02節:対甲府0-0、六反、二見でフリーシュート2本防ぎ、勝ち点1

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2015J1 2nd 7月15日(水)19:00 ベガルタ仙台0-0ヴァンフォーレ甲府 中銀スタジアム



金園  奥埜
    (ハモン)
野沢     梁
(金久保)   
富田  ミンテ
   
二見 鎌田 渡部 菅井
        (蜂須賀)
六反

サブは、関、上本、蜂須賀、藤村、金久保、山本、ハモンロペス。甲府はFWがバレー、阿部拓馬、稲垣、下田、バラナスタメン。伊東、アドリアーノはベンチスタート。

3日連続酷暑日が続いたという甲府。真夏に中3日という日程で、試合は互いに連敗を避けて、スローな展開に。ときおり甲府が見せるバレーめがけてのロングボールをしのぐ。後半8分、そのバレーに裏を取られ、フリーのシュート、これはタイミング良く六反が出て足でブロック、しかし、

さらに、こぼれたところをパスされ、ベガルタゴール中央に、六反がいない中、フリーのシュートを稲垣に打たれるが、二見がカバー。クリアしてなんとかしのぐ。ピンチといえばこれくらい。一方、攻撃の方では5-4-1で守る甲府の壁をなかなか破れず、前半に金園の振り向きさまシュートが惜しかったくらいだった。

前半。
公式記録によると、19時のキックオフ時に気温が28度と熱帯夜の中で、試合が始まった。10分もしないうちに選手は全身汗だく。
互いに連敗したくないという事と、暑さ対策もあってか、お互いにあまりハイプレスはしていない。ただ、甲府はベガルタの高いラインの裏へ、ロングボールを放り込み、バレーを裏に走らせる作戦。

開始早々、甲府ゴール中央やや左25mのフリーキックのチャンス。梁のキックはワンバンで枠を狙うが、キーパー。3分、甲府がフリーキックを早いリスタート、ベガルタゴール前に走り込まれるが、六反が先に抑える。4分、バレーが裏を上がり、甲府のコーナー。これは抑える。6分、甲府のカウンター、バレーのクロスに、ミドルシュート打たれるが、枠外。8分にもバレーが裏をねらってくる。11分、またバレーに裏を走り込まれ、下田がえぐって、最後は六反。

15分頃までは中盤ので競り合い。甲府は5-4-1で守りを固めているので、ベガルタは横パスなど、様子を見る時間が長い。17分、ベガルタがカウンターからのクロス、キーパー。18分、二見が左サイドから斜めに中央へのパス、もう一歩。20分、甲府にまた裏へのロングボールを入れられるが、オフサイド。21分、中央ミンテから縦に梁へのパス、梁がワンタッチヒールで裏に流すと、金園が広い、反転しながらのシュート、枠外。前半の最もチャンスがあったシュート

22分、甲府が回すが、クロスは跳ね返す。27分左サイド、ライン際でフリーキックのチャンス。キッカーは野沢。クリアされる。29分、甲府の縦パス、クリア。32分、甲府のカウンター、クロスからバレー、クリア。33分、野沢のサイドチェンジ、上がっていた菅井がヘッドので折り返し、つながらず。42分、甲府の縦パスの連続攻撃、最後は六反がパンチングで逃れる。

前半は、互いに決め手を欠き、シュート2本ずつで終わる。後半終了時に主審がATを少なく取り、試合を中断させる珍事。気が付いてもう一回選手を呼び戻し、ドロップボールで再開する。

後半。
3分、フリーキックからのこぼれを二見がダイレクトでシュート、ふかす。6分、甲府のパラナのロングボール、バレーにはもう一歩。さらに甲府のクロス、クリア。7分、野沢から金園へ裏へのパス、もう一歩。そして8分、ベガルタゴール前で、バレーにうまく斜めに裏に抜け出されフリー、しかしシュートには、六反がエリア角へうまく詰めて弾く。だが、さらに、こぼれを素早くつながれ、ガラ空きのゴール前に、フリーで打たれる!寸前に、二見が戻ってクリア。決定的なピンチを二人で2点防いだ。

勢いづく甲府。さらにバレーがミドルシュート、これはシュートブロック。10分、ベガルタがようやくカウンター、奥埜が挟まれ、態勢を崩しながら、持ちこたえ、そのまま自分でシュート、枠外。12分、甲府阿部拓馬のシュート性のクロスが枠内、六反ぎりぎりで掻き出す。コーナーを与える。15分、菅井に代え蜂須賀が入る。右足アシシングとのこと。右SBに入った蜂須賀は積極的に上がって、アーリークロスを狙うが、精度はもうひとつ。18分、甲府が縦パス、セカンドを拾ってまたパスと繰り返し、最後はミドルシュート、枠外。

19分、甲府はパラナに代えボランチの保坂が入る。20分、左ラインぎわでフリーキック。しかし流れる。23分、野沢に代え金久保が入る、右のMFへ。梁が左に回る。23分、カウンターからコーナーを得る。決まらず。25分、今度は甲府のコーナー。こぼれをミドルシュートされるが、枠外。27分、甲府エリア右角でのフリーキックのチャンス。鎌田のヘッド、ヒットせず。29分、甲府のフリーキック、中央35m。決まらず。

30分、蜂須賀のアーリークロス、金園トラップしきれず。止まっていたら1対1だった。ここで奥埜に代えハモンが入る。ハモン5分で汗だく。32分、甲府もバレーに代え、スピードのある伊東を入れる。ベガルタ、クロスから金園のヘッド、枠外。35分、金園が抜けかかかるが、クリアされる。37分、甲府は松橋に代え堀米入る。39分、二見のロングスロー、フィットせず。そして追加時間は4分。カウンターから裏に走りでた梁、しかしパスはつながらず。

結局スコアレスドローに終わる。しかし勝ち点1でも着実に積み上がっていくことが重要。互いに消耗戦の中、果敢にチャンスを狙いにいった。ベガルタの攻撃hs、は相手にスぺースを埋められていたのもあるが、ミドルシュートが少なかった。セットプレーでニアに入る動きも欲しかった。


シュート数:5-7、CK:1-3、FK:12-18 得点:なし  警告:なし 主審:家本 政明