'98 第7回JFL後期観戦記 


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16節17節18節19節20節21節22節23節24節25節26節27節28節29節30節
前期

★★☆☆★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
:9月24日の対ソニー仙台戦はブランメルがアウエー。   
期 日 キックオフ 対戦相手 スコア 会 場
16

8月16日(日)

18:00

大 分  1-3

大分



阿部 平(高田)

千葉泰(瀬川)

中村 伊藤 中島 斎藤

千葉直樹
渡辺佳孝  山路
    
石川
NIFTY上村さんによると累積警告でドゥバが欠場。越後に代わり、久々千葉泰が出るも、悪夢の4分間。73分から立て続けに3点取られる。やはりバックが手薄か。89分に高田の得点あるも時すでに遅し。後半は阿部が下がり気味になり、瀬川・高田でツートップとなったようであるが、ドゥバ、越後が抜けるとやはり苦しい。次節は千葉直樹が累積警告で出場できない。厳しいが石川を中心に守りを固めてほしい。

以下、熊本からかけつけてくれた火の国の伊達男さんの観戦記です。
 天候は晴れ。九州の夏は蒸し暑い。フォーメーションは4-4-2システム。前半の試合展開は一進一退ボールキープ率は五分五分といったところだが、GKを脅かす回数は、大分の方がやや多かった。ブランメルも前半の中盤あたりから、阿部がゲームメイクに周り、攻めの形が整いつつあった。
  後半は序盤こそ前半と同じ展開であったが、後半15分辺りから、押されっぱなしになる。攻守において伊藤壇、中島浩司のダブルボランチが機能していない 感じがした。
73分、右サイドからのセンタリングをきれいに決められ0対1。
75分、中盤の混戦から相手FWがフリーで抜けだしGKとの1対1を落ちついて 決められ0対2。
76分、右サイドからのセンタリングをきれいに合わせられ0対3。 完全に1点を入れられ浮き足立っていた。ようやく、落ちつきを取り戻し一進 一退の攻防。 42分ゴール前の混戦から、高田純が大分ゴールにたたき込む。(今季初ゴール )最終的には、1対3。全体の展開からいえば、攻撃の形ができていたのは大分の方であった。前回私が見たサガン鳥栖戦と同様、1点を入れられてからの落ち着きがほしい。若いチームだけにいたしかたないことでしょうか・・・  戻る
17

8月20日(木)

13:00

ヴァンフォーレ甲府  2-6

韮崎中央



阿部 平(瀬川)

        
中村 越後 伊藤 千葉泰 
       (高田)
根子(中島)      斎藤
ドゥバ  山路
    
石川
 真夏の平日の昼間試合する作戦にやられた!?
MLの上村さんの情報によると得点経過は以下のとおりで、一度DFが崩れだすと、止まらなかったようだ。阿部がまた余計なイエローを貰って、次の山形戦は出場停止。敗戦よりもこれが一番痛い。阿部ちゃんよ、試合に出てナンボだよ。ま、めげずに最後に瀬川が1点とったところが、せめてもの救い。
 得点経過:5分(仙台)ドゥバイッチ(左CK→頭)、6分(甲府)渡辺(左CK→頭)、25分(甲府)新明(右サイド突破→センタリング)、26分(甲府)バロン(右サイド突破→センタリング)、40分(甲府)渡辺(中央)、60分(甲府)角谷、82分(甲府)バロン、89分(仙台)瀬川  戻る
18

8月23日(日)

15:00

モンテディオ山形  2v-1

仙台

これがブランメル。現在ダントツトップの山形と遜色はまったくない。その闘争心において、技術において。体力的には劣るかもしれないが、この試合では運動量が山形と互角以上であった。

 前半は、ほぼ互角の戦い。高い湿度に選手の動きはあまりよくない。それぞれ相手ゴール近くまで攻め込むが、決定機はそれぞれ1回あるかないか。ただ左右の揺さぶりにおいてやや山形優勢か。しかしいつものスピードは感じられなかった。現在の成績からだけいうと、ブランメルが良く守ったということになるのか。二人がかりで相手を押さえこみ、千葉、伊藤、中村などがしつこいチェックでしっかり守った。そして時々、瀬川がスピードを生かして相手の背後からからんでいく、全員守備。前半は0-0で終了。
 


