15節対G大阪2-1、菅井先制、最後は赤嶺がガンバって決める

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J1 15節 2011年6月15日(水)14:00 ベガルタ仙台2-1ガンバ大阪 ユアスタ仙台



赤嶺 松下
   (柳沢)
梁   関口
  
角田 富田

朴 曹 鎌田 菅井
  (広大)(田村)
サブは、桜井、渡辺広大、田村、高橋義希、太田、中島、柳沢。登録上は2トップ。G大阪は、アドリアーノ、宇佐美の2トップ。遠藤、佐々木勇人が先発。イグノがベンチスタート。

頭の上から真夏の太陽が照りつけるユアスタ。ただ、風は涼しく、陽がかげれば涼しい。平日のデーゲームにも関わらず、14,519人。。普段、勤勉だから半休を取れるのですねwガンバサポも100人はいた。

さて、試合は勝ったから言えることだが、ミスも含めて楽しめた試合。両チーム疲労からか凡ミスもあったが、持ち味は出して随所に見せ場あり。宇佐美には、潜られた場面もあったが、基本スペースを二人で埋めて、シュートはほとんど打たせず。

ベガルタの後半8分の先制も、コーナーから角田とかぶった菅井が、うまくブラインドになりヘッド決め、先制。10分後、アドリアーノに斜めに走られ、ゴール正面で広大?がかわされ、同点とされるが、最後は、前半からどフリーをはずしまくって、ブレーキだったs赤嶺が、角田のエンゼルパスを流しこんで勝ち越しの決勝点。

G大阪が二川、遠藤で展開してくれば、ベガルタも梁や松下の大きなサイドチェンジ。遠藤の高速コーナーキックが、ダイレクトシュートで枠内なら、松下の左足キャノンもキーパーが弾くがやっとと、場内が沸いた。



前半。
やはり立ち上がりはG大阪がボールを支配。ベガルタはやや引き気味にブロック形成。宇佐美やアドリアーノには間を空けず、シツコの守備でシュートを防いだ。
ベガルタはいきなり松下が裏に抜け出るがオフサイド。2分、カウンターから菅井が上がってセンタリングも、ボールが低い。3分、右コーナーのチャンス。中央角田のヘッドはバーの上。その後、G大阪のボールを回しを粘って防ぐと、6分、チュソンがえぐってセンタリング、バウンドして中央でフリーの赤嶺の元へ。しかし左足は空を切る。

引き気味に守っていたベガルタは、9分、カウンターから関口がパスを出すがオフサイド。10分には相手のクリアミスが、エリア内で梁の前にころがる。絶好のチャンスも、今日はいまいち切れなく、パスを選択すると囲まれてしまう。好調時の梁なら絶対狙う左45度だったが。14分、G大阪の宇佐美に裏を取られ、ゴールライン際まで侵入される。林が出るところを角度無いがらループ狙われるが枠外。15分、今度はベガルタがカウンター、チュソンの巻いたクロスに赤嶺もう一歩。その後、G大阪のカウンター、追い込まれたチュソンがヘッドでGK林にバックパス。しかし、これを狙われて、あわや。コーナーに逃れる。これは守る、

さらに19分、遠藤から宇佐美とつながれて、またコーナー献上。これは守る。この後、21分、アドリアーノが審判に執拗な異議で、早くもイエロー。この自滅はこの試合のポイント。23分、松下、チュソンと小気味良くパスを回し、クロスも、中央もう一歩。G大阪もサイドチェンジで様子見しがなら、時折縦に放りこみ。29分、G大阪のコーナー。これはクリア。しかし、この時間帯、セカンドボールが拾えない。ただゴール前は固めている。32分、ボールを回されて最後はロングシュート打たれるが、林。34分、赤嶺から松下。センタリングもコーナー。これはヘッドでのルーズボール、シュート打てず。

36分には、梁の、自陣からの浮球パスに、走りこんだ赤嶺。裏を取りかけるが、打てず。37分、G大阪が一気の攻め、ベガルタゴール右角でフリーキック。キッカーは遠藤。低く早いボールが枠内を襲うが、林が足一本で蹴りだす。キックのスピードに場内どよめき。G大阪のコーナー。この後、ベガルタの速攻。角田からのフィードに相手エリア近くで弾んだボールを、うまく赤嶺が捕らえ裏を取り、キーパーと1対1、キーパーのタイミングを外したシュート、決まったか?ポスト~。弾かれる。

