18節:ベガルタ仙台 0-3 横浜FC、球際勝負で上回られ完敗、今後に活かすべき敗戦

J2・J3百年構想リーグ 第18節 5月23日 (土)14:03 ベガルタ仙台 0-3 横浜FC ユアテックスタジアム仙台


岩渕 中田
(横山)(梅木)

石井 鎌田 荒木 南
   (武田)(杉山)
松井
(安野)
井上 菅田 五十嵐
     .

3外国人選手に3失点、永井が初メンバー入り

サブは、堀田、永井、韓浩康、湯谷、武田、横山、杉山、梅木、安野。

横浜FCは、GK市川、DF岩武、杉田、細井、MF窪田、山田、髙江、新保、FWジョアンパウロ、横山、ルキアン。アダイウトン、駒沢、岩﨑、秦、宇田、高塩は、ベンチスタート。



怪我人多数、若手起用の中で苦戦

地域リーグラウンド最終節は、気温14度と、やませが吹いて寒いユアスタで、横浜FCと対戦。

横浜FCは、J1でレギュラーだった選手も含め、曲者横山、ボランチ髙江、山田、ガチムチFW外国人3人と主要メンバーが揃って、攻撃的な戦術が浸透してきて、2試合連続クリーンシート中。

それに対し、ベガルタは、FWの宮崎、小林心、CBのマテウス、奥山、槍の髙田、そしてこの日は相良も欠場と、怪我人やコンディション不良の選手多数、その中で、どこまでやれるかという試合。

思えば秋田戦でも、若手を起用し、もっともハードな試合を、あえて経験させる道を選んでいるベガルタ。

結果はそれとして、経験を無駄にせず、本番につなげればいいのである。


この試合では、若手の中田、南がスタメン、さらに五十嵐のCB起用はかつて経験はあるとは言え、今期初めてで、最初はやり難そうだった。

後半になると、南、五十嵐の二人も慣れてきて、五十嵐の上がりも増えてきたので、この右サイドコンビも、時間をかければ熟成するのだろう。


チーム全体としては、横浜FCの鋭い出足と、速く角度をつけたパス回しの前に、間延びして、ボールを奪えず、攻撃では中々前に送れず、ミスも重なり、大苦戦。

特にルキアン、ジョアンパウロが、CBの間に潜り込んで裏抜けを狙い、二人囲まれても、跳ね飛ばす。

そこに横山が素早くつないでくるなど、ボールを送られ、6分にルキアン、30分にジョアンパウロにゴールを許し、気分良くさせてしまった。

守備では、ベガルタの松井や鎌田が持った瞬間、人数をかけてプレスしてくるので、ベガル田は素早いつなぎができず。

前半は、相手のプレスの前に、後ろの横パスばかりになって、素早いパス回し、ワンタッチを使うような余裕がなくなったところで、やっとパスを出すとコースを読まれた。

後半はラインを上げて、一時攻勢になった時間や、CKのチャンスもあったが、枠内シュートが少なく、ATには前がかりの裏を、アダイウトンに狙われ、3点目でダメを押された。

メンバー的に苦しかったのは確かだが、もう少し抵抗して欲しかったのも本音。

まずは個の力をさらに一段上げなくてはと、身に沁みところだろう。

その上で、中盤での守備の連係も整え、本番での対戦では、横浜FCを驚かして欲しい。






厳しいプレスと外国人選手の圧の前に、競り負け、動揺、それも経験

秋田戦同様、強敵相手に前半からの失点と、相手のプレスの厳しさに、焦りが出ていた。

何でもないトラップでミスを繰り返したり、バックパスを焦ったり、無理筋のプレーで余裕を見せようとして、相手のボールになったりと、思ったようなプレイにならなかった。

いままで通じたプレスも、通用しない選手がおり、それをどうやって防ぐか、複数人でどうやって囲んでゆくかのテーマも見えた。


また、メンタル面では、圧を感じ、追い込まれ、ビハインドというプレッシャーを、うまくいかない時に自分の動揺をどう抑えていくかも課題だが、そういう経験を実戦の中で体感できた。

一方で、0-2からは、相手の決定機を、体を張って止めたシーンも何本かあったことは、自信にして欲しい。

このような試合の中での気づき、新たな目標設定こそ、地域リーグの大きな目的。

このタイミングで体感できた事を、大きな財産として欲しい。

そして、本番リーグまでに活かして欲しい。


中田、素早いシュートで、さらにゴールを

中々いいところがなかったこの試合の中で、中田が上手くパスを受けて、前を向き、シュートチャンスにつながったシーンが3回ほどあった。

厳しくマークされながらも、上手く体を入れてシュート態勢までは持っていけたが、足を振り抜く前に、ブロックされてゴールまで届かず。

納めたり、反転のところまでは行けているので、それを如何に早く振り抜けるか。

もう一歩のところに来ている。

この試合も83分まで、かなり守備でも走った。

少ないチャンスでも、ゴール方向に向けるところまでできているので、振りを速くしたり、フェイントかけたりして、枠内に飛ばし、遠慮せずゴールを狙っていて欲しい。






2026J2・J3百年構想リーグ、地域リーグラウンドEAST-Aの18試合で、ベガルタ仙台は、10チーム中、1位。

勝ち点43 16勝(内PK勝5)0分け2敗 得点32 失点15 得失点差+17 賞金獲得額2,150万円で終了した。

尚、この試合は地域リーグ最終戦ということで、セレモニーがあり、ホームタウン協議から伊藤哲也県副知事、藤本昭仙台副市長が、ベガルタ仙台は、北畠社長病気により、阿部静雄専務、そして森山監督、菅田主将の挨拶があった。

ファン投票によるMVPは文句なしで、チーム内トップの6得点で攻守に動き回った、FW岩渕弘人選手が選出され、SGC様から純金小判が贈呈された。





前半
⚽7分、横浜FC、中盤でボール奪うと、ルキアンが一瞬で裏を取り、コントロールシュート、0-1。

25分、ベガルタ、CB右で出場の五十嵐にイエロー。

⚽30分、横浜FC、ベガルタ右サイドからのパスに、ジョアンパウロにが左から侵入、競って倒れながらも、曲げるゴロシュートで0-2。

37分、横浜FC、岩武にイエロー。

前半、ベガルタのシュートは4本、横浜FC6本。


後半
12分、ベガルタ、南に代わり杉山、荒木に代え武田が入る。

13分、ベガルタ、武田にイエロー。

36分、ベガルタ、岩渕に代わり横山が入り、トップ下。鎌田がトップに上がる。

28分、横浜FC、ジョアンパウロに代わり岩﨑が入る。

36分、横浜FC、岩武に代わり秦、ルキアンに代わりアダイウトンが入る。

38分、ベガルタ、中田に代わり梅木、松井に代わり安野が入る。鎌田がアンカーに回る。

41分、横浜FC、高江に代わり宇田、窪田に代わり高潮が入る。

⚽AT1分、横浜FC、自陣からのロングボールに、菅田が後ろ向きでクリアし切れず、アダイウトンに拾われフリー、決められ0-3。

後半ベガルタのシュートは6本、横浜FCは5本。

シュート数: 10-11 CK:5-1  FK: 11-16  得点:(横浜FC)ルキアン、ジュアンパウロ、アダイウトン  警告:五十嵐、武田 (横浜FC)岩武  主審:川俣秀  入場:11,311人