日本時間の1月21日に、アメリカの第44代大統領に黒人系のバラクさんが就任しました。
大統領選挙中の、繰り返しのフレーズ、心地よいリズム、魅力ある声など、演説のカリスマ性が、主張に加わり、政権にはライバルを取り込み、80%以上という圧倒的な支持率だそうです。
これまでの「名言」ではなく、実直な感じの就任演説が、かえって好感を持って受け取られるなど、今のところは、やることなすこと、全部受けています。
何せ、前大統領が、同じ党員からも「恥ずかしい」と言われていたのですから、「救世主」を待望するのは当然かもしれません。
しかし、これからの課題は、誰がやっても困難を極め、時間のかかるものばかり。各人種をちりばめた政権も、はたしてチームワークを発揮できるのかどうか。天才や辣腕家が揃う政権で、リーダーシップを取るのは簡単ではないはずです。同床異夢とならないことを祈るばかりです。
別に皮肉な見方をしているわけではありません。何といっても、「救世主」が見当たらず、いても自らの手で選ぶことができない日本は、オバマさんの実行力に期待するしかないのですから。
ルーズベルト、ケネディ、そしてオバマ大統領がそれぞれ言っているように、様々な復興、建て直しには、まずもって希望が必要なのは確か。日本の希望はどこに?
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