13節:ベガルタ仙台 3-1 群馬、後半7分間で3点取って逆転勝ち

J2・J3百年構想リーグ 第13節 4月29日 (水祝)14:03 ベガルタ仙台 3-1 ザスパ群馬 正田醤油スタジアム群馬


梅木 荒木
(岩渕)(武田)

石井 鎌田 横山 南
   (相良)(五十嵐).
松井
(杉山)
井上 菅田 奥山

松澤

武田が2得点、菅田もゴール

サブは、髙橋一平、五十嵐、マテウスモラエス、韓浩康、武田、相良、岩渕、杉山、中田。

群馬は、GK近藤、DF菊地、野瀬、大畑、MF藤村、西村、下川、百田、FW小西、中島大嘉、田頭。出間、松本、田中翔太は、ベンチスタート。



スタメン6人入れ替え

3試合連続で、無失点90分勝利のベガルタは、アウエーで、前回は2失点している、ザスパ群馬と対戦。

群馬は湘南、横浜FCと連勝して、勢いに乗っている。

ベガルタは、怪我人やGW5連戦もあり、スタメン6人が前節から入れ替わった。

前節、足首負傷模様?の小林心が欠場。同じく担架で退場してたCB奥山の方は、復帰した菅田、井上と3バックを組む。

また、横山がリーグ戦初スタメンでIH、右WB南とFW梅木も、久々のスタメン。そしてGK松澤も、今期初スタメン。

試合は、前半から、アンカーの松井が、積極的に相手BOX付近まで上がり、鎌田が球際勝負で勝って、長短のパスを背後に出し、チャンスを作った。


前半はチャンスがあったが決め切れず、群馬のFKからのヘッドで失点0-1。

しかし、後半、岩渕、五十嵐投入で流れは一変。

五十嵐のクロスで攻撃のリズムを掴むと、後半投入された武田が、38分、石井のクロスを頭で決めて同点。

さらに3分後、FKから鎌田のシュートのこぼれを菅田が押し込んで、2-1と逆転。

さらに4分後には、武田のミドルシュートも決まって、3-1と、一気に勝負をつけた。


控え陣、若手メンバーを使いながらも、構想リーグ13連勝と勝ち点を伸ばす。

初スタメンの横山、GK松澤は持ち味を出し、梅木、南はあと一歩ゴールまで迫った。

荒木もチャンスメークにからんでいたし、それぞれに勝利に貢献したが、個人的にはさらに上げたいところもあるだろう。

チーム内のいい競争の中で切磋琢磨、さらにチーム力も上げて、百年構想リーグをトップで終えて欲しい。


前半、チャンスを決め切れず、FKで失点

開始6分、松井がパスカット、左サイドで鎌田からのリターンパスを受け、フリーでシュートもキーパー。

さらに8分、左から鎌田のクロスがこぼれるところ、松井がBOX内に詰めたが押し込めず。

そに後、群馬も徐々につなぐようになるが、21分、横山からのパスを、鎌田がカットイン・シュート、バーの上。

32分、中央の横山から右サイドフリーの南にパスがつながると、南がドリブルで侵入。左足シュートを放つがブロックされ、2試合連続とはならなかった。

34分には、石井のワンタッチパスから荒木がヒール、再び石井が、キーパー前に危険なゴロパスを送ると、梅木がタイミングよく出てフリー、ワンタッチで合わせるが、キーパーに当たってしまう。

決定機を逃していると、38分、ベガルタエリア右奥35mのフリーキックから、壁の裏に抜けたフリーの大畑に、頭で決められ、0-1。
4試合ぶりの失点。DAZNで見ていると、オフサイドにしか見えなかったが。

失点後も、鎌田のロングボールに荒木が抜けかかったり、南のアーリークロスに、梅木が合わせるなど、あと一歩のプレイがあったが、前半は0-1で終了。

FK以外では、群馬に決定的なチャンスは、ほぼなかったので、1本先に決めて、このメンバーで結果を出したかったところである。


後半、岩渕、五十嵐投入から、一気に3得点で逆転

ベガルタは、後半頭から、梅木に代えトップに岩渕、南に代え、右WB五十嵐が入る。

すると、例によって岩渕が、」相手の背後からでも足をねじ入れてボールを奪ったり、サイドチェンジのボールから、五十嵐が次々と危険なクロスを入れ、群馬を押し下げるなど、一気にベガルタの攻勢になる。

