J2・J3百年構想リーグ 第16節 5月10日 (日)14:03 ベガルタ仙台 1-1(PK5-4) ヴァンラーレ八戸 プライフーズスタジアム
中田 荒木
(松井)(岩渕)
杉山 相良 武田 髙田
(石井)(梅木) (五十嵐)
鎌田
マテウス 菅田 井上
林
GK林、またもPKストップで勝ち点2呼び込む
サブは、堀田、五十嵐、奥山、石井、松井、南、横山、岩渕、梅木。
八戸は、GK大西、DF雪江、平松、澤田、MF高吉、田中翼冴、永田、稲積、音泉、佐藤碧、FW澤上。高尾、中野、稲見、髙橋耕平、栗澤は、ベンチスタート。

相良同点弾、PK戦勝利でグループ1位を決める
初めてのアウエー、海沿いの八戸プライフーズスタジアムでの試合。
ベガルタは、前半、10m近い強風と八戸の鋭い寄せに悩まされ、18分、右サイドの八戸のスローインからのクロスで、澤上にヘッドを決められ、4試合連続となる先制許す。
その後も、風やピッチ状態に加え、出足のいい八戸のプレスに、攻撃のリズムが作れない。
逆にこぼれ球への反応がいい八戸に、2回決定機を作られるが、いずれもGK林のセーブでしのぐ。
後半風下になると、ベガルタは、割り切りのロングボールを交えて流れを掴み、9分、怪我の髙田に代わって入っていた、五十嵐のクロスから相良が決めて同点。
その後も、ゴール前に何度が迫ったが、決め切れず同点で、PK戦へ。
PK戦では、守護神林が1本止めて勝利。勝ち点2を積み増し、EAST-Aでの1位が確定した。
守護神林復活、ビックセーブとPK戦ストップで勝利に導く
前半早々に先制され、ベガルタも、21分に相良、32分杉山得意のカットイン・ミドルシュートと攻めたが、八戸GK太西のファインセーブ、バーに嫌われるなど、決まらず。
逆に、30分、クリアしきれず浮いた球を、八戸に中央からシュートを打たれるも林がセーブ。
37分にも、クリアミスを拾われて、18歳田中翼冴に、どフリーで詰められたが、林が立ちはだかり、2度のピンチをしのいて、1失点で前半を終えたのが大きかった。
後半、ベガルタは相良のゴールで1-1と追いついたが、追加点は奪えず、5度目のPK戦へ。
そして、ベガルタのキーパーは、6試合ぶりに、この日のために、怪我から復活してきたかのような39歳、これまで4度のPK戦を、すべて勝ちにしてきた林。
PK戦は八戸、ベガルタがそれぞれ一人失敗し、6本目で八戸雪江がポストぎりぎりの蹴ったシュートを、林がワンハンドではじき出す。
雪江は、林のオーラの圧で、キックが硬くなったに違いない。
またしても、またしても、林がゴールを守った5度目のPK戦も勝利、勝ち点2ゲット。
そして、EAST-Aグループ1位通過が確定した。
前半大苦戦、後半、割り切りの攻撃からチャンス掴む
それにしても、プラスタの強風、バンピーなピッチだけでなく、出足のいい八戸のしたたかな攻撃に、前半風上のベガルタは、攻撃を寸断され、球際でも、ボールを失う事も多かった。
そして、18分で失点すると、繋ぎのプレーから反撃しようとするが、思うようなリズムを作れず、チャンスは、CKこぼれの相良の枠内ミドルと、杉山のバーに当たったミドル位。
後半、風下になると、ボールが戻るのを利用して、アーリークロスや、サイドチェンジなど、大きな展開で、シンプルにつなぐようになり、相良が同点弾。さらに、八戸の背後をとって、人数をかけて攻められるようになるが、追加点は決め切れず。
前半から、プレーを修正できれば良かったが、速く攻撃で先制点をという思いが強すぎて、スタジアムのコンディションに対応できなかったのは反省点かも。
それでも、特別リーグのおかげで、本チャン前に、このスタジアムを経験できた事は、次の対戦に向けて、最大の収穫かもしれない。
