J2・J3百年構想リーグ 第11節 4月18日 (土)14:03 ベガルタ仙台 5-0 栃木シティ ユアテックスタジアム仙台
岩渕 梅木
(心) (中田)
石井 相良 武田 五十嵐
(南) (横山) .
鎌田
(韓)
奥山 井上 髙田
堀田
相良今期初ゴール、横山プロ初アシスト
サブは、髙橋一平、マテウスモラエス、韓浩康、松井、横山、南、杉山、小林心、中田。
栃木シティは、GK相澤ピーターコアミ、DF小谷、マティヨニッチ、知念、升掛、MF森、岡庭、西谷、ダヴィドモーベルグ、山下、吉田。FW。田中パウロ淳一、齋藤恵太、鈴木武蔵、乾貴哉は、ベンチスタート。

栃木シティのスペースを突き5-0
百年構想リーグ2巡目の第2戦は、栃木シティとユアスタで対戦。この試合はDAZN観戦した。
モーベルグ他タレント揃いの攻撃陣が揃っている栃木C。
だが、何故か守備の構築はまだ固まっていなようで、この試合、アンカーのペドロ アウグストの出場停止に加え、前に人数を掛け過ぎて、前半は2CBだけの守備となる所を、ベガルタが次々と突いていく。
栃木Cの守備については、DAZNの田村さんも、珍しく最初から手厳しい指摘をしていた。
ベガルタの方は、GK堀田や、鎌田が起点となって、素早いサイドチェンジ、裏へのロングボールで、相手のプレスを無効化して、何度も相手ゴールに迫る。
ベガルタは、コンディション不良の林、菅田、警告累積で出場停止の荒木と、レギュラー3人を欠いていたが、スタメンで出たGK堀田、FW梅木、CB奥山が、それぞれに持ち味を出して、前半から岩渕、相良のゴールで2-0とリード。
後半には、PKで、岩渕がこの日2点目で3-0。さらには、後半から出場の小林心も2得点とダメを押し、5-0と大勝。
大量リードした事で、WB南に加え、今期初めてトップ下横山、アンカーで韓浩康など、控え陣も出場させる事ができ、横山は、プロ初アシストも決めた。
守っては、相手のシュートを2本に抑える完璧な試合運びで、11連勝。
5-0は、2015年の鳥栖戦以来、11年ぶりとのことか。これだけ圧勝できるのは10年に一回位という事で、ひとまず大喜びしたところで、一回クリア。
守備が堅い相手では、そう簡単に同じ様にはいかないだろう。
また、練習でしっかり引き締めて、次の対山形戦でも勝利したい。
鎌田が先導、3得点に絡む。2年目横山も初アシスト
鎌田が素早く捌ける時は、受け手の連係も嵌って、チームが好調の時である。
ベガルタはスカウティング通りだったのか、球際で勝ち、相手のプレスを掻い潜ると、背後の広大な空間に、GK堀田のフィード、アンカー鎌田の早いパス出し、大胆なサイドチェンジなどで、次々チャンスメーク。
鎌田は、先制点を含む、3得点に絡む大活躍だった。
早いタイミングで縦や斜めのサイドチェンジ、相手のプレスを掻い潜りながらのドリブルでの持ち上り、守備での激しい当たりと、キレのある動きを見せた。
まずは先制点、相手のクリアボールを、鎌田がダイレクトに、精度高く背後に出して、岩渕をフリーにした。
3点目、鎌田が右へのサイドチェンジをすると同時に、CB髙田が上り始め、ボールは五十嵐がキープ。ポスト横まで上がっていた髙田にパスを出すと、GKが飛び出し、足を払って、PKゲット。岩渕決める。
4点目、鎌田の縦のロングボールを中央で小林、中田、武田とつなぎ、最後は右の五十嵐が、クロス。心がニアからのヘッドで決めた。
と、アシストや起点となった鎌田は、文句なくゲームMVP賞をゲット。
尚、2点目は、右サイドの五十嵐のスローインを、前で岩渕がキープ、武田がワンタッチ横パス、中央で相良が受けて、左足ミドルを決める。
5点目は、GK堀田からのロングボールが右WB南に通り、南がドリブルでの仕掛け。ファールを受けるがプレイオンで、横山が拾うと、動き出した心へ、やさしいスルーパス。
これを、心が振り抜いて、ニアを抜くゴール。自身は、この試合2点目を決め、横山にはアシストを付けた。
ユースから加入2年目の横山は、今期初出場で、うれしいプロ初のアシストを決め、勝利に貢献。これで自信を付けて、さらに活躍して欲しい。
自由自在CB髙田、ステルス攻撃でPKまでゲット
CB、WB両方ができ、攻撃参加が得意の髙田だが、この日は菅田がコンディション不良ということで、井上、奥山と3CBを組んだ。
栃木Cの守備が混乱していた事もあるが、井上、奥山が安定し、アンカー鎌田、武田、相良の運動量も豊富だったので、右CB髙田は監督の注文通り、「なぜそこにいる」攻撃を何度も敢行。
右WB五十嵐との呼吸もあって、次々と相手BOX付近まで上がる、インナーラップ、オーバーラップを仕掛ける。
マンツー気味の栃木Cの守備をさらに混乱させる。
