44節対鳥栖1-4、自滅。中島反撃弾も、いまだ固く。ふっ切れ!

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2008年 11月 30日(日)13:00 ベガルタ仙台1-4サガン鳥栖 ベアスタ



平瀬 
(中原)  
梁   関口

永井 斉藤 富田
(中島)     
田村 千葉 木谷 菅井
(渡辺)      

サブは、萩原、渡辺、飛弾、中原、中島。鳥栖は藤田、レオナルドの2トップ。
全治3ヶ月の田村が2ヶ月目で出場。ベガルタは4-3-2-1のツリー型。ただ試合は、相手と戦う前に、自分達に負けていた。前からプレスへの足が動かず、オフサイドトラップも機能せずで、裏を取られての失点を重ねてしまった。

自分も私事で心身ともに疲労困憊中。体が動かないことは良く分かる。ただ、これでプレッシャーのピーク、どん底を見たはず。上を向いて歩こう。次はユアスタ。積極的に勝ちに行って、勢いをつけよう


試合は、開始からベガルタの出足が悪く、相手との間(あいだ)に間(ま)を作ってしまい、再三危ない場面ができる。2分、鳥栖のコーナーから、フリーのヘッド許すもバーの上。プレッシャーをかけに出られず、ずるずる下がり気味のベガルタのラインは、相手にもぐりこまれて苦戦。5分、鳥栖のロングシュート、バーの上。ここでもフリーで打たせている。7分、永井が故障で急遽中島が入り、2ボランチへ。しかし、10分、付き切れず、藤田に裏に走りこまれて先制許す。これでますます固くなってしまった。

ベガルタも関口がドリブルから侵入を試みるが、フォローがなく、シュートまでいけない。14分、ようやく富田のクロスに平瀬がバックヘッド気味でシュートも、ヒットせず、キーパーに抑えられる。鳥栖は、プレスをかけてボールを奪っては素早いカウンター。なんとかベガルタもしのいでいたが、20分、一瞬のエアポケット。鳥栖のサイドからフリーキックに中央で、DFの間に入り込まれ、ヘッドで2点目を献上。足が動いていない。

さらにレオナルドのシュートは林が抑える。重苦しい空気の中、22分、富田からの縦のスルーパスに関口がドリブル突破、コーナーをゲット。さらにこぼれ球でフリーキックを得るなど、ようやくリズムを掴む。26分、田村がライン際まで粘り、中央へ折り返し、中で平瀬や菅井がつぶれ、こぼれ球を中島が思い切りよく蹴りこんで1点返す。

しかし、直後、鳥栖の一気のカウンターでロングシュートを打たれ、林も触れないコース。が、バーに救われる。そして、27分、関口からのクロスに、中島が中央からシュート、キーパーが弾くところ、梁が押し込み、同点!かと思われたが、オフサイドの判定。微妙。その後も33分ころまで、鳥栖のミスをついて、ベガルタが攻勢、中島や梁がシュートするが、もう一歩。

37分、ベガルタゴール中央がぽっかり空いて危ない場面。39分、ベガルタが左右に振り回して、最後は菅井のヘッドは、もう一歩。43分、関口のクロスに大外菅井のヘッドがもう一歩となったところで、鳥栖にカウンターで一気にベガルタゴール前まで持ち込まれ、藤田に抜け出られ1対1、3点目を失う。リズムが出てきたところでの失点。これは痛かった。ロスタイムは5分間。中島の突進から得たコーナーで、ニアサイド千葉のヘッドはどんぴしゃだったが、ボスト。ツキがない。2点リードされ、前半終了。

後半。
2点差を跳ね返すには、前からプレスで速攻しかないのだが、また足が動かず、迎え撃つ格好のベガルタ。いきなり鳥栖のミドルが飛んでくるが、枠外。しかし、前半飛ばした鳥栖も足が止まってくる。4分、平瀬のヘッドも枠外。8分、関口の縦の突破とえぐりから、ファーサイドでフリーの平瀬が飛び込むが合わず。10分、関口、富田とエリア内に侵入するが、DFに阻まれる。13分、鳥栖に回され、フリーのシュートを許すが、バーの上。後半も相手に決定機を何度か作られるが、ミスで救われた。それだけに、早い時間に反撃したかったが。。。

14分、田村に代わり渡辺が入り3バックに変更。サイドのスペースを与えるリスクを冒してでも、攻撃の枚数を増やす。しかし、鳥栖も対応したシステムに変更してきて、チャンスメークに時間がかかるようになる。15分、中島の折り返しに中央斉藤のシュート、枠外。17分、鳥栖のミドルシュート、枠内も、林がファインセーブ。このコーナーのカウンターから、中島が走ってえぐるが、菅井、関口と詰めきれず。25分、鳥栖のコーナー。フリーでヘッド打たれるが、バーの上。27分、今度はベガルタのコーナー。ここで平瀬に代え、中原を入れる。コーナーキックに広大がどんぴしゃでローボールをダイビングヘッドするも、DFに寄せられ、枠外。惜しい。

30分、今度は鳥栖エリアすぐ外左で、フリーキックのチャンス。梁のキックは枠内行くが、キーパーに阻まれる。32分、サイドに流れた中原のクロスに菅井がヘッド、しかしさわられて、コーナー。連続コーナーも打ち切れず。残り時間も少なく、ベガルタは前ががかりで攻め始める。

40分、関口がえぐってのクロス、ファーサイドの中原、そのままゴールを狙わず中央の中島?へ頭で折り返すが、中島タイミングあわず、バーの上。この決定機を逃すと、またカウンターで前目のベガルタの裏をつかれ、藤田にハットを許し、1-4。これで試合がきまった。ロスタイムにも、中島のえぐりから中央、梁が流し込むだけのシュートをふかすなど、最後まで固さが取れないまま敗戦。3位決定は、最終節の勝利で決めることになった。

自分が決めるという気持ちをもって、相手ゴール前に殺到しよう。チャレンジしての失敗なら悔いはないはず。


[テレビ観戦記]

シュート数:16-20、CK:9-6、FK:18-15  得点:中島裕希 (鳥栖)藤田3、内間 (警告)ベガルタなし (相手)レオナルド、船谷 (主審)岡田正義