ACL予選対ブリーラム1-1、ロスタイム中原劇的同点ボレー

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ACL予選 Eグループ ベガルタ仙台1-1ブリーラム(タイ) ブリラムスタジアム


赤嶺  ウイルソン

武藤    太田
      (佐々木)
松下 角田

蜂須賀石川広大田村
    (和田)(中原)
登録上は4-3-3だが4-4-2か。サブは、関、和田、奥埜、ジオゴ、ヘベルチ、佐々木、中原。ブリーラムは平野のワントップ。コンザレス、オスマルがスタメン。

後半7分、ブリーラムのフリーキックからオスマルにまたもやヘッドで先制を許す。その後なかなか攻撃の形のできないベガルタだったが、試合終了直前、右からのクロスを、上がっていた広大がつなぎ、キーパーが出ててきたところを中原がジャンピングボレーを決めて、劇的ドロー。なんとか最終戦に望みをつないだ。

前半。
相変わらず、ブリーラムのチャージはきつい。立ち上がりはベガルタが押し込む。7分、太田のクロスに田村のヘッド、バーの上。8分、ウイルソン倒され、オスマルにイエロー。中央やや右30mのフリーキック。角田が直接狙うが、枠外。

11分、ブリーラムがベガルタの右サイドコーナー付近でフリーキック。角度無いがが直接狙ってきて林が押さえる。このとき林が顔面を浅く蹴られ、一時詰め寄る。15分、40mのフリーキックを得るが、枠外。

その後、一進一退。互いに決定機無し。相手チャージにベガルタも体を張るが、しばしば?なファールを取られる。

30分過ぎるとブリーラムが攻勢。立て続けにシュート打たれるがなんとかブロック。ベガルタは間延びしていて、カウンターが利かない。33分にも回される。その後、ベガルタもカウンター、しかしラストパスの精度がいまいち。34分、太田のアーリークロスにウイルソンのボレーシュート、DFのブロック。

36分、ブリラムがべガルタの右サイドをえぐり、折り返し、中央から13番の左足シュート、バーの上。危ない。40分、ベガルタが右サイド奥35のフリーキック。キッカーは太田。武藤のオフサイドで終わる。44分、ブリーラムのセンタリングから中央でヘッドあわせられるが枠外。前半はスコアレスで終了。

後半。
いきなり浮き球がベガルタゴールへ。相手選手につっこまれるが、林。2分、赤嶺のヘッド、枠外。6分、ウイルソンから太田のクロス、ウイルソンのボレーシュートは枠外。7分、ベガルタの左サイドライン際30mでフリーキックを与える。このキックにオスマルに前に出られ、倒れこみながらのヘッドを決められ、先制許す。

11分、カウンターで太田のドリブル。田村がアフターチャージ受けて、相手11番にイエロー。12分、ウイルソンが左足グランウンダーのシュート、キーパ。その後カウンター報酬。ベガルタ、次第に間延び。ドリブルで武藤らがしかけるが、途中でつっかけられる。15分、ブリーラムに侵入され、折り返しにフリーでシュートされるが、枠外。17分、石川が傷んで担架でピッチ外。膝か?18分、石川に代わり、和田が入る。

その後、武藤がつっかけ、相手のイエロー貰う。25分、ゴール左角25mでフリーキックのチャンス。松下のキックは中途半端。カウンターを受け、ロングシュートされるが、枠外。その後、和田が左からドリブルで侵入、クロスを入れるが、その後が続かず。その後、広大が攻撃参加。上がってクロスも体をぶつけられる。

その後もベガルタは攻撃の姿勢は見せるものの、ブリーラムのしつこいプレスに展開できず、いい形でシュートできない。35分、ようやく武藤がDFの股間からシュートするが、ヒットせず、キーパー。36分、和田にイエローで、ブリーラムがベガルタ左サイドからフリーキック。これが直接狙ってきて、クロス・バーをたたく。危ない。さらにこぼれ球に突っ込まれるが、林が抑える。

37分、ウイルソンからスルーパスに佐々木が仕掛け、コーナーを得る。キッカーは松下。こぼれ球を角田?がフリーで打つチャンスあったが、トラップ悪く、逆にカウンターを食らう。なんとかしのぐ。44分、田村に代え中原入る。渡辺広大が前線に張る。43分、ベガルタのコーナーからのカウンターでフリーを作られ、振られてダイクレトシュートされるが、枠外。助かる。

追加時間は4分間。ベガルタ、ようやくパスをつないで、最後は赤嶺トラップかシュートかパスも強くて合わず、キーパー。ついで、角田のイエローで、ブリーラムがベガルタゴール右25mのフリーキック。オスマルの強烈左足シュートはバーの上。

そして、残り1分、ベガルタは右サイドから蜂須賀が慎重にクロスを入れると、広大がキーパーと競ってこぼれるところ、フリーになっていた中原が、右足ジャンピングボレーで、豪快に無人のゴールに叩こみ、劇的同点弾!

そのままドローで終了。予選敗退のピンチを逃れ、5月1日のホーム最終戦の結果につないだ。

ベガルタはブリーラムのしつこく激しいプレスの前に、選手間の距離感が悪く、いい形ではシュートできず、ドリブル突破も簡単につっかけられるシーンが目立った。守備ではセットプレーでの、マーク離しのミスが出て、内容的には頂けない試合では、あったが、とにかく次につなげた。

28日のJ1鳥栖戦を経て5月1日のホームでラウンド16進出を決める。

尚この試合は、深夜2時30分頃からBS日テレと宮城テレビで録画中継があります。