2017なでしこリーグ1部 7節 2017年5月7日(日)13:00 マイナビベガルタ仙台レディース2-1INAC神戸レオネッサ ノエスタ
ケイトリン 浜田
(西川)
田原 安本
(中野)
繭 ゴリー
万屋 市瀬 北原 坂井
ブリトニー
サブは、齋藤、千葉、三橋、岸川、佐々木美和、中野、西川。神戸は、高瀬、大野がFW、京川、道上、中島、鮫島、武仲スタメン。増矢、仲田、杉田はベンチスタート。
前半、中央をドリブルで上がったケイトリンが、うまくDFをかわして、シュート、来日初ゴール。
前半終了間際に大野に追いつかれるが、後半41分、浜田に代わって入った西川が、ケイトのパスを決めて久々の勝利。
INACTV Webの録画動画を見たので、簡単に感想を。
前半は、ベガルタ仙台レディースの出足がよく、前節、日テレ戦と違って、整理された形で、次々と選手がプレスに行くので、INAC神戸にペースを握らなかった。15分、田原も攻撃参加からシュート。
また、この日スタメンの浜田が、前線からのプレス、ポストプレー、ラストパス出し、そして、ブリトニーのゴールキックを受ける役割までをこなし、タメを作ることで、チームを落ち着かせていた。
前半、INAC神戸の攻めは、中島のフリーキックやブレ球シュートがあったものの、ブリトニーの正面。その他では、早めのプレスで、ほとんど、展開をさせなかった。
ベガルタの得点は、34分、自陣でボールを奪ってカウンター、浜田からケイトリンへのパスが通り、ドリブル前進、浜田がDFを引き付けてコースを空けると、キーパー武仲が早めに動いた逆をついて、ケイトが流し込み先制。ケイトリンの来日初ゴールが、ようやく決まって、チームも盛り上がる。
さらに直後にも、浜田、ケイトがフリーとなってチャンスも、もう一歩。ただ、前半終了間際に、ややベガルタが疲れてきたところを、左右に振られ、折り返しを中央から大野に、ダイビングヘッドで押し込まれ、同点とされて、前半終了。いやな流れで終わる。
後半。
ベガルタは、中原に代え中野を入れる。INAC神戸もロングボール多用で、ベガルタの裏を狙ってくる。11分には、坂井のパスミスを奪われ、高瀬にフリーでシュートされるが、ブリトニー正面。16分には、高瀬が裏を抜けてのドリブル前進、最後は、道上がフリーでヘッドも、正面と、危ない場面。
しかし、ベガルタも20分過ぎ、左右の展開から、中野のクロス、走り込んだ浜田が、フリック・ヘッドもキーパーと、チャンスを作る。さらに、ミニーや中野がドリブルやワンツーからシュートと盛り返す。
互いに、間延びしてきて、カウンター応酬の展開に。30分を過ぎると、INAC神戸も攻め疲れか、攻撃にもミスが出る。35分、ベガルタのフリーキックから北原がつなぎ、浜田どフリーのチャンスも、空振り。前半飛ばしたので足に来たか。38分、その浜田に代え、西川を入れる。
すると41分、カウンターで、ミニーからケイトへパスがつながり、3人のDFを引き付ける。DFの裏の見えないところに、西川が走り込み、そこへケイトのやさしいパス。西川どフリーで楽々決めて、2-1勝ち越し。ベガルタのマチルダ二人と、日本人選手の理想的な流れで勝ち切った。
後半、何度か、相手の決定機でピンチもあったが、やはり、先制し、前半プレスをしておいた事が、多少ともINAC神戸の焦りを誘い、勝ちにつながったと思う。
男女問わず、びくびくしないで、まずボールに寄せていかないと、守れないし、攻撃にもつながらない。これを機に、自信を持ってプレーしてもらいたいものである。
それにしても我浜田選手は、いよいよ川村に代わるベガルタ仙台レディースの柱となりつつあるのが、実感された試合だった。前で収まるので、チームが落ち着き、外国人選手二人も慌てないでプレーができる。
シュート数:7-9、CK:5-2、FK:16-18 得点:ケイトリン フォード、西川明花 (INAC神戸)大野 警告:ケイトリン 主審:手代木直美 入場:2,017人
神戸牛ステーキ軍団に、オージービーフ牛タン娘が勝ったということで。違うかw
余談ですが、丁度、ユアスタでのトップの試合前に、INAC-TVのストリーミングを、Vegalta Free Wi-Fiで少しだけ見れて、ケイトのゴールシーンを、ライブで見れたまでは良かったのですが、その後は、まったくつながらず、観客多いので、落ちたのかな?
タグ:ケイトリン フォード,西川明花