 平 瀬川(高田)

        
中村 越後 千葉直 伊藤
(千葉泰)         
       
御厨       斎藤
ドゥバ  山路
    石川    
 後半開始早々5分、ブランメルDFの集中が一瞬途切れた。ゴールライン附近まで深く抉られ、マイナスのセンタリングに合わせられて、失点。いつもならこの時点でがたがたくるところだが、今日は慌てなかった。ドゥバ、御厨も切れずに抑えたプレー。1点の失点は織込み済みという感じ。むしろ山形の方が守りに入った感じで、もうひとつ攻めに迫力が感じられなかった。65分、中村に代わって千葉秦を投入。そのすぐ後、怪我の瀬川に代わり高田が入る。この交代が攻めにリズムをもたらした。中盤での壁パスやワンツーにヤスからむ事で、だんだん形ができてくる。越後にもうひとり起点が加わって相手の守りにもスキができる。そこに前期の得点で自信をつけた高田も高い打点でヘッドを放つなど、チーム全体にオーラが出できた。終盤で疲れているはずなのに、却って動きに鋭さが出てきた。
 そして80分、ゴール前に攻め込んだ斎藤からのパスがフリーのヤスへ、楽々ゴール、同点。これで完全にブランメルが気持ちの上で有利になった。その後は互いにカウンターをしかけあう「殴り合い」のような激しい攻防。山形も「首位」の意地を見せる。
 延長戦。開始早々3分、カウンターで攻め上がった高田がコーナーキックをget。ドゥバが豪快にヘッドを決めて、ゴールデンゴール。素晴らしいエンディングとなった。
 今日のメンバーは、ブランメルがけっして阿部だけのチームではない事を証明してくれた。阿部以外の選手には失礼なことを言ってしまった。そして阿部は、次の試合で、もっともっとブランメルの可能性を高めるためのプレーを見せてほしい。。
 試合を見続けていると、時に浮かれ、時に失望し、怒ることもある。でもブランメルは勇気も与えてくれる。けっして諦めてはいけないことを教えてくれる。素晴らしい試合だった。ブランメル・イレブン、ありがとう。  戻る
19

8月27日(木)

19:00

本田技研  3-1

都田



 阿部 平(高田) 
    
越後 
 中村 伊藤 千葉直 斎藤     
       
山路 ドゥバ 渡辺
    石川    
 NIFTYの上村さん、はちきちさんによると、3-5-2で先発は左記のもよう。台風の余波で時折雨が降る悪コンディション?否、仙台には得意のコンディションだったよう。
 上村さんほかの情報を総合すると、前半はオフサイドをばんばん取ったり、DF、GK石川も大忙しと守ってチャンスを待つ状態。そして前半終了間際の44分、阿部のロングシュートで先制。相手にはショックな時間帯だったはず。阿部にとっては、彼抜きで勝利した山形戦がおおいに刺激になっていると思う。
 後半は開始早々、阿部がチャンス・メーク。47分、阿部のヘッドから中村学にわたり、2点目。52分、またも阿部からのスルーパスが伊藤壇にわたり3点目。このところいいシュートしていた学君はついに結果を出した。尚その後は、仙台は流しめだったいう。あまーい!まだ得失点差はマイナスなのだよ。貪欲にいきましょう。でも本当はほっとしたのだ。今までだったら3点とっても4点返えされたりしていたから。山路、ドゥバ、渡辺とDFが揃うと安定感が出てくるようになったのが、攻撃にもリズムを作ってるんだろうね。そして雨よ、今夜も有難う。  戻る
20

8月30日(日)

15:00

川崎フロンターレ  2-3

仙台

心配された豪雨も試合開始時には小降りになり、なんとか試合はできる状態。3600人ならよく来てくれた方だろう。雨のグランドは当方に有利のはずだが。

 試合は開始2分、渡辺のクリアがカーブを描いての前線の阿部へ、これを阿部がキーパー前へ絶妙のパス。このボールに平が追い付いて、相手DFとせりながら体ごとゴールへ。初めて期待されていた役割を果たしてくれた、うれしいゴールで先制。前節の余勢で今日もいけるかなと思ったのだが....さすがに川崎も二人の外人核弾頭を持っているだけに慌てない。すぐ5分後、DFの裏をつかれて同点とされる。
 