40分には、G大阪の攻撃を林が抑えると速攻。梁のサイドチャンジに走りこんだ菅井が。追いついて折り返し。中央の赤嶺、シュートは弾かれ、こぼれも関口打てず。44分にもベガルタがボールを回し、センタリングもこぼれ、最後はゴール右角でフリーだった松下が、ほとんどステップ無しに、左足の弾丸ミドルシュート、キーパーは弾くのが精一杯の強烈キャノン。コーナーを得る。これは決まらず。G大阪も加地がドリブルで上がって、パスを回し、激しくゴール前でボールをつなぐが、シュートは打たせず。前半はややベガルタが調子をあげてきたところで、スコアレスで終了。

後半。
G大阪は、キムスンヨンに代え武井を入れる。2分、佐々木にドリブルで持ち込まれ、クロスを入れられるが、流れる。3分、ベガルタが攻めて富田も攻撃参加、中央で右足から左足に持ち変えてのミドルシュート、バーの上。4分、関口の鋭いドリブルの上がりからセンタリング、コーナーをゲット。はじかれ2本目のコーナー、中央で角田がどんぴしゃ、叩きつけるヘッド。これが強すぎてバーの上。惜しい。6分、チュソンが左サイドで粘りのドリブル、最後はコーナーをゲット。G大阪の守備陣疲れ気味。

このコーナーで、梁のキックは、角田の頭上を越えるが、後ろに、かぶり気味にいた菅井が頭で捻じ込んで先制!取れそうで取れないゴールをDF菅井が決めた。これでホームのベガルタは気持ちで優位。G大阪も速攻よりは、ゆっくりと立て直す反攻に出てくれて助かった面もある。11分、ボール回しの後、関口がスピードで相手を千切り、コーナーをゲット。直接は決まらなかったが、こぼれをフリーとなっていた関口が、右45度からシュート、キーパーに阻まれる。この間、コーナーでチョが負傷、担架でピッチ外へ。10人となったベガルタは角田がDFラインに入る。

10人のベガルタだが、15分、裏に抜けた赤嶺がフリー、しかしシュートはキーパー。16分、G大阪のボールに関口の鬼プレス、相手をスローインに追い込む。17分、チョに代え広大が入る。広大、今季初出場。その直後、スローインから松下が意表をつくミドルシュート、枠外。18分、G大阪がワンツーで攻め込んでくるが、角田や富田がうまく読み、クリア。しかし、19分、左からのクロスに、アドリアーノに斜めに走られ、ベガルタゴール中央で鎌田がかわされ、林が飛び出すが、シュートを決められ同点とされる。交代後一瞬の隙をつかれた。きょうもまたドローにされてしまうのか?

しかし、今日のベガルタは運動量が落ちなかった。22分関口がドリブルでエリア内侵入、深い位置からの折り返しに、中央フリーの赤嶺、今度こそ決めるか?シュートは枠外。23分、コーナーのチャンス。これは決まらず。その後、ベガルタはワンタッチでパスを回し、疲れ気味のG大阪を振り回す。27分、天敵佐々木に代わり平井が入る。これはラッキーか。28分、中央から赤嶺のミドルシュート。入るまでチャレンジか!

29分、遠藤が菅井をトリッピング、イエロー。G大阪のエリア右奥30mのフリーキック。こぼれを関口がシュートするもブロックされ、これをカウンターにつなげられるが、梁が戻って守備。30分、菅井に代わり田村が入る。33分、G大阪のハンドがあって、相手ゴール中央やや右でフリーキック。これに鎌田が頭で合わせるが、ボールはバーをたたいて落下、ノーゴール。惜しい。この後鎌田にイエロー。

37分、松下に代わり柳沢が入る。今季初出場。39分、その柳沢から最後はチュソンのクロス、ヘッドは富田でバーの上。そして40分、ややバテ気味のアドリアーノにからんだ角田がボールを奪うと、柳沢に当て、柳沢がポスト、角田がそのままDFをひきつれてライン際までえぐると、ファーサイドで赤嶺がフリー。角田のエンゼルパスにキーパーも振られ、赤嶺は押し込むだけの決勝点、ついに決めた。

その後は、ベガルタが自信を持っての時間使い。圧巻は関口の一人ワン・ツー。相手の背後にボールを出すと、自分で追いついて、相手陣深くまでドリブル。たーだ、そのあとキープしたり、ゴールできればかっこよかったが、あっさりボール奪われ。今後の課題w

ロスタイム、相手カウンターを、ハーフウエイ付近で止めて富田がイエローも、計算のうち。そのまま押し切ってベガルタがタレント豊富のG大阪から勝ち点3を奪って、前進。


シュート数:14-4、CK:9-5、FK:12-19 得点:菅井直樹、赤嶺真吾、  (ガンバ大阪)アドリアーノ  警告:曺、鎌田、冨田 (相手)アドリアーノ、遠藤、内田 主審:木村博之