を許す。

その後はベガルタも積極的にカウンターを狙うが、守りを固めた神戸に弾かれる。43分、フリーキックからヘッドですらし、最後はフリーで下小鶴が飛び込むが、一歩及ばす、チャンスを逃す。

結局0-2で敗戦。しかし、リーグ戦の大敗からは、守りの向上やチャンスメークで修正のあとが見えた。若手も万遍なく使うことができ、経験値を上げた。川島は、かなりいけそう。残念な結果ではあるが、敗戦を次に生かして、次の対戦でリベンジを果たしてほしい。

シュート数:6-13、CK:1-6、FK:12-11 得点: (神戸)高瀬、チソヨン  警告:なし主審:竹下 聖