03節:ベガルタ仙台 2-0 八戸、梅木先制、武田のダメ押しゴールで初勝利

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J2 2026/27 第3節 8月22日 (土)17:03 ベガルタ仙台 2-0 ヴァンラーレ八戸 プライフーズスタジアム


岩渕 梅木
(心) (松井)

石井 中島 荒木 杉山
(五十嵐) (菅田)  .
鎌田
(武田)

マテウス 井上 髙田

杉山が仕掛け、髙田、中島はゴールをアシスト

サブは、堀田、五十嵐、菅田、松井、武田、浅倉、相良、宮崎、小林心。

八戸は、GK谷口、DF平松、佐々木、雪江、MF高吉、音泉、稲積、鵜木、佐藤佑太、FW澤上、中野。オウイエ ウイリアム, 高尾、永田、井波、佐藤碧は、ベンチスタート。




シーズン3試合目にして、アウエーで待望の初勝利

前節からスタメンを3人入れかえ、FW梅木、右WB杉山、CB右に髙田を出場させたベガルタは、右サイドの活性化に成功。

前半10分、CKのこぼれからその梅木のゴールで先制すると、あまり前から行かずにコンパクトな布陣で、八戸に持たれながらもシュート0本に抑え、1-0で前半を終える。

後半は、メンバーを代えて来た八戸に、両サイドの攻撃を中心に、攻められる時間も多くなるが、荒木のシツコのプレス、林のビックセーブもあり、さらに、アンカー鎌田に代わり松井、五十嵐や菅田投入の5バックの守り固めあって、失点は許さず、ATへ。

すると、AT1分、中島が粘ってキープからの折り返し、これを後半出場の武田が、左足を振り抜いてゴール、待望の追加点で2-0と、勝ち切った。

前2戦の修正を加えながら、出ている選手全員が持ち味を発揮しての勝ち点3で、チームの勢いがつく内容。

もちろん、まだまだ危ない場面、やれる面はあるが、まずは、いったん落ち着いて、次の勝利を目指せるだろう。

水曜の天皇杯も、若手が変なプレッシャー無しに挑めると思いたい。


苦労人FW梅木が、チーム今期初ゴール

去年、レンタル先の秋田では無得点、百年構想リーグでも1得点に終わった梅木だったが、好調を見込まれて、3節で2試合目のスタメン。

この試合も、頭から運動量豊富に、前プレス、左右のスペースや、裏抜けと、走ってチームの勢いをつけた。

特に得点のシーンでは、まず、マテウスのロングボールにコーナ付近まで走ってキープ、これでコーナーを得る。


この左コーナーで、石井のキックから、こぼれをペナ内で髙田が低いシュート、ペナ内で、梅木が左足を合わせて角度を変え、ゴール。

髙田から梅木へのコースが空いていたので、パスだったのかもしれないが、梅木がFWらしい反応で角度を変え決めた。

今期チーム初ゴールを、期待されてスタメンの梅木が、早い時間で取ったのは、本当に良かった。


先制後、無理に行かず

先制したので、前半は無理に行かずに、カウンター狙いのベガルタ。

両チーム3-1-4-2と同じシステムで、八戸が斜めのロングボールで、CB裏を狙ってくるが、髙田や井上がしっかり戻って守備。

点が取れないと、走り続けてボールを奪いに行くのだが、次第に疲れてくる夏場なので、バランスを取るのが難しい。

監督としては、得点後も、もっとキープして欲しかったようだが、回されてもシュートまでは打たせず、時々ボールを奪ってカウンターに持ち込んで、チャンスを作った前半。

これでスタミナを温存でき、後半の頭での攻勢につながり、チームの流れができた。



杉山、髙田が前後入れかわりながら右サイド攻略

梅木に加えて、右サイドでWB杉山、CB髙田のスタメンコンビが攻撃で嵌った。

前半は、この二人が前後を入れ替わりながら、攻撃参加。

髙田に至ってはハーフスペースだけでなく、ペナ内まで入る動きを見せ、相手を攪乱。

10分の梅木へのアシストの時も、CKでペナ内で待ち構えていた。

杉山は。前半29分、ドリブルで仕掛け、裏をとると、BOX右への折返しのパス。

この時、荒木が中央へ走り込み、DFの注意を引いたところで、右に流れてきた中島がパスを受け、DFを背負いながら、反転即シュート。枠外だったが、ワクワクする攻撃だった。

