13節:ベガルタ仙台レディース3-2浦和L、中野が全得点演出で逆転勝利

2015なでしこリーグ 2015年7月26日(日)15:00 ベガルタ仙台レディース3-2浦和レッズレディース 仙台市陸上



有町  小野
(井上)(安本)
中野  嘉数 
(ジョバーニャ)  
川村 佐々木繭
 
高良 高橋 山本 坂井
 
武仲

サブは、斎藤、西川、田原、安本、佐々木美和、井上、ジョバーニャ。浦和Lは、後藤、清家がFW、楢本、柴田、吉良、長船スタメン。

本日記録のみです。山本が復帰して、このところスタメンに戻る。32度を超える仙台陸上での試合。


毎試合のようにアシストを決めている中野選手が、今日も3得点すべてを演出・アシストする女王ぶりを発揮。パスの精度がいいだけでなく、ドリブルで持ち上がるスピードもあるので、頼もしい。なでしこNo.1レフティの声に激しく同意します。

前半6分、その中野のクロスを小野がヘッドですらし、こぼれを坂井が冷静に押し込み、先制。坂井選手、今季初ゴール。

しかし、その後は、次第に浦和Lのペースに。20分、後藤にサイドからループ気味のシュートを決められ1-1。さらに31分、右からのクロスを楢本がヘッドで折り返し、これを吉良に頭で押し込まれ、1-2と逆転を許す。その後も浦和Lペースも、なんとかしのぐ。

後半、有町に代え井上が入る。立ち上がりは浦和Lペースも、徐々にベガルタも押し返す。15分、ボールをつないで、最後は中野のクロスに、小野の遠目からのヘッドで同点。小野選手3戦連続、頭で決める。

19分には、相手のコーナーからのカウンターで、持ち上がった中野がゴール側までえぐってクロス、井上がふわっとしたダイビングヘッドで決め、3-2と再逆点!井上選手も2試合連続、今季4点目。

その後も、小野に代わった安本が果敢にゴールを狙うが、得点はならず。しかし相手の反撃をとどめ、再逆転で4連勝(中断前の1勝を含めると5連勝)。暑さにも勝つ。

この試合の勝利により、レギュラーシリーズ残り5試合で、7位浦和Lに勝ち点差16となって、今季の1部残留、上位リーグ参戦が確定。また、川村選手がリーグ通算200試合出場を最年少(26歳2か月)で果たしました。

尚、この試合は、前後半1回ずつ、給水タイムが実施されました。また、次のなでしこリーグは、9月6日で、再び夏季中断。なでしこジャパンの選手は、8月1日から東アジア選手権に向かいます。


シュート数:9-12、CK:3-6、FK:11-10 得点:坂井優紀、小野瞳、井上綾香 (浦和L)後藤、吉良 警告:なし 主審:山下良美 入場:2,087人