 阿部 平 
  
  
越後(千葉泰) 
 中村 千葉直 伊藤 斎藤  (御厨)     (瀬川)
       
渡辺 ドゥバ 山路
    石川    
フィジカルでは上を行く川崎だが、時々サイドから攻め上がるブランメルと濡れたのピッチに阻まれて、いつもの素早い攻撃をあまりしかけてこない。20分、左サイドを駆け上がった中村の角度のないセンタリングを平がヘッドできれいに角度を2点目。川崎相手に先手変え先手試合運び。しかしここでも5分後、川崎の外人二人にボールをうまく裏へ回され、同点にされる。

 互いにカウンターから攻め合う激しい試合ながら、決定機にフィジカルの違いが出た。前半終了直前に、センタリングを石川がはじくところをを押し込まれ、3点目を取られ逆転される。前節本田にした事を今度はブランメルがやられてしまった。この時間帯の失点はショックが大きい。後半、季初めて斎藤を下げ、平、瀬川、(下がり気味だが)阿部の3トップにするなど攻撃的布陣で逆転をめざすが、やや引き気味の川崎にきっちりマークされ決定機はなかなかつくれない。わずかに瀬川が抜け出してシュートするもキーパー正面。細かいパスをつないでいくが、なかなかシュートまではさせてもらえなかった。それでも最後まで攻めの姿勢は見られて「面白い」試合だった。
 
 前半途中で越後が負傷退場したのが痛かった。代わりに出た予期せぬ出場で千葉泰ももうひとつ乗れなかった。全体的に1対1の局面では残念ながらまだ差がある。それとゴール付近で相手に体を寄せていくのが一瞬遅れる。今の実力差が端的に出た試合。今の川崎相手ではベストメンバー、ベストコンディションでないと厳しい。
 しかし収穫もあった。平が自信をつけてゴール前で体を張れるようになったこと。そして各選手が自信を持ってプレーするようになったことである。ここにきてプロらしい試合をしてくれるようになった。あとは先行されても諦めない粘り強さをさらに鍛えてほしい。 
戻る
21

9月17日(木)

19:00

東京ガス  0-3

西が丘

 立ち上がりの15分のみの試合だった。渡辺に代わり、DF中島が登場。まずまず無難にこなしていたが、石川との連携はこれからか。
さて試合は開始早々、平から阿部にいいパスがわたり、シュートするが、おしくもはずれる。立ち上がりはブランメルも前面からプレスをかけ、五分五分の展開。しかし15分過ぎから、だんだん前線とDFの間が空き始め、ピンチの連続。東ガスも慎重な立ち上が


 阿部 平 
(瀬川)  
  
越後 
 千葉泰 中村 千葉直 斎藤 
    (伊藤)  (高田)        
中島 ドゥバ 山路
    石川    
り。しかし20分を過ぎたころから、阿部が切れはじめる。「ボールがこないんだよ!」味方を毒づいて、いつもの悪い癖。ほとんどシュートまで行けないうちに、ペースを逆につかまれ、36分失点。さらに終了間際にもゴール前でボールを奪われ2点目を失う。後半の初めから阿部に代わり瀬川を投入。65分には学に代わり伊藤を入れるが、流れは変わらず、越後も珍しくパスミスが多い。完全に疲れ、集中も切れた。77分にはクリアミスを拾われ3点目を失う。この後、斎藤に代わり高田を投入、攻撃的布陣に変えるが既に戦闘意欲は萎えていた。
 以前のように強い相手に萎縮したようなプレーをするのではなく、自信を持ってプレーできるようになったのはいいが、時折集中を欠いたようなミスが出て自滅した感じだ。来期のJ2で上位を狙うには、練習の時からその辺を意識したプレーが必要である。それと阿部は無駄なイエローが多すぎる。イエローは相手にとらせるのがFWでしょうが。 戻る
22

9月20日(日)