ドリブル得意の杉山は、ピッチ状態でボールのころがりに苦労したが、状態がよければ、もっと仕掛けられていただろう。

後半の終盤、シャドーに入って、シュートも狙っていた。

杉山と髙田が右サイドで何度か仕掛けることで、左の中島、石井の攻撃も活き、チャンスを作った。


今日も走ります、岩渕、荒木の鬼走りコンビ

もはや、ベガルタの代名詞、岩渕、荒木の鬼走り。

相手の嫌なところに抜け出す攻撃だけでなく、守備でも非常に効いてた。

先制後、八戸が持つ時間が多くなるが、相手のDF陣を遅らせている所に、常に荒木あり。

怪我とか打撲がなければ後半まで走り切る、無尽蔵のスタミナ。

この日の無失点への貢献度は大きい。

攻撃でもペナ付近に動いているので、報われる時も遠くないと思う。


岩渕は、田村さんの言うように、自らパス出しの起点となって、リターンを貰いに走り込み、自分でシュートチャンスを作る。

この試合でも惜しいチャンスが3度あった。

前半20分、うまくポケットを取ってフリーの岩渕に、鎌田がクロスを合わせヘッド。ややボールが高くヒットしなったが、惜しかった。

後半3分、林のキックから中島がヘッドですらしたところに、岩渕は走り出し、シュート。

後半26分には、岩渕が中島にパスで預け、中島のスルーパスに、ペナ内に走り込んだ岩渕が左足シュート。

だんだん、中島とのコンビもいい感じになってきたので、岩渕にもそろそろ来そうな感じである。


最終盤、中島のキープから、鼻折り武田の豪快シュート

後半ATの2点目も、ファンサポからしたら痛快なゴールだった。

ベガルタ1点リードでの後半44分。

八戸は、2バックにして反撃に全てをかけていたが、林のキックを中島が小林心につないて、心がキープ。コーナーを取るが、ここも時間使いに3人で固める。

AT1分、再びカウンターで、パスカットした中島がドリブル前進、心へスルーパス。
心のシュートはブロックされ、スローインとなるが、その後、キープした中島が、ゴールライン付近でうまくキープ、DF二人をかわして、折り返すと、ペナ前に走り込んだ、どフリーの武田が、左足で巻いたゴロシュート!ゴールネットに吸い込まれ、追加点。2-0。トドメ。

90分走っても尚、動ける中島と、後半途中出場で、前節鼻を骨折し、目の下には痣を作りながら、フェースガードを取って気合の武田が、しっかりチャンスを見逃さず決め切った。

アンカーには松井もいて、シャドーの人材は豊富。前半を同点またはリードで終え、武田を後半にジョーカー的使える、今のチーム状態は、そんなに悪くない。後は、決め切っていくだけ。

武田も1点取ったので、より力を抜いてシュートが打てるようになるだろう。

アシストした中島も、ようやく笑顔をが見られ、一仕事した感。彼もこれからもっと楽にパス出し、シュートが出て来るだろう。


GK林、やっぱり今日も神

最終的には2点取って勝ったとはいえ、後半は、うまく回されて、両サイドからのクロスを上げさせ過ぎの、課題はあった。

特に、後半出て来た、八戸の長身ウイリアムの、後半21分どフリーヘッド(これはシュートミスか)、41分には強烈な左足ミドルを打たれたが、あわやだった。

ミドルの方は、林が素早く反応、弾いて浮いたボールを、倒れた状態足で蹴り出すプレーで、失点を防いだ。アントニオ猪木ですかっ。


アラフォーの林であるが、持ち前のシュートへの反応だけでなく、今年は足元の動きが良く、左右のキックも精度が上がっている。

今のキーパーは、各プレーにタイムクロックがあり、プレーのスピード、判断の速さが求められる中、依然として、我らが守護神は健在である。


余談:岩渕の足攣り、八戸の2選手が伸ばしてくれる


1点リードされた八戸が、総攻撃の後半26分、カウンターから抜け出した岩渕がシュート、同時に両足攣り。

ここで、倒れ込んだ岩渕を、プレーオンの状態のまま、八戸GK谷口が、足を伸ばしくれる珍事。

味方が、前線奥に行ってるのを見ながらとはいえ、性格が良過ぎる。

さらに飲水タイムに突入しても、今度はCB雪江が交代で足伸ばし。

試合中は、ハードなチャージで、このやろと思う時もあったが、八戸の選手、いい奴が多いらしい。

前半
システムは両チーム3-1-4-2。前半ベガルタ風上か。

10分、仙台、得点、⚽梅木。CKのこぼれを髙田がシュート、ペナ内で梅木が膝で押し込みゴール、1-0。チーム、今期初得点。

前半のシュートはベガルタ4本、八戸0本。

後半
10分、八戸、交代、WB稲積 → 永田

18分、八戸、交代、MF鵜木 → 佐藤碧、FW澤上 → オウイエウイリアム、音泉 → 井波
 仙台、交代、梅木 → 松井、鎌田 → 武田 中島がFW、松井はアンカー、武田が右シャドー、荒木が左へ。

29分、八戸、交代、FW中野 → 髙尾
 仙台、交代、岩渕 → 小林

37分、八戸、警告、髙尾
 仙台、交代、石井 → 五十嵐、荒木 → 菅田 髙田が左WBに回り、右WBに五十嵐、杉山がシャドー左へ。5バックへ。

43分、仙台、警告、松井

AT2分、仙台、得点、⚽武田。中島が粘ってえぐっての折返し、フリーの武田が左足で振り抜き決める。2-0。


後半のシュートはベガルタ7本、八戸3本。


シュート数: 11-3 CK:6-3  FK: 17-12  得点:梅木 翼、武田英寿  警告:松井 (八戸)高尾  主審:小屋幸栄  入場:4,401人