尚、前半早々に、腿裏を痛めた髙田の状態が気になるが、無理せず治療に専念、本チャンに備えて欲しい。
同点弾相良、力まず枠内狙う
相良がさらに上向いている。
前半のCKのこぼれからの惜しい枠内シュートも、力が抜けていて、キーパーのファインセーブに阻まれただけ。
後半の同点弾は、五十嵐の中田越えのクロスを、ワントラップで収め、ハーフバウンドで素早く、楽に振り抜いて決めた。
体のキレも増して、運動量が増え、守備では、スライディングでボールを掻っ攫う事も増えた。
PK戦勝ちにつながるこの日の同点弾で、エンジンがかかってきた。
残る4試合、そして本チャンでも大暴れしてもらいたい。
4試合連続、前半20分までに失点、クロスへの対応など課題
一方、依然解消されていない課題が、この試合でも出てしまった。
ここ4試合、前半20分までに、先に決められてしまっている。
この試合、前半18分、八戸、右からのクロスに澤上のヘッドで0-1。
栃木SC戦、前半14分、ベガルタの右サイド杉森のクロスに、ファーから近藤がヘッドで決め0-1
秋田戦、前半3分、佐藤大樹が菅田に詰めて、ボールを奪い即右足シュート、決まって0-1。
群馬戦、前半38分、群馬FKから、裏抜けフリーの大畑がヘッドで、先制、0-1。
それもここ2試合は同じパターンで、右サイドからのクロスで、前半早々に決められている。
原因をしっかり修正しないと、毎度狙われ続ける。
一気に人数をかけて両サイドのCBや、WBが上がって攻撃する場面が多い分、リスク管理も難しくなるのだろうが、戻りの早さ、各選手のポジション取りもよく検討して、本番までには、修正を図って欲しい。
球際激しいチームへの対応
これも課題のひとつ。
ベガルタもフィジカル強化で、去年から比べると、さらに、球際が強くなり、簡単に奪われなくなってきている。
それでも、強さ+出足のスピードがあるチームには苦戦が続いている。
ベガルタでは、プレスを受ける場合は、マイボールでの最初のトラップと、ワンタッチ可能な周囲の位置取りなど、まだまだ向上の余地がありそう。
また、ベガルタはドリブラーが多いので、1対1なら当然、勝負なんだろうが、状況に応じて、周りを使い使われながら、攻めていって欲しいものだ。
前半
ベガルタ、八戸共に3-1-4-2か。10m近い強風。前半ベガルタがい風上。
⚽18分、八戸、スローインから素早くつないで音泉の抜き切らないクロスに、中央で澤上がヘッドで合わせゴール、0-1。
30分、ベガルタ、髙田が右腿裏負傷で、五十嵐に交代。
34分、八戸田中翼冴にイエロー。
前半のベガルタは、シュート7本、八戸3本。
後半
ベガルタ、左WB杉山に代え石井を入れる。後半、ベガルタは風下。
⚽9分、ベガルタ、五十嵐のクロスを相良が中央で振り向きざまに決め、1-1。
25分、八戸、永田に代え井波、高吉に代え髙橋耕平を入れる。
ベガルタは、中田に代え松井、荒木に代え岩渕を入れる。松井はアンカー、鎌田がトップに行く。
27分、ベガルタ、岩渕にイエロー。
32分、八戸、佐藤碧に代え高尾、稲積に代え栗津を入れる。
42分、ベガルタ、相良に代え梅木を入れる。
42分、ベガルタ、松井にイエロー。
後半のベガルタは、シュート5本、八戸3本。
PK戦
秋田 ベガルタ
1本目 高尾〇 菅田〇
2本目 音泉✖(枠外) 武田〇
3本目 澤上〇 梅木✖(STOP)
4本目 髙橋〇 五十嵐〇
5本目 大西〇 岩渕〇
6本目 雪江✖(STOP) 石井〇
シュート数: 12-6 CK:7-4 FK: 13-14 得点:相良竜之介 (八戸)澤上竜二 警告:岩渕、松井 (八戸)田中翼冴 主審:野堀桂佑 入場:3,892人
タグ:相良竜之介