30節対磐田1-1惜しいドローも、広島を追走

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2012年J1 10月27日(土)14:00 ベガルタ仙台1-1ジュビロ磐田 ヤマハスタジアム



ウイルソン  赤嶺
(中原)   
梁   太田
    (関口)
松下 富田

朴 上本 鎌田 菅井
       (田村)

サブは、桜井、内山、渡辺広大、田村、関口、中原、柳沢。磐田は、前田、ハンの2トップ。山田、駒野先発。金園、小林、松浦ベンチ入り。

お互いプレスからボールをうばって攻撃的に展開するが、互いに戻りも早く、なかなかシュートまでいけない。ベガルタは、ウイルソンが再三チャンスメークも、梁へのマークが厳しく、キレもいまいち。守備では、オフサイドに前田をからめ取り、シュートを打たせなかったが、サイドからのクロス・スルーパスでは再三チャンスを作られた。

ベガルタは開始1分、梁が、、磐田も後半29分に、今季初出場の金園が中央でどフリーはずすなど、互いに決定機を逃す。

ゲームが動いたのは終盤。32分、松下のスルーパスに富田が体を張ってつなぐと菅井が飛びこむ。DF戻りながらの守備で、ボールがこぼれるところ、赤嶺がいい位置どりからの、ごっちゃんゴールで先制。

磐田も金園に加え、山本、小林を投入してくる。ベガルタはウイルソンを下げ中原を入れる。すると39分、山田にエリア内での粘りのクロスを山本康にあわされ、同点を許す。一瞬ボールウォッチャーになった。それでも、ロスタイムに赤嶺のヘッド2本打ったが、体を寄せられ、きまらず。ドロー。

互いに決定機を逃し、ドローに終わった。ただ、勝ち点1に留まるも、広島もドローで現状維持で運はある。挑戦は続く。



前半。
磐田は前田ワントップ気味の4-2-3-1か。開始早々鎌田のロングボールに梁が裏に抜け出し、キーパーと1対1、シュートは枠内もキーパーが足で弾いて得点ならず。これは決めてほしかった。3分、ベガルタが前からプレス。磐田はサイドから攻めて来る。4分、カウンター、ウイルソンから梁の折り返し、コーナーをゲット。こぼれをクロスするがライン割る。6分、ウイルソンが左サイド25mからのブレ球ミドル、枠内もキーパー。

7分、磐田のクロスはクリア。さらに磐田がボールを回す。10分には、アーリークロスを入れられるが、シュートは打たせない。ラインを上げ、オフサイドトラップにかける。12分、ベガルタエリア左35mの磐田のフリーキック。キッカーは駒野。決まらず。ベガルタも13分、赤嶺の落としから梁のクロス、コーナーをゲット。きまらず。14分、ベガルタの裏に駒野からボールを入れられ前田がフリー。林が飛び出し、なんとかクリア。危ない。さらに17分にも菅沼から前田へパスを通されかかるが、林が抑える。

21分、赤嶺のミドルシュート、DFにブロックされる。22分、磐田の藤田が膝蹴りのイエロー。23分、右サイドのいたウイルソンから赤嶺の落とし、左サイドの流れたウイルソンが再び受けて、裏の梁へパスを送るがもう一歩。しかし、流れはいい。26分、磐田にベガルタゴール前でボールを回されるが、最後はオフサイドにかける。29分、またボールを回れるが、粘り強い守備でしのぎ、シュートは打たせない。31分、ワンツーから抜け出したが太田がシュート、ヒットせず。

32分、相手ゴールやや左35mのフリーキック。きまらず。34分にも、左ライン際からのフリーキック、ファーの菅井を狙うが、折り返しできず。35分、磐田のコーナー2本。こぼれ球を菅沼にシュートされ、枠内も、林が反応、触ってコーナー。これは守る。38分、ベガルタエリア左横25mのフリーキックを与える。ハンのクロスは流れる。42分、ウイルソンがパスカットから攻めるが、梁のパスもカットされ互いにつぶし合い。44分、後方からパスを受けたウイルソンが、反転して強引シュート、枠外。

前半は、結局スコアレスで終了。

後半。
開始早々、赤嶺がロングシュート、枠外。1分、ベガルタゴール前で浮き球でパスをつながれるが、最後はオフサイドにかける。2分、駒野のクロスは直接、林。その後、山田、菅沼と連続シュートを打たれるが、いずれも林がセーブ。コーナーを与えるが、守る。その後もキープされ、さらにエリア内に侵入されるがなんとか守る。8分、ウイルソンが切り返しから抜け出るがシュートは打てない。9分、駒野のクロスに前田につっこまれるが、鎌田が体を入れて、たたかせない好守備。

その後は一進一退。両チーム、疲れが出たか、間延びしてスペースが出来始める。14分、ウイルソン、梁、赤嶺とつなぎ、はずむボールをうまく腹で抑えて、フリーになりかかってシュートも、DFに入られる。16分、赤嶺とウイルソンのワンツーから、菅井のヘッド、流れたところを赤嶺が強引シュートも角度なくサイドネット。21分、前田のミドルシュート、コーナーキックを与えるが、結局ゴールキックで終わる。23分、山田のシュートはチュソンが止める。

24分、磐田はハンに代え金園を入れる。今季初出場。その金園は27分、駒野のクロスにうまく裏に飛び出て、どフリーのヘッド、絶体絶命か!はずした!命拾い。28分、ベガルタも太田に代え関口入れる。29分、菅井にイエロー。30分、磐田がベガルタエリア左奥からフリーキック。チョに押し込まれそうになるが、一歩届かず。そして32分、松下のスルーパスを走りこんだ富田がDFにからまれながら、一瞬早く裏にパス。菅井が走りこむが合わず。しかし、こぼれたボールに背走してきたチョ?がトラップできず。うまく位置取りしていた赤嶺がどフリーでなくなく流しこんで、先制!

やはり磐田戦には強い赤嶺のごっつあんゴールだった。今季11得点目、2試合連続。ここのプレーで菅井とキーパーが交錯。急遽田村を変わりに入れる。これで足に来ているチュソンをかえずらくなった。36分、磐田はふたりの菅沼に代え、小林と山本康の2枚代え。37分、カウンターから赤嶺のサイドチェンジ、ウイルソンがヘッドでスペースに出すパス。関口が抜け出てフリーだったが、ボールが足につかず。好調時の関口だったら、ちぎっていたが。。。惜しい。

すると39分、裏に抜けた前田に、ライン際から折り返えされると、梁を振り切る山田に、絶妙キープからゴール前を横切るパスを通される。田村が、一瞬早く山本康に前出られ合わされて、失点。ここまでは攻め込まれても、シュートまでさせない厳しい守備ができていただけに、これはもったいなかった。さらに磐田のボールを回されコーナーを与える。43分、ウイルソンに代え中原入る。

ロスタイムは4分間。ベガルタが押し気味。フリーキックから赤嶺が2本ヘッドを打つが、寄せられ枠外。結局ドローで終了、勝ち点1のみ。先制しただけに勝利がほしかったが、広島もドローで勝ち点で並んでいるのは同じという幸運か。とにかく広島より先に、勝ち点を落とさないようにして、最後で差す。

次節も角田抜きで、このところ調子を上げているセレッソと、ユアスタで対戦。11月7日の試合まで間があるので、さらに連携を高めて、ホームでしっかり勝ち点3を取りたい。

シュート数:11-9、CK:6-3、FK:11-19 得点:赤嶺真吾  (磐田)山本康裕  警告:菅井 (相手)藤田 主審:家本政明