18:00

アルビレックス新潟  3-2

新潟



 瀬川 平 
  
  
越後 
中村 伊藤 千葉直 斎藤 
(御厨)           
渡辺 ドゥバ 山路
    
   石川    
はちきちさん、あおばさんの情報によると後半開始10分までに2点入れられるも、終盤立て続けに3点取って逆転した模様。
 上村さんの情報によると、前半までは両チームともさえない試合だったようだ。後半になり、46分、51分と立て続けに得点されたが、61分に平のゴールで1-2。さらに65分、相手の退場により、数的有利を得て66分に瀬川、81分にまたも平が得点して逆転の勝利。後半で2点差のビハインドをはね返したのは、おそらく初めてではなかろうか。前節とは違い、切れずに戦えたのではないかと思う。また、後半から出場した御厨も効いたのか。仙台や東京方面からかけつけた40人サポーターの応援も効いたのかもしれない。 戻る
23

9月24日(木)

19:00

ソニー仙台  3-1

仙台


 雨模様の仙台スタジアム。ナイター照明に芝生が映えて美しい。確かに下位チーム同士の戦いではあるが、伸び盛りのチームのぶつかり合いを、ダービーマッチで見られる幸せ。8200人のひとたちもだぶんそんな気持ちで、試合開始を待ったのではないだろうか。

阿部 平
    (瀬川) 
  
  
越後(千葉泰) 
中村 伊藤 千葉直 斎藤 
(御厨)           
渡辺 ドゥバ 山路
    
   石川    
 今日はホーム側ソニーゴール裏サポーターの数が多い。しかし試合の方は、前半はソニーの動きが重い。開始早々5分、相手クリヤミスを阿部がうまく拾ってあっさり先制。これで余裕が出た。サイド攻撃、スルーパスが面白いように決まって、再三ソニーゴールを襲う。しかし、中村、平などが決定機を逃す。しかし攻めのリズムはあるのであんまり焦らない。素早いプレス、特に千葉直樹は細身ながら相手をはね飛ばし、運動量もすごい。
 どうも前回よりもソニーの調子が良くないようだと思いつつ、なかなかゴールが決まらないので、少しいらいらしてきたハーフタイム間近の41分、越後から阿部への絶妙のスルーパスが通り、DF、キーパーをを簡単にかわして正面からゴール。やはりツボは逃さないのが阿部らしいところ。2-0。
 
 さて後半に入るとと急に風向きが変った。ソニーがどんどん押し上げてくるのに、ブランメルがついていけない。足が止まっている。50分いきなりカウンターを決められ2-1。その後も勢いづいたソニーの怒涛の攻めに防戦一方になる。しかし、ソニーも最後のシュートが決まらない。石川の好セーブもあった。今日も接戦になるのかという予感を吹き飛ばしてくれたのが、直樹のコーナーキックに高い打点のヘッドで決めたドゥバ。キックもヘッドも練習通りといった鮮やかな得点で3-1。これで決まった。ソニーも見田の左足とか、見せ場はいくつかあったが、ブランメルよりは今一歩決定力がなかったというところか。しかし何点ビハインドでも攻め上がってくる粘り強さは魅力だ。
 それしても、うらやましいのが、親会社がリッチなこと。さすが不況でも儲かっているSONY、カードラジオにプレステ、8mmビデオまで抽選でくれるのだ。リーグは違いますが、来年も「ダービー」しませんかー、ソニー仙台のみなさーん(^^;  戻る
24

10月4日(日)

14:00

水戸ホーリーホック  3-0

仙台


阿部 平
    (高田) 
  
  
越後(中島) 
中村 千葉泰 千葉直 斎藤 
(御厨)           
渡辺 ドゥバ 山路
    
   石川    
 先週のナイターの時はきれいに見えた芝が今日見たらボロボロ。いろいろ使われているせいだろうか。しかしスタンドにはブラネッツのカラフルな旗があり、久々学院大チアガールの演技もあって、3900人という観客数の割には賑やかだ。

