J2・J3百年構想リーグ 第15節 5月6日 (土)14:03 ベガルタ仙台 2-1 栃木SC ユアテックスタジアム仙台
中田 岩渕
(梅木)(相良)
石井 荒木 鎌田 五十嵐
(武田) (菅田)
松井
奥山 井上 髙田
(杉山) .
堀田
2ゴールに絡む石井
サブは、林、菅田、武田、相良、南、横山、杉山、梅木、安野。
栃木SCは、GK川田、DF柳、阿部、田畑、内田、MF大曽根、堤、杉森、食野、中野、FW近藤。オタボーケネス、矢野、川名、永井は、ベンチスタート。

エースとヤングの得点で逆転勝利
気温22.5度と、日向では汗ばむ陽気だったらしいユアスタ。当方はDAZN観戦。
前節、秋田に1-3と、今季初めての敗戦を喫したベガルタは、修正を図りながら連敗阻止を狙う。
対する栃木SCも、先制しながら、勝ち切れない試合が続いており、連敗脱出を図りたいところ。尚、6得点の西野太陽は、怪我で欠場。
試合は、GW5連戦の3試合目という事で、走り捲る両チームに、足攣りの選手が出るなど、タフな試合になった。
前半序盤、出足で優る栃木SCが、中盤でボールを奪うと、すかさず右に振って、杉森のクロスから近藤がヘッドで決め、0-1。
トラップが収まらない、ボール運びに隙があると、すかさず狙ってくる、栃木SC。秋田戦同様、この辺は課題がまだ残る。
しかし、リードして、栃木SCがあまりプレスに来なくなると、左右にボールを散らし、岩渕に加え、荒木、鎌田のトップ下陣が、大きく動いてつなぎ、中央では中田が収めるなど、次第にベガルタがボールを保持する。
ただ、30分には、中央で栃木SC堤が、クリアにチャージして、そのままフリーで、シュートを打たれるが、GK堀田がセーブ。
その後は、ベガルタがボールを回し、34分、岩渕のカットインシュート、枠外。
そして、前半AT1分に、石井がドリブルで上がり、中田とのワンツーで侵入すると、BOX内で倒されるが、追走した岩渕が蹴り込んでゴール、1-1。前半の内に追いついた。
後半の立ち上がりにも、栃木SCにパスカットからCKを許したりしたが、カウンターでチャンスを掴むベガルタ。
13分、石井のスルーパスに、左サイドを抜け出した岩渕が横パスを送ると、中央に走り込んだ中田が右足インサイドで合わせゴール。2-1と逆転。中田は、うれしいプロ初ゴール。
その後は、ベガルタがメンバーを代えながら、勝ちにいく。栃木SCも食い下がってくる。
20分、栃木SC右クロスから、飯野のバイシクルシュートは、ポスト!!
さらに22分には、左からのミドルをフリーで打たれたが、GK堀田が反応、さらに、こぼれのヘッドにも素早く反応して、2度のビックセーブで相手のゴールを阻止した。
35分、栃木SCの中央からのフリーシュートも、堀田がセーブ。
2点目以降、中々決定機が作れず、ベガルタは追加点は奪えなかったが、守備で何とかしのぎ、2-1で逆転勝ち。
勝利を呼ぶ、GK堀田の3セーブ
同点ゴールの岩渕、プロ初ゴールで逆転弾の中田の活躍もあるが、この試合の勝利をもたらしたのは、GK堀田の、前後半3本の好セーブ。
栃木SCに先制こそ許したが、至近距離での逆を突かれたシュート、セーブしたあとの2度目のヘッドへの対応、中央どフリーの対応と、ビックセーブ連発で、チームを勝利に導いた。
そして、持ち前の精度高く、素早いタイミングのパントキックやスローで、攻撃のリズムも作る。
インタビューでは、前節、悔しい敗戦となった初陣GK髙橋に、リバウンドメンタリティの有り様を見せたかったとの事だが、まさにプレーで見せてくれた。
トラップの甘さに詰められ、ピンチ招く
栃木SCも秋田同様、試合開始からどんどんプレスしてきた。
それに圧を感じたか、守備陣がトラップやパス出し前のボールの置き所で、ちょっとでももたくつと、すかさず、そこを突いてくる。
さらにボールをどんどん動かさないと、パスコースを限定、詰めてショートカウンターを狙って来る。
先制した後の栃木SCは、さすがに連戦もあって、少し受けに回ってくれ助かったが、ガツガツ来られて、先手を取られる試合が2つ続いたので、最初のトラップで決める、ボールを素早く動かす事を徹底する必要がありそう。
最後まで、同じように飛ばすことは、さすがにどのチームも無理だろうが、重要なのは、相手も元気な序盤。
