ナビスコ5節対広島、3-1太田2アシスト中原2点、ウイルソンで逆転勝利

ナビスコ杯2012 第5節 6月6日(水)19:00 ベガルタ仙台3-1サンフレッチェ広島 広島ビ



中原 赤嶺
  (ウイルソン)
梁  武藤
  
奥埜 富田
(太田)    
朴 角田 渡辺 菅井
(内山)
サブは、桜井、内山、原田、松下、柳沢、太田、ウイルソン。広島は、佐藤寿人、高萩の2トップ。石原、森崎和幸、水本先発。平繁る、ミキッチ、中島はベンチ。

前半からベガルタがボールを支配し、シュートするも枠に行かず。すると24分、広島清水に一瞬の隙をつかれて先制許す。

後半、頭から赤嶺、奥埜に代え太田とウイルソンの2枚代え。すると右サイドを、太田が面白いように切り裂いて、11分中原、20分、ウイルソンとヘッドをアシストして逆転。なぜかミスの多い広島は、最後はクリアミスを中原にプレゼントしてくれて、楽々中原2点目3-1と勝負を決めた。

右サイドの刺客、太田がチャンスメークで流れを変えた。中原は、故郷山口に近い広島で、久々の得点をきっちりマルチで上げた。




前半。雨で濡れたピッチはスリッピーな模様。
5分、中央から武藤がミドルシュート、こぼれるところ中原、押しこめず。コーナーを得る。クリアされ、セカンドボールを梁から中原、決まらず。10分、コーナーから奥埜のシュート、枠外。14分、広島のシュートはクリア。15分、菅井と武藤のワンツー決まらず。ここまでベガルタの方がセカンド拾っている。

17分、梁のクロスに菅井上がっていくが、合わず。18分、カウンター、チュソンのえぐったクロスに中原、もう一歩。さらに武藤が裏に抜けかかり左足シュート、弾かれる。コーナーをゲット。シュート打てず。22分、広島のカウンター、カットしてベガルタがカウンター、右から中原のシュート、枠外。

広島、カウンターからサイドチェンジ、24分、右から広島の清水がするすると中央に切れ込んでシュート、決められ先制許す。0-1。ここまでベガルタが押していたが、広島の初シュートで失点。28分、ボールの奪い合い。石原に裏取られ、シュートされるが、林が触る。コーナー与える。クリアでもう一回。水本のシュートは枠外。32分、右からドリブル突破図るが、カットされる。34分、広島のコーナー。クリア。

35分、梁のクロスに菅井ヘッド合わず。38分、広島のカウンターから侵入されるが、最後は林。今日のチュソン、再三クロスいれるが、中央で跳ね返される。42分、チュソンが寿人に倒され、広島エリア左角でフリーキックをゲット。キーパーがパンチ。ロスタイムは2分間。赤嶺のクロスがシュート性になって、枠内。コーナーをゲット。フリーの角田のヘッド枠外。結局、そのまま1点リードされて前半終了。

後半。
後がないベガルタは、奥埜に代わり太田、赤嶺に代わりウイルソンが入る2枚代え。
太田が右サイド、梁がボランチか。2分、早速、太田のえぐりに中原のシュート、枠外。広島カウンターから、中央で石原がフリーのヘッド、林の正面。助かる。7分、広島が展開、クロス流れる。広島30m中央やや右のフリーキック、クリア。11分、右サイドから太田がDFかわして強引にクロス、大外中原のヘッド、たたきつけると決まって、同点。直後、広島のカウンター、中央から高萩のシュート、枠外。

13分、広島のコーナー。こぼれるが、なんとかしのぐ。ベガルタの攻めのあと、広島のカウンター。クロスに高萩が中央からシュート、枠外。17分、ベガルタのコーナー。広大フリーでヘッドも枠外。広島、右サイド石川に代わりミキッチが入る。チュソン、足攣り気味。21分、また太田のクロスに、中央フリーのウイルソンのヘッド決まって逆転、2-1。

23分、さらにウイルソンが中央からシュート、ヒットせず。広島、鮫島に代わり森崎晃司入る。ベガルタはチュソンに代わり内山入る。広島の回しの後、ベガルタのカウンター、太田が上がるがクロスには合わず。広島はパスミスが多くなる。28分、広島のコーナー。こぼれを武藤がひとりでドリブルで持ち上がるが、最後はファール。31分、広島、自陣で森崎のクリアミスが、中原へのナイスパスとなり、中原、楽々ごっつあん左足ゴール、3-1。中原今日2点目。

35分、広島、寿人の左からの強引シュートは林が弾く。その後、中原ハイボール競り合いで腰から落ち、足攣りもありピッチ外へ。37分、広島ミキッチのクロスは林。中原戻る。ベガルタがブロックで、広島の攻めを下げせる。広島焦りからかパスミス多くなる。38分、広島、横竹に代わり平繁入る。40分、広島のフリーキック。左35m。クリアでコーナーを与える。これもクリア。42分、広島攻めながらイージーなパスミスで助かる。

ロスタイム4分間。広島のコーナー。林キャッチできないが、なんとかクリア。さらに広島がボール回すが、ベガルタも守り固める。平繁のシュートクリアで、コーナー与える。クリア。こぼれは放りこみされる。林が抑える。その後、寿人の侵入もハンドで終わる。結局、追加点が効いて3対1と逆転勝利。ナビスコ予選リーグに生き残る。


リーグ戦なら首位攻防戦の対戦なのだが、若手の投入のせいなのかどうなのか、いまひとつぴりっとせず。 ベガルタ前半のチャンスでシュートを決め切れなかったが、太田の活躍と広島の集中キレもあって、あっさり逆転。終盤はがっちり守りを固めて相手の焦りを誘い、逃げきった。相手のミスを確実に決めて中原が結果を出し、復活のきっかけとなれば、勝ち点3以上の勝ちになる。


シュート数:14-7、CK:5-9、FK:15-11  得点:中原貴之2、ウイルソン (広島)清水  警告:なし 主審:東城 穣