 さて試合は、開始2分、ゴール正前30mのフリーキックを、千葉泰がおしくもはずすところから始まる。ボール支配は仙台が圧倒しているのだが再三の決定機を阿部などがはずす。ツキがないというか、相手キーパーの好守を誉めるべきか。前半15分くらいまでは、攻めに攻めたのだが、どうしてもゴールが割れないもやもやした展開。リーグ前半戦なら、それだけで今日もやられるのでは、と思ってしまっていたが、今は安心して見ていられる。まだ、ミスは散見されるが、何より選手が自信をもってプレーしていることがうれしい。時々ドゥバが思いきりドリブルで上がっていくのも余裕で見られる。
 しかし30分過ぎても、攻めながら得点できない。さすがにいやなムードになってきた40分、いつものように直樹が蹴る右コーナーキックに、フリーになったドゥバが頭で豪快に合わせて先制!ようやく勝ちを確信できた。

 後半になると、水戸もサイド攻撃をしかけてきて、しばしばゴール前を襲う。しかし完全にフリーにさせたのが少なかった。これが完封につながった。後半も阿部や中村のおしいシュートがはずれたりしていたが、ようやく68分、またしてもコーナーキックからドゥバが頭でぶちこんで2点目。マークされているドゥバを活かす、阿部の動きが良かった。以降は押せ押せの展開。そして75分には千葉泰がゴール前につつーと上がってシュート、キーパーがこぼしたところを平が押しこんで3点目。これで決まった。そのあと中村を御厨に、越後を中島に、平を高田に変える余裕の交代だったが、後から出た選手にミスが多い。この辺が今後の課題か。
 それにしても6-0でもおかしくない試合だった。もっと阿部を頼らず、自分でシュートする意欲を他の選手に持ってもらいたい。尚、ドゥバはイエローを貰って累積6枚で次の2試合は欠場。これは痛い。(イエロー自体は相手のフリーを防ぐため、やむを得ないものだったが)  戻る
25

10月8日(木)

19:00

大塚  3V-2

仙台

 ドゥバがいない今日は予想以上の大苦戦。それでも最後に勝ちを拾えたのは、阿部良の気迫だった。
 ドゥバが出場停止でセンターバックは中島。しかしまだ彼には無理なところ。DFの連携も悪くなり、中盤での思いきりのない中途半端なプレーが多く出てミスも続出。寄せが早く、パスが強く、フィジカルでも明かに上回っている大塚の前に、いやな予感。しかも7分頃に平が顔面打撲で高田に交代。荒れ気味の試合となった。これには、判断がぶれてゲームをコントロールできなかった黒服にも責任がある。 
 前半20分、磯山にDFがうまくかわされて先制を許す。前期のような、ミスが多く自信なさげの試合展開に失望していたところ、25分にヤスがPKをゲット。これを阿部が確実に決めて、沈滞ムードを討ち払った。この時の「負けてどうんすだー」という声が聞こえてきそうな阿部の姿勢に、今までのただ切れるだけの彼とは違うものを感じた。ちょうどスタジアムの屋根の上には十六夜月が顔を出し、それに吠えるかのよう。
 前半中頃には、大塚に退場者が出て相手は10人になってくれた。しかしなぜか、ぎくしゃくしているのはブランメルの方。ゴール前では、悉く磯山をフリーにして危ない場面を作ってしまう。
 

阿部 平
    (高田)   
  
越後 
中村 千葉泰 千葉直 斎藤 
(御厨)       (瀬川)   
渡辺 中島 山路
    
   石川    
 後半も、10人相手にミスを連発、流れが悪くなって相手に主導権を渡してしまう。たまりかねて、中島と千葉直樹のポジョションをチェンジ。それでもパスミスが出てしまう中島だが、DFにいるよりはまし。試合に出ていないせいもあるかもしれないが、トラップやパスの判断などに練習不足が感じられた。そんな状況だから、なかなか追加点がとれない。そうこうしているうちに、77分、またしてもゴール前で、磯山に前をむかせ、2点目を許す。さらに危険なシーンが何度かあったが、山路、御厨などが捨て身でシュートをふせいだ。一方、阿部はどフリーをはずすなど、らしくない。でも今日の阿部には勝利への執念があった。
 
