10節:対川崎1-1、富田先制も追いつかれるが、攻撃は改善

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2016J1 1st 10節 2016年5月4日(水)14:00 ベガルタ仙台1-1川崎フロンターレ 等々力



野沢  ハモン 
(ウイルソン)  
梁  金久保
   (奥埜)
三田 富田
  
二見 渡部 大岩 蜂須賀

六反

サブは、関、小島、榎本、藤村、水野、奥埜、ウイルソン。平岡は体調不良で欠場。川崎は大久保、小林がFW、中村、大島スタメン。

中3日連戦で、川崎にも疲れ。強風の中、ベガルタラインへの速い縦パスを、何本も打たれるが、今日のDF陣は粘り強く体を寄せ、どフリーは作らせない。抜けられた2本はオフサイド。一方、攻撃では、サイドからの崩しで、フリーの決定機を作るが決めきれず。

後半25分、ハモン-野沢とつないで、野沢の絶妙クロスに、エリア内に飛び込んだ富田がダイビングヘッドを決め先制。しかし、2分後、大島に、角度無いゴール脇からビューティフルゴールを決められ同点とされる。

その後は、ドン引きせずカウンターを狙うが、決めきれず。川崎の攻撃も早めにつぶし、アウエーで勝ち点1と、今できる最低限の事はした。次、福岡、湘南と、勝ち点3必至の試合を取るのみ。


前半。
気温27度、強風が吹く等々力。ベガルタは前半、風上。
開始早々、エルシーニョにドリブルで上がられ、コーナーを与える。1分、ベガルタのクロスは流れる。4分、二見からハモン、クロスに中央の野沢、シュートはブロックされる。5分、森谷のシュート、六反。

次第に川崎に持たれるようになるが、ベガルタもブロックを作り、人を捕まえる。9分、大久保に裏に抜けられるが、しのぐ。その後、ベガルタがボールを持つが、後ろの横パスばかりで、中々前に運べない。12分、三田のクロス、流れる。13分、大島の縦のスルーパス、小林トラップし切れず、助かる。ベガルタもゴールキックから、ハモンの落とし、金久保が放り込むが流れる。その後は、大久保から小林へのパスが出て来るが、ベガルタも寄せる。

15分蜂須賀のミドルシュート、枠外。16分、野沢倒され、中央35mでフリーキックのチャンス。野沢のシュートが、キーパー前でバウンド、枠内も弾かれ、コーナーを得る。決まらず、川崎にカウンターを受ける。ゴール前で細かく繋がれるが、クリア。21分、川崎がボール保持、回しながら、縦の強いパスで裏を狙ってくるが、ミスもあり。22分、川崎エリア左ライン際40mのフリーキックを得る。梁がつないでいくが、後ろで回すだけ。

25分、川崎の右からのクロスは六反。その後、野沢がクロス、ハモンは、もう一歩。27分、川崎がベガルタエリア右奥35mのフリーキック。これはしのぐ。30分、ベガルタが相手陣でボールを回すが、最後のロングボールは流れる。31分、ハモンが開いて、空いたところを金久保がエリア内侵入、フリーになるが、飛び出してきたキーパーと交錯、金久保にイエロー。

33分、ベガルタが回し、川崎がクリアミス、コーナーを得る。野沢のキックに渡部が頭で合わせるが、クリアされる。その後、川崎の攻撃、ベガルタなんとか戻ってクリア。35分、中村のスルーパスが小林に通り、六反もかわされフリーでゴールされる・・・がオフサイド。危ない。38分、ベガルタが放りこみ、こぼれを金久保シュート、枠外。さらに金久保のクロスを梁が落とし、最後は走り込んだ三田がシュート、枠外。しかし、ベガルタは攻撃のリズムを掴んできた。

42分にも、カウンターで三田、ドリブル前進もエウシーニョに倒される。エウシーニョにイエロー。40mの三田のフリーキック、野沢のクロスにハモン、もう一歩。直後、今度は川崎が速攻、小林?のシュート、六反弾くところを中村に押し込まれる・・・がオフサイド。追加時間に川崎にコーナーを与えるが守って、前半はスコアレスで終了。

