35節対横浜1-1、追いつき終盤猛攻もドロー。大柴今季初出場

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2006年8月23日(水) 19:00 ベガルタ仙台1-1横浜FC ユアスタ仙台



ボルジェス

チアゴ  ロペス
(大柴)     
熊林 千葉 梁
       (中島)
磯崎 丸山 木谷 菅井

小針
サブは、高桑、池田、富田、大柴、中島。
丸山、磯崎、菅井、梁がスタメンで前節と4人を入れ替える。中3日、前節の試合内容を考えてもフレッシュな選手が欲しかったところか。久々スタメンの梁が高めのプレスと、熊林とのツイン基点で流れを作ったが、相手DFの寄せのうまさもあり、前線3人のシュートの精度がいまいちで勝ち切れなかった。。

 時折涼しい風もあるものの、雨降り直前で湿度87%、蒸し暑いユアスタ。平日で15239人。
前半。アウグストが欠場、引き気味で省エネサッカーの横浜FCは、プレスをしてこず、ベガルタがボール保持する。しかし、足元、各駅停車のパスが多く、なかなかシュートまでもっていけない。立ち上がりは一進一退。7分、カウンターから横浜FCアレモンが強引なロングシュート、大きく枠外。ベガルタが攻め込むと横浜FCは単純に大きくクリア、これがミスキックが多い。10分、横浜FCがカウンターからコーナーでヘッドを当てられるが、小針。11分、ロペスの侵入からコーナー。こぼれをチアゴがシュートもヒットせず。14分、横浜FCのコーナーでフリーで当てられピンチ。今日の守備は、流れでは相手を抑えていたが、セットプレーでマークのずれが目立った。攻撃では梁が運動量豊富につないで、形がを作るのだが、結局ラストパスが中央ばかりで読まれる。20分までゆったりムード。

25分、磯崎が相手コーナー付近で粘ってコーナーキックをゲット。このコーナーのこぼれをチアゴ右足でミドルも枠外。27分、ボルジェス倒され、相手ゴール左30mでフリーキックのチャンス。チアゴのキックはゴールキーパーが前に弾くも詰めきれず。33分、クリアミスから侵入を許し、右サイドからフリーでシュートされるが枠外で助かる。35分、スルーパスに抜け出した菅井がエリア内入るが、シュートせず、併走したボルジェスに出してしまい、間のDFにクリアされる。直後、不十分なクリアをつかれフリーでミドルシュート打たれるが枠外。38分、ゴールキックからワンタッチで相手の裏を取ったボルジェスがフリーになるも、シュートせず、DFに寄せられるとパス出ししてカットされる。そして40分、相手コーナーからの、こぼれを中央にスラインデイングしてきたアレモンにグラウンダーでねじこまれる。マークしてたはずが、簡単にかわされた。43分、熊林のスルーパスで裏を取ったボルジェスがキーパーと1対1、しかしキーパの寄せの方が早く、決められない。リードされて前半終了。

後半。プレスをかけはじめチャンスを作る。いきなりフリーキックのチャンス、中央からロペスが意表をつくロングシュートも、キーパー正面。ついて磯崎のセンタリング、こぼれたところチアゴのシュートも、枠外。5分には、熊林のスルーパスに梁が裏取るがDFに寄せられ、シュートはクリアされる。11分、梁の相手ボールカットから、右サイド熊林の縦の放り込みにボルジェス頭で合わせるが、枠外。ゴールの匂いがようやくしてくる。そして15分、チアゴが左から中央斜めに切れ込んで、中央ボルジェスへの絶妙スルーパス、ボルジェスが反転しながらDFをかわし、素早いステップでシュート、同点!前半、フリーのチャンスを逃していたボルだが、難しいシュートを決めた。これで場内もいきおいづく。さらに17分、菅井の縦のセンタリングから、ボルジェスが飛び込んでのヘッド、タイミングは良かったが、寄せられて枠外。しかし前がかりになると、横浜FCもカウンターを狙ってくる。20分、22分と持ち込まれたり、フリーキックのファーサイド、フリーでのシュートを許す。21分、大柴がチアゴに代わり今季初出場。8ヶ月ぶり。

26分、3人に囲まれながら、梁の動き出しにタイミングのいい大柴のパス出し。27分、ロペスのスルーパスに左サイド抜けたボルジェスのシュートはDFに当たりコーナー。熊林のキックを中央木谷がフリーでヘッドに当てながら、枠外決めきれず。33分、熊林がサイドをえぐって、ニアにフリーで切れ込んだ梁のシュート、枠外。ついで、左サイド、磯崎と大柴がリターンパスをワンタッチでつなぎながら、シュートまでいくが、DFに当たりコーナー。ここまで梁らがプレスをかけてセカンドボールを拾い、ベガルタが怒涛の攻めも、シュートが枠に行かない。34分、菅井にイエロー。

37分、梁に代わり、中島入る。しかし、次第に疲れからか全体に足がとまり、押し込んでも足元のパスばかり。視野もせまく近場でパス交換してるだけになる。横浜FCも疲れカウンターの切れがない。引き分け狙いの時間稼ぎが多くなる。43分、ようやく菅井がサイドを上がって、シュートまでいくがヒットせず。足が気になるのか、今日の上がりはあまり見られなかった。ロスタイム、コーナーのチャンスがあるも、千葉のヘディングは枠外など、最後まで決めきれず、痛恨のドロー。これで横浜FCとは3引き分け。最終クールはアウエーだが勝ちきりたい。

勝ち点3が欲しかったし、結果に納得はできないが、とにかく追いついて勝ち点1。柏とは縮まったと考えることにする。梁が入って起点が増え、ロペス依存度も少し減った。、大柴にもある程度めどがたった。あとは自分でシュートまで行く、積極性と動き出し。切り替えて、総力戦で山形に勝ちに行き、流れを呼び戻したい。


シュート数:17-9、CK:10-4、FK:19-21 得点:ボルジェス (横浜FC)アレモン 警告:菅井 (相手)鄭、山口、吉武 主審:上川 徹