 常に先行される苦しい展開で、諦めかけていた後半も終了直前の89分、縦パス1本で阿部がゴール前に持ちこみ、頭で横にパス、高田が体で押し込み、からくも同点2-2。延長戦に持ち込む。大塚はがっくりして流石に動きが鈍くなる。
 延長に入り気持ちで上回ったブランメルは、延長後半2分、渡辺が、フリーキックからのパスを体を半回転させてゴールにねじこみVゴール。磯山にやられ続けたうっぷんをはらした。はらはらさせるレベルの低い試合だったが、最後は見せてくれた。最後まで諦めてはいけないことを教えてもらった。

 高田純はホームゲームで今季初めて得点を上げ、たぶん自信を回復してくれるだろう。後は中島だ。昨年の彼に戻すためにどうしたらいいのか....。ところで、今日の大塚の得点はいずれも元ブランメルの磯山。人に強く、相手を一瞬抜き去るスピードがあり、シュートは正確。ブランメルDFはほとんどかわされていた。なんでこんな良い選手を出してしまったのだろう。欲しい。  戻る
26

10月12日(月)

13:00

国士舘大学  2-2
延長0-0
PK4-1

駒沢


阿部 瀬川
  (高田)
    
     
越後(千葉泰) 
御厨 中村  
千葉直 伊藤 
         
渡辺 
中島 山路
    
   石川    
 MLの佐々木さんの情報より。リザーブに松村、千葉泰、根子、高田、高橋。
前半20分で中島退場。10人となって先制されるが、瀬川のセンタリングが幸運にもゴールとなって追い付いて、前半は1-1。
  後半、千葉直樹もイエロー2枚目で退場、9人体制となる。4-2-2で守ったらしい。後半も先行されるが、コーナーから国士舘OBの山路が決めて同点。延長へ。延長では決着つかず、PK戦でからくも勝つ。最後は両者ともばてばてだったようですが、今回も渡辺、山路のDFがそれこそ体力の限りがんばってくれたようです。次節はドゥバが戻ってくるものの、平は鼻骨骨折らしいし、中島、直樹は出られない。変則的な編成になりそうです。松村出してみたら  戻る
27

10月15日(木)

18:00

大宮アルディージャ  2-2
延長0-0
PK5-4

仙台

 ブランメルの調子は最低。本来なら完全な負け試合。しかし、勝利の女神は驕りを嫌う。大宮は2-0とリードして、得点、試合内容とも完全に勝ったと思ったのだろう。しかし今のブランメルには、何かがついている。そして仙台スタジアムにも。大宮イレブンは、なぜ負けたか信じられない思いだろう。そうね、もう昔のブランメルとは違うってことよ。

阿部 平 
  (根子)
       
越後 
御厨 千葉泰  伊藤 斎藤 
 (高田) (瀬川)

渡辺 ドゥバ 山路
    
   石川    
さて、試合は。月曜に120分を9人で戦って、3日後。疲労もあるだろう。しかも、蒸し暑く、時折雨が強く降る最悪のコンディション。例によって最初から阿部はやる気のないポーズ。これがいけない。元気者の千葉直樹が出場停止なのも痛かった。中盤でボールを悉く奪われる。トラップ、パスが不正確。しかもボールへの寄せが遅く、DFラインに簡単に穴があく。中盤でのへなちょこパスのコースを読まれて、せっかくのマイボールもどんどん奪われる。いくらピッチがスリッピーだからといって、相手も同じ条件のはず。体力と基本技術においてブランメルは見劣りした。それでも相手のシュートミスに助けられて何とか凌いでいたが、とうとう前半43分、相手のパス回しについていけず、DFに穴が空いたところをきっちり決められ、0-1。最悪の点のとられ方、試合内容に場内からも野次が飛ぶ。
 