まずワントラップで決め、テンポのいいボール回しで、相手のプレスをかわしていく事は、今後ともやって貰いたい。
中田が冷静にプロ初ゴール、攻守で存在感
ついにユース出身、大学生・プロフットボーラーの中田が、ゴールを決めた。
石井のスルーパスに、岩渕が左サイドを抜け出し、それを見て、DFを見ながら、中央を上がり、そのやや浮いた横パスに、右足インサイド、ワンタッチできっちり合わせた。
前節の秋田戦でも、ポストプレーや、ボールの納めで、いい動きをしていた中田。岩渕との相性の良さも見せていた。というか、岩渕は誰と組んでも、一定の水準を出してくれるがw
当然、コーチ陣も連戦での中田のスタメン起用。
この試合でも、ハイボールを収めるだけでなく、長い足をこじ入れて、球際の相手ボールを掻っ攫ったり、岩渕の同点弾につながる、石井への丁寧なラストパスなど、起点となるパス出しもできているので、これからも使われそう。
攻撃時だけでなく、守備でもかなり走っているので、足攣りも出たりしているが、食事などにも気をつけて、体調を整え、がんがんゴールも狙って欲しい。
戻って奪い、呼び込み、最後は決める岩渕
DAZN解説の萬代さんも言っていたが、本当に、攻守に良く走る岩渕。
この試合でも、プレスバックで、背後からボールを奪う事が2回はあった。
ルーズボールにいつも間にか近寄って体をねじ入れたり、体を一回ぶつけて相手のバランスを崩して、マイボールにするのが、本当にうまい。
最近は、ベガルタゴール前に、少しエアポケットができる事があるので、相手の起点を早めに潰す、岩渕の動きは欠かせない。他のTOP担当の選手も、是非見習ってほしいところだ。
同点弾のシーンでは、インタビューによると、相手DF陣がついてくるのを利用し、サイドに流れて、スペースを作り、石井のインナラップを呼び込み、さらに、狙って石井の背後から追走し、こぼれをゴールにねじ込んだ。
今期チームトップの6ゴール。
後半の中田逆転弾も、左サイドで幅をとって、石井の絶妙のスルーパスを呼び込み、後は、タイミングのいい横パスで、中田のゴールを演出。
この試合の1G1Aに、守備での貢献も多数。ほんとに"しんいち"さんはよく働く。
石井が2ゴールの起点
石井も好調を維持。
様々なキック、様々なタイミングでクロスを供給しているが、この日の岩渕の先制点では、ペナ内まで走り込んだ。
その時、中田をうまく使って、ワンツーでDFの背後を取る動きが良かった。
中田のゴールにつながった左サイドのスルーパスも、少しアウトにかけたようなボールで、ぴったりと岩渕に会った。
時々、ミドルも狙っているが、時には、フェイントをかけながら、自分で上がって打つのもいいだろう。
岩渕の他、相良との呼吸もいい。
どうやら不動の左WBになりそう。
前半
ベガルタは3-1-4-2、栃木SC3-4-2-1。
⚽14分、栃木SC、ベガルタの右サイド杉森のクロスに、ファーから近藤がヘッドで決め0-1。
19分、栃木SC、柳にイエロー。
32分、栃木SC、食野にイエロー。
⚽AT1分、ベガルタ、左石井がドリブルで上がり、中田のワンツーでペナ内侵入、倒されるが、こぼれを追走した岩渕が蹴り込んで.ゴール。1-1。岩渕、今期6点目。
前半、ベガルタのシュートは6本、栃木SC4本。
後半
栃木SC、CB内田に代え田畑を入れる。
11分、栃木SC、杉森に代え永井、阿部に代え川名を入れる。
⚽13分、石井のスルーパスに抜けだした岩渕から左らの横パス、っ中央走り込んだ中田がワンタッチで合わせゴール。2-1逆転。
中田はプロ初ゴール。
18分、ベガルタ、岩渕に代え相良、荒木に代え武田を入れる。鎌田がトップに上がる。
29分、ベガルタ、足攣りの中田に代え梅木、五十嵐に代え菅田が入る。CB髙田が右WBに上がる。
34分、ベガルタ、鎌田にイエロー。
38分、栃木SC、足攣りの食野に代わり矢野が入る。
42分、奥山に代わり杉山が入り、右WB。髙田がCBに戻る。
後半、ベガルタのシュートは4本、栃木SC6本。
シュート数: 10-10 CK:4-5 FK:20-15 得点:岩渕弘人,中田有祐 (栃木SC)近藤慶一 警告:鎌田 (栃木SC)柳、食野 主審:上田益也 入場:14,674人