出でよ、ラッキーボーイ

 野球の方はJFKで優勝したチームもあるそうだが、我がベガルタも、どん底の時は、守備陣のTTS(富澤、高桑、菅井)のがんばりでなんとか踏みとどまり、攻撃は、BSO(バロン、シュウェンク、大柴)が本領を発揮して盛り返しつつある。勿論、シルビーニョや木谷、根引、中田、財前、梁などレギュラークラスの選手も、それぞれに力を発揮すれば、今のような一勝一敗ペースから抜け出すことも可能だろう。

 しかし、イエロー累積リーチの選手が多数いることもあり、今後は、控えに甘んじている若手選手たちが、いつ出ても、同等の力を発揮できる状態にならないことには、目標には届かない。DF陣は、どこでもできる三田を始め、村上と磯崎、中田と森川、広大に富澤復帰でなんとか組めるが、FW陣やボランチは薄いので、若手には、一発勝負をかけて貰いたい。個人的には、NBA(中原、萬代、秋葉)の爆発に期待している。萬代は小刻みに出ているが、バロンが出れないときには中原がすかさずポスト役になり、シルビーニョがいない時には、秋葉のキックで相手を霍乱する、となれば理想的。
 早々、俊足トリオの関口、清水、富田も前目ポジションで使ってあげれば、本領発揮するだろう。おっと大久保、松浦、大河内もチャンスを待て。総力戦。
(2005.10)