 後半、調子の悪い伊藤、千葉泰に変えて瀬川、高田を入れ平を含めた3トップにし、阿部は下がり目の位置に。しかしFWが固まったりしてうまく機能しない上、阿部のパスミスが多く、逆に大宮にペースを握られ、53分2点目を失う。今日の試合内容からするとこれでジ・エンドにも思えたが、勝負は本当に分からない。これからがドラマの始まりだったのだ。
 足を痛めた平ががんばり、ようやくFW3人が機能しはじめた65分、右コーナーキックを得る。これを阿部が蹴ってドゥバへ。出た!伝家の宝刀ドゥバのヘッド!。場内、狂喜乱舞。2-1。これで、大宮の動きが止まった。続いて74分、カウンターから高田純が一人で持ちこんで抑えたシュートを決める。同点、2-2。負け試合を拾ったか!?いや、そう甘くはない。89分、大宮の決定的なシュート。やられたか?これは、きわどく石川がファインセーブ。石川も今日は不調で、ミスが多かったのだが、最後に見せてくれた。
 延長戦。勢いづいたブランメルだが、シュートは悉く枠の外。そしてそして延長開始早々、PKを取られる。万事休すか?いや石川が足で弾いた、でもごぼれ玉を決められた、あーあ、と思ったらオフサイド。何てラッキー。苦しくてもがんばっているといいことあるんだね。
 延長後半、ついに体力を使い果たした平に代わり、根子が登場。チームに活気を与えてくれたが、その後のチャンスに誰もフィニッシュを決められず。PK戦へ。ブランメルは、越後、斎藤、ドゥバ、御厨、阿部が完璧に決め、大宮は、ゴール裏ブランメルサポーターのプレッシャーの前にホームラン1本が出て、5-4で勝利。何はともあれ6連勝。こんな勝ち方でいいんですか?----ま、いいでしょ。
 まるで演出したような面白い試合。でも、選手だけでなく、見てる方も疲れたぜ。 戻る
28

10月18日(日)

13:00

デンソー  2v-1 

仙台

 今日も今日とて心臓破りの試合。試合開始直後こそ、台風10号の名残の小雨がふっていたが、途中から青空が広がり、気温は25度に急上昇。湿度も高い。
ただでさえ残業が続いているブランメルにはきつい条件だ。特に平の動きは重い。高田がいればかれが先発のところだが、彼は出場停止でスタンドで観戦。中島が比較的元気に動くのだが、どうもポジション取りが悪い。これも試合に出ていない悲しさか。
 
 前半は、お互いにせめきれない展開。特にデンソーはバックラインを押し上げ、サイド攻撃にもしっかりケアしていたので、ブランメルはパスを出せずに立ち往生することがしばしば。プレッシャーをうけているうちにパスミスが続発し、だんだんあぶない展開になる。幸い、デンソーもシュートミスでおつきあいしてくれたので、何とか0-0で前半終了。

阿部 平 
  (瀬川)
       
越後 
中村 千葉泰  中島 斎藤
(御厨)         

渡辺 ドゥバ 山路
    
   石川    
 後半になり平から瀬川に交代。65分、相手に2枚目のイエローによる退場者が出て、有利な展開に...なるはずが、却ってカウンターを決められ始める。デンソーの方が運動量が多く、左右に展開するの対し、ブランメルはボールを持っていない人間の動きが少なく、オープンスペースが作れない。流れが悪くなる中、中村に代わり御厨を投入した後の75分、DFを左右に揺さぶられ得点を許す。0-1。時間帯といいきょうも非常に苦しい展開だ。動きが少ないのでパスが出せずに縦ポンしては相手に時間かせぎされる展開。
 それでも、さすがに10人のデンソーにも疲れが見え始め、80分頃から相手陣内でプレーできるようになり、連続のコーナーキックでリズムを作る。しかし決め手は欠ける。
時間は刻々と無くなる。今日は奇蹟はおきないのかーっ!
 ロスタイムぎりぎりの89分、山路のセンタリングからドゥバのシュート、ゴール前でごちゃごちゃしたところを中島押し込んで同点!1-1。またしてもドラマチックな展開だー。うなれだれるデンソー。キーパーは、ゴール内でがっくりときている。そりゃそうだろう、せっかく10人で1点もぎとったのに、ぎりぎりで追い付かれてしまったのだから。