時折の群馬のカウンターには、粘り強く守って、記録上、後半の群馬のシュートを0本に抑えたベガルタ。

それでも、1点ビハインドが続いたので、16分には、荒木に代え武田、横山に代え相良も投入して、さらに勝ちに行く姿勢。鎌田がトップに上がる。


その後も、なかなか決定機までは行けなかったが、38分、鎌田が左に送り、石井の精度の高いクロスを、武田がジャンプ一番、ヘッドで決め1-1と同点。

さらに3分後、今度は、左30mのFKを武田が、クイックスタートでニアの鎌田に送ると、鎌田が斜めの強烈シュート。キーパー弾くところ、菅田が体ごと押し込んでゴール。2-1、逆転。

このゴール、ベガルタの選手が何人もなだれこんでいたので、DAZNでは、誰が決めたのか分からなかったが、五十嵐がサポの前にいち早く駆け込んで、自分が決めたみたいに喜んでいたのが、面白かった。

さらに4分後、今度は、相良と共に、プレスで上がって来た松井が、右の武田にパス。相手のクリアのこぼれを、武田が拾うと、即、体を捻っての左足シュート。これが巻いてファーサイドをぶち抜くゴラッソで、ゴール。3-1。

7分間で、一気に3ゴール、武田の1試合2得点での逆転。


武田のゴラッソが決まった後、群馬の選手の多くが、うなだれているのが、印象的だった。

試合終盤AT2分にも、井上のスルーパスに、フリーで五十嵐がドリブル前進、左足に持ち替えてシュートはDFのブロックあった。

前回の対戦の経験から、群馬のつなぎのうまさ・スピードを、しっかりケアし、メンバーを変えても、大きく崩されはしなかった。

ただ、攻撃では、前半からの決定機を考えると、あと2点は取れたゲームだった。


上がる松井の背後に横山、左右への散らしも

この試合、アンカーの松井が積極的に相手BOX付近まであがり、つなぎのプレーや自らシュートで得点を狙った。

その分、横山が松井の背後を守る時間も多かったが、前向きのプレーでは、左右や背後のスペースを見つけて、パスを供給、南や鎌田のシュートのつなげた。

守備的な面の強度を上げて、奪い取るまでになる必要はあるかもしれないが、パサーとしての魅力は十分。

中盤は競争が激しいから、寄せるだけでなく、奪い取って、パスを出し、さらには自分でもシュートと、技を磨いて、先輩達を焦らせてほしい。


パス出しの早い松澤がテンポを作る

この試合では、スタメン・フル出場となったGK松澤。

失点のシーンは、"オフサイド気味"でノーチャンスだった。

キャッチングは安定しているし、キャッチしてからのパス出しや、ダイレクトパスなど、全体に、テンポのいい起点になっているので、速い攻撃を標榜する今年のチームには、フィットしていると言えるのではないか。

GK陣は、甲乙つけがたいが、これまた、チーム内競争で切磋琢磨して、出場機会を掴んで欲しい。




前半
群馬は中島ワントップの3-4-2-1、ベガルタは3-1-4-2。

⚽38分、群馬FKから、裏抜けフリーの大畑のヘッドで先制0-1。

前半、ベガルタのシュートは3本、群馬4本。


後半
ベガルタ、南に代え五十嵐、梅木に代え岩渕を入れる。

11分、ベガルタ、松井にイエロー。次節出場停止。

16分、ベガルタ、荒木に代え武田、横山に代え相良を入れる。鎌田がIHからトップに上がる。

19分、群馬、藤村に代え米原、下川に代え安達を入れる。

⚽28分、ベガルタ、左の石井のクロスから武田がヘッドで決め1-1。

30分、群馬、野瀬にイエロー。

⚽31分、ベガルタ、左サイド武田のFKショートから鎌田がシュート、こぼれを菅田が押し込み2-1、逆転。

34分、群馬、田頭に代え田中翔太、小西に代え松本を入れる。

⚽35分、ベガルタ、松井のパスカットから群馬DFが弾くところ、右から、武田が左足の巻いたミドル、決まって3-1。

41分、群馬、中島に代え出間を入れる。

42分、ベガルタ、イエロー1枚貰っている松井に代え、杉山を入れIH。武田がアンカーに下る。

44分、群馬、米原にイエロー、

後半、ベガルタのシュートは5本、群馬はミドルなど打っていたが、記録上は0本。



シュート数:8-4  CK:2-4  FK: 11-14  得点:武田英寿2、菅田真啓 (群馬)大畑隆也  警告:松井蓮之 (群馬)野瀬、米原  主審:岡 宏道  入場:3,891人