06節:対福岡1-1、ウイルソン先制も防戦一方でドロー、パブロ初出場

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2016J1 2nd 6節 2016年7月30日(土)18:30 ベガルタ仙台1-1アビスパ福岡 レベスタ



ハモン ウイルソン
(パブロ)  
梁  奥埜
(藤村)(水野)
三田 富田
  
石川 渡部 平岡 大岩
   

サブは、六反、菅井、茂木、藤村、水野、パブロジオゴ、西村。福岡は坂田のワントップ、金森、城後、駒野スタメン。ウェリントン、平井はベンチスタート。

立ち上がりから、福岡の裏への飛び出しと、早い帰陣・ブロック形成に苦戦するベガルタ。
それでも36分、右サイド、大岩、奥埜と鮮やかにつなぎ、最後はウイルソンがフリーで決めて先制。

しかし、その後は、有効な攻撃ができず、カウンター合戦から暑さで消耗。

30分、ハモンに代わってパブロジオゴがJ1初出場。33分カウンターで自らドリブル前進、決定的なパスを出し、ウイルソン、どフリーも、トラップ大きくシュート打てず。見せ場は作った。今後に期待。

相手のスピードに、最後まで受け身でドローがやっとの試合。しかしそれでも勝ち点1は貴重。

前半。
夜6時半のキックオフで、気温29度、湿度77%という福岡。
開始20秒、ベガルタゴール前での浮き球ルーズボール、クリアが中途半端なところを、シュートされるが、コーナー。これはクリア。1分、奥埜がドリブルからえぐっての折り返し、中央合わず。2分、ロングボールでハモンを走らせるが、オフサイド。この試合、何度もオフサイドにかけられた。

3分、福岡が裏を取って、金森が飛び出るが、関抑える。4分、また福岡が裏を取り、コーナーを与える。こぼれを放り込まれるが、関抑える。5分、平岡のスルーパスに走り込んだ大岩がクロス、クリアされる。7分、福岡のカウンター、坂田が持ち込み枠内シュート、関が反応、コーナーに逃げる。そのこぼれを、ベガルタがカウンター、梁が右からのクロス、中央合わず。

8分、左サイドでスルーパスに走り出たウイルソンが、ドリブルで前進、角度の無いところからシュート性のクロス、キーパー。10分、右サイドフリーでハモンが出るがオフサイド。11分、ウイルソンが右からドリブル、しかし折り返せず。12分、中央富田から梁へのパス、オフサイド。15分、ベガルタが右サイドで回して、三田がシュート、枠外。

16分、ハモンが左サイドからの高速クロス、奥埜中央に詰めるが、駒野にクリアされる。19分、為田のドリブルからのシュート、枠外。ベガルタは前の動き出しがいまいちで、パスが合わない。21分、左サイド、梁がドリブルからキーパー前への横パス、キーパー越えるが押し込めず。さらに22分、梁からの浮き球パス、DFのバックヘッドがラッキーパスになるが、大岩、もう一歩。

この間、大岩とハモンが交錯、ハモン足首捻るが、そのままプレイ。ベガルタ右コーナーを得る。三田のキックはキーパー直撃、パンチ。25分、梁からのパスを受けたハモンが右足のシュート、枠内も、キーパーに弾かれる。27分、金森のパスに走り込んだ實藤のシュート、富田がクリア。福岡が左コーナー。こぼれを連続3本シュートされるが、しのぐ。

30分、福岡がベガエリア中央やや左35mのフリーキック。シュートが枠内に落ちてくるが、関弾き出す。またも福岡のコーナー、ヘッド打たれるが枠外。32分、ハモンからウイルソンへのパス、もう一歩。33分、坂田に裏を攻められ、またコーナー。これは守る。この後、三門にイエロー。

そして、36分、右サイド大岩が、福岡エリア内にボールを持ち込んでヒールパス、ついていた奥埜がすかさず中央へクロス、正面でフリーのウイルソンがダイクレトで合わせ、ゴール!ベガルタらしくないw見事な崩しで先制。ウイルソン3試合連続弾。これでベガルタペースになるかと思われた。しかし、福岡の運動量は落ちない。