 延長戦は、最初から闘争心が違い過ぎた。開始2分、御厨-越後-阿部の連係でシュート、DF が弾くところを、瀬川が体をひねってシュート、きっちり決めて、ゴールデン・ゴール。7連勝!負けることを許されない!デンソーイレブンよ、試合をばたばた止めたあの人を恨むでない。七北田には何かがついているだけなのだ。
 劇的なのは興奮できて面白いが、もう残業はこれくらいしてくれないと、心臓マヒで倒れる人が出てくるよ。 戻る
29

10月24日(土)

13:00

ジャトコ  3-1

富士


阿部 高田
    (平) 
       
越後(千葉泰) 
御厨 千葉直  伊藤 斎藤 
    (中島)

渡辺 ドゥバ 山路
    
   高橋範夫    
NIFTY座敷童子さんらの情報より。心配された天気はなんとかもってはいるが、小雨でピッチは水含み(ジャトコページより)だそう。サブは石川、中島、平、千葉泰、瀬川。21分コーナーキック後の混戦から山路が決めて先制。38分、今度は高田が決め2-0。渡辺、直樹はイエロー貰う。戦いとしては互角だそう。後半76分ドゥバが頭で決めてダメ押し3-1。8連勝! 戻る
30

11月1日(日)

13:00

サガン鳥栖  5-1

仙台

 昼の1時だというのに薄暗い空模様。照明さえついた。観客は1万2千人。昨年の最終戦を上回り、たぶん史上2位の動員のはず。しかも最終戦。これで選手が燃えないわけがない。相手は来年もライバルとなり、前期は大敗している鳥栖。きっちりここで借りを返しておきたいところだったが、見事に期待に応えてくれた。
 
 試合は互いに細かくパスを回す展開。しかしブランメルの方がつぶしが早い。その分、早めにボールを支配でき、6-4位で優位に立つ。あせるサガンはファウルが多い。FKを何度か得るが、決定機まではなかなか作らせてもらえない。やや膠着状態だった26分、カウンターから、越後、阿部がシュート、こぼれたところをゴール正面で待ち構えていた平がきっちり決めゴール!先制。これで苦手意識のようなものは消しとんで、心理的に有利に試合を運べた。
 

阿部 平
     
       
越後(瀬川) 
中村 千葉直  中島 斎藤 (御厨)           

渡辺 ドゥバ 山路
    
   高橋範夫    
 38分には、左サイドにいた阿部から、オーバーラッブした中村にパスが通り、シュート。弾くところを、またまたゴール正面の平が落ち着いて決め、2-0。今日の平はついている。というよりFWらしい嗅覚が身についてきたということか。サガンも早いパス回しで反撃するが、ブランメルの圧力にシュートがなかなかうてない。一方、ブランメルはいつものように千葉直、越後の運動量、そしてきょうは中島や渡辺も的確にディフェンスして、それが結局攻撃にもリズムを与えたような気がする。

 後半も開始から、ブランメルが押し気味に試合を進め、50分、阿部が右サイドをフリーでかけあがり、ゴールラインぎりぎりのところをグラウンダーのセンタリング、これを平が滑り込みながらゴールになだれこみ、ついにハットトリック達成。3-0。
周りのお膳立てがあったとはいえ、平がチャンスを確実にものにできるようになった事がうれしい。
 60分には、相手ゴール前でしぶとくボールを回して、混戦になったところをドゥバが頭で押し込み4点目。しかし、これで楽勝ムードになったのか、DFが集中をゆるめたのか、直後に上村のミドルをくらい、4-1となる。サガンはこれで勢いづいて次々攻撃をしかけてくるが、最後のところではブランメルのDFがふんばり、相手の反撃を阻止する。
 それでまた攻撃のリズムが蘇り、最後は斎藤のドンピシャのセンタリングに、フリーになっていた阿部が体を倒しての鮮やかなミドル・ボレーシュート、5-1。今季初のゴール裏サポーター側への得点で、最終戦を仕上げてくれた。
サガンも気落ちすることなく最後までせめてきた。来年も侮れないライバルになるだろう。
 試合後、最終戦ということで観客席にウエーブが何回が回る中、社長そして監督選手全員が挨拶、期待のスポンサーにもエールを送って今季のリーグ戦を終了した。
ブランメルとしての最後の成績は18勝12敗の7位。得点55、失点53で、得失点の宿題を果たした。



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