後半。
ベガルタは風下。川崎に2本クロス入れられるが、クリア。2分、ハモンが戻って守備、自陣で倒されフリーキックを得る。その後、ベガルタがボールを展開するが、ラストパスまでに時間がかかる。5分、川崎のクロスは流れる。8分、梁からパスを受けたハモンがえぐってのクロス、中央の金久保がフリー、ダイレクトでシュートも枠外。決定的。9分、川崎は森谷に代え車屋を入れる。直後、野沢から裏のハモンへのパス、もう一歩。さらに三田から二見へ、二見のクロス、流れる。

11分、渡部から野沢へのパス、流れる。13分、大島のシュート、バーの上。15分、カウンターで、金久保が中央をドリブル突破しようとしたところを倒される。抜ければフリーだっただけに、得点機会阻止のレッドもありえたが、エドゥアルドにはイエロー。アーク付近すぐ外、中央でフリーキック、25m。野沢のキックは壁。17分、二見のロングスロー、渡部が頭一つ出て、ヘッドも風に流されれたが、戻りヘッドになり、枠外。

19分、川崎は谷口に代え、三好を入れる。その後、また二見のロングスロー、こぼれを蜂須賀がシュート、これがゴール前のハモンへのパスの形になり、ハモンが、ダイレクト右足で合わせるが、わずかに枠外。決定的。21分、川崎がカウンター、大久保がロングシュート、枠外。22分、二見から梁。エリア内入るがファールで終了。23分、三好のシュート、六反弾く。コーナーを与えるが、しのぐ。

そして、25分、ハモンからパスを受けた野沢がクロス、一旦弾かれるが、再び浮き球、中央に走り込んだ富田が、ダイビグヘッドで決め、先制。直後、金久保に代え、奥埜が入る。3分後、川崎がボールをつなぎ、大島がベガルタ左サイドをえぐり、ゴールまでの至近距離、パスと見せて、角度無いところを強烈シュート、六反の頭上をこえるシュートで同点とされる。シュートはワールドクラスだったが、あそこまで、入れてしまったのが残念。

依然として点を取っても、すぐ返される病は癒えていない。ただ、きょうのベガルタは、その後の集中が少し違った。この後、パスミス散見など、疲れ気味だった川崎が勢いを取り戻す。29分、登里のクロス、六反。30分、川崎がパススピードを上げ、ワンタッチでつなぎ、最後はエウシーニョのシュート、枠外。32分には、ベガルタ右サイド30mのフリーキック。これはファールで終了。35分、野沢に代えウイルソンが入る。

36分、ベガルタゴール前で川崎がボールを回す。最後は中村のスルーパス、流れる。38分、ウイルソンのクロス、弾かれる。40分、カウンターでウイルソン、ロングシュートはふかす。ここで川崎は登里に代え中野を入れる。41分、川崎が回して、裏もオフサイド。43分、ベガルタが左サイドライン際40mのフリーキック。三田から二見が右足でのクロス、流れる。さらにウイルソンがプレスして、相手のパスミスを誘う。

44分、三好にシュートを打たれ、コーナーを与える。川崎、いったん戻してのクロス、ヘッドは枠外。追加時間は3分間。またスルーパスを出されるが、六反押さえる。2分、ベガルタが左ライン際40mのフリーキック、決まらず。結局、1-1のドロー。

攻撃力のある川崎を、なんとか1点に抑え、攻撃では何度かフリーの決定機を作り、ベガルタのゲームだった。もったいない試合ともいえるが、この際、勝ち点1は貴重。守備では球際の粘り、形も出てきた攻撃を武器に、来る福岡、湘南戦で連勝を狙う。

まずは連戦の疲労を少しでも解消。これから。

シュート数:12-7、CK:2-4、FK:18-15 得点:富田晋伍 (川崎)大島 警告:金久保 (川崎)エウシーニョ、エドバルド 主審:上田益也 入場:23,812人