37分、ベガルタ右コーナー付近で福岡のフリーキック。これはクリア。40分、福岡の裏へのロングボール、流れる。42分、ベガルタが回す。44分、ウイルソンからハモン、パスが流れる。追加時間は2分。ベガルタは時間使い。前半は1点リードして終了。

後半。
いきなり福岡のクロスに金森のヘッド、クリア。2分、城後のロングスロー、クリア。3分、福岡が右コーナーキック。駒野のキックは関がパンチング。ベガルタすかさずカウンター、奥埜のパスから、走り出た平岡がドリブルも、クリアされる。4分、富田から中央ハモンへのスルーパス、もう一歩。この間、駒野にイエロー。

6分、こぼれ球を坂田がシュート、枠外。8分、福岡が右コーナー。しのぐ。さらに為田のパスから、またコーナー。しのぐ。11分、為田のクロスに城後のヘッド、これは石川が体を寄せて防ぐ。しかし、直後の城後のロングスロー、ハモンのヘッドが空振りとなって、その後ろで一瞬先に、平岡の前に出た坂田が、スライディング即シュート、決められ同点とされる。セットプレーを何本もしのいできただけに、一瞬の集中切れが残念。

15分、ハモンのクロスからコーナーを得る。左コーナーは梁。決まらず。20分、ベガルタがカウンター、梁のサイドチェンジに奥埜、キープできず。21分、福岡が回してのラストパス、流れる。両チーム疲れてきたか。24分、大岩のクロスは弾かれる。さらに、奥埜のパスに富田がエリア内侵入、しかし折り返せず。すると、今度は福岡のカウンター。おり返しのボールに、フリー許すが、石川がクリア。

26分、福岡が坂田に代え平井を入れる。27分、奥埜のクロス、打てず。さらに梁のクロス、キーパー。なかなかシュートに至らない。28分、福岡の實藤、足攣り?30分、ハモンに代えパブロジオゴが入る。J1初出場。さっそく前線で動き回る。福岡は實藤に代わり、中村北斗が入る。

32分、福岡がカウンター、金森のシュートはクリア。その後、パブロが相手ボールを奪ってカウンター、左サイド、ドリブルでひきつけて、右サイドフリーのウイルソンへ絶妙パスウイルソンのトラップが大きくなり、先にキーパーに寄られ打てず。決定的。パブロは早速仕事した。
その後、福岡がカウンターでコーナー2本連続。しのぐ。カウンター応酬の様相で、消耗戦へ。

36分、奥埜に代え水野が入る。しかし、なかなか水野までボールがつながらない。38分、福岡のコーナー、フリーキックと続くが、守る。39分、福岡は金森に代え、怪我明けというウェリントンを入れる。しかし、彼のプレーがことごくファールの判定。40分、ベガルタも梁に代え藤村を入れる。

41分、ウェリントンがエリア内でオーバーヘッド、大岩への延髄切りのようになり、ファールで終了。その後も両チーム、なかなかシュートに持ち込めない。ベガルタは防戦一方。追加時間3分。パブロが相手エリア内で一人を抜いての、折り返しパス。水野が飛び込むがシュートは打てず。その後、福岡の左コーナーはクリア。

結局、両チーム共追加点奪えず、ドロー。

福岡の前3人の執拗な飛び出しと、守備での素早いブロック形成のために、消耗させられた。間延びして、素早い攻撃ができず、守備に追われた。後半はシュート1本のみ。暑さ対策もいまいちかw

それでも、ロングスローからの失点はあるものの、12本のコーナーなどセットプレーでの守りは、関の踏ん張りもあり、改善しつつある。

また、パブロが、スピード、上手さだけでなく、クレバーな選手のようなので、今後が楽しみ。日本人選手とも、使い・使われの関係が深まると、攻撃に厚みが増しそう。

シュート数:6-11、CK:2-12、FK:12-13 得点:ウイルソン (福岡)坂田 警告:(福岡)三門、駒野  主審:扇谷健司  入場:10,097人