極めつけは、後半12分のPKゲットのシーン。
鎌田からのサイドチェンジのボールが右の五十嵐に向け出ると同時に、猛然と髙田が上がって、BOX内まで侵入。いつの間にか、ポスト脇まで来たところで、五十嵐からパスが出るが、そこにGK相澤の足が伸びてPKゲット。
若干厳しい笛のようにも思えるが、なぜCBが流れの中でBOX内にいるのか、というところ。栃木Cの守備陣は後手に回った。
PKは、岩渕が一回止められながらも、跳ね返りを自分で押し込んで3-0とした。
岩渕、小林心の主砲が共にマルチ
鎌田や五十嵐のパス精度も高かったが、やはり、岩渕、小林心の動き出し、ボールの引き出し方は、この試合でも遺憾なく発揮して、共に2ゴールずつの大活躍。
いくら動き出しても、そこにいいタイミングで、精度の高いパスが来ないと決めらないわけで、味方がようやく彼らの動きを熟知してきたのと、何度も、トライを続けるスタミナがこの二人にあるのが大きい。
勿論、前からプレス、プレスバックもさぼらない二人なので、相手にとってはやっかいな存在。
さらに、二人でのコンビだけでなく、前・後半で二人で交代して、異なる相棒とでも結果が出ているのは、チームとしては選択肢が広がっていい流れになっている。
相良に、待望の今期初ゴール、守備でも動き回る
5得点も喜ばしいが、ベガルタファン・サポにとっては、待望の相良の今期初ゴールが何よりうれしい。
トップ下で少し、動き方に戸惑いがあったのが、徐々に慣れて、大きく動く岩渕や武田との距離の取り方も見えてきたようだ。
前半終了間際のゴールは、右サイドで五十嵐、岩渕が作っている間に、中央左で待ち構えて、武田がワンタッチでラストパスを出したので、余裕を持って、切り返しから、左足で強烈なシュート。キーパーの手を弾いて決めた。
前節での枠内シュート(こぼれを梅木が決めた)から、感触が上がっていたのでは。
また、得点を決めた後は、余裕で、守備でのプレースバックでも、運動量豊富に動いていた。
ようやく100%に近づいてきたのでは。どんどん、点に絡んで欲しい。
ポストプレーが冴える梅木
前節の1年ぶりのゴールに引き続き、好調の梅木はスタメン出場。
この試合でも、後ろからどんどん飛んでくるロングボールを、フリックヘッドや、体を回転させてのキープで、チャンスにつなげた。
守備でも、相手の蹴り先に足1本出してブロックしたり、プレーに余裕が感じられる。
宮崎のコンディションが上がるまでは、高さとポストプレーの良さから、使われる事も多くなるのでは。
岩渕が動き回るので、梅木としては、あまり動かずに、ターゲットとしてポジション取りする役割分担も、チームとしての攻撃の幅が広げられる。
宮崎に加え、この試合でも、終盤出て来た中田を加えての切磋琢磨で、さらにシュートも狙って上げていって欲しい。
尚、この試合では、先ごろ退任を発表した板橋社長のあいさつがあり、試合後は、武田選手からキャプテンマークを付けられて、選手、スタッフと共に記念写真を撮ったのこと。
いろいろあったが、ほんどの今の選手、監督を決めたは板橋社長の時であり、練習場の整備、七北田公園の一部、ユアスタ指定管理者の受託など、大きな道筋をつけたのは実績。お疲れさまでした。
前半
ベガルタ3-1-4-2、栃木は4-1-2-3
⚽26分、ベガルタ、岩渕、鎌田のロングボールに裏抜けの岩渕がフリー、GKとの1対1で浮かせてゴール、1-0。
⚽AT2分、ベガルタ、相良の左足シュートでゴール、2-0。
相良、今期初得点。
前半、ベガルタのシュートは8本、栃木C1本。
後半
7分、栃木C、岡庭にイエロー。
⚽12分、ベガルタ、髙田がポスト際まで上がり、GKのファールでPKゲット。岩渕が一旦止められるが、こぼれを押し込んで決め、3-0。
岩渕は今期5点目。
13分、ベガルタ、梅木に代え中田、岩渕に代え小林心を入れる。
栃木Cは、小竹に代え乾、モーベルグに代え 田中パウロ淳一を入れる。
⚽22分、ベガルタ、五十嵐のクロスを小林心が頭で決め、4-0。
26分、ベガルタ、相良に代え横山、石井に代え南が入る。五十嵐が左WBに回る。
29分、栃木C、吉田に代え鈴木武蔵、升掛に代え鈴木裕斗が入る。
35分、栃木C、山下に代え齋藤恵太が入る。
39分、ベガルタ、鎌田に代え 韓 浩康が入り、そのままアンカー。
⚽44分、ベガルタ、横山のスルーパスを、裏抜けした小林心がニアを抜くシュートで決め、5-0。
小林心は今期3点目。
後半、ベガルタのシュートは9本、栃木C1本。
シュート数:17-2 CK: 7-2 FK: 17-10 得点:岩渕弘人2(PK1)、相良竜之介、小林心2 警告:(栃木C)岡庭 主審:川俣秀 入場:10,950人