ルヴァン杯04節:対大宮2-1、U-21の5人スタメン、匠先制、西村追加点で勝ち切る

2017ルヴァン杯 グループステージ4節 2017年5月3日(水祝)15:00 ベガルタ仙台2-1大宮アルデージャ NACK5


野沢
匠 西村
  (三田)
茂木 蜂須賀
(永戸)
奥埜 藤村

石川 椎橋 小島
  (大岩)

サブは、石川慧、永戸、大岩、パブロジオゴ、三田、差波、石原。大宮は大前、ムルジャ、長谷川、横谷スタメン。播戸、ネイツ ペチュニク、岩上、和田はベンチスタート。

ベガルタは、スタメン9人が生え抜き選手、内U-21が5人と、大胆なターノーバー。さらに、奥埜をボランチ起用というフレッシュな布陣で、攻めこまれながらも、西村らの活躍で先行、しのいで、勝ち切った模様。こんな日が来るとは。。。

以下録画視聴につき、簡単に経過アップ。改めて書き起こすと、よくしのいだ試合でもあった。

前半。
開始早々左コーナーを得る。野沢のキックはクリアされる。3分、右コーナー付近から攻めるが、シュートできず。4分、ゴール前で攻められるが、長谷川のイエローで終了。その後も、大宮に攻めれらるが、跳ね返す。ムルジャにキレが無いのが助かる。8分、大宮のクロスもクリア。その後、匠のサイドチェンジ、左の茂木が走るが、もう一歩。

9分、大宮がベガルタの裏に放り込み、関が飛び出すが、石川と交錯、セカンドをまた拾われ、関の背後をループシュートで狙われるが、関が戻って抑える。危ない。11分、匠と小島のワンツー、しかしクロスは上げられない。12分、奥埜がドリブルで持ち上がり、そのままシュート、枠外。13分、ムルジャが中央でキープ、しかし大宮のシュートはヒットせず。

14分、ベガルタがワンツーでエリア内で攻めるが、打てず。そして17分、右サイド蜂須賀から左の茂木へのクロス、これを近くの西村へで折り返し、西村のシュートは弾かれ、さらに蜂須賀詰めるも弾かれるが、こぼれが中央のフリー匠のところへ。匠が、トラップ一発でボールを止めると、落ち着いて右足インサイドで決め先制!大宮は人数いても、ベガルタの選手が次々にシュートできた。ベガルタはサイドの揺さぶりを実践できた。

その後、大宮の反撃、横谷から、左サイドの奥井、高速クロスを入れられるが、小島がクリア。コーナーを与えるが、ヘッドは枠外。ベガルタ先制して、若手陣も落ち着いたか。逆に大宮は焦る。19分、大宮のロングボール、大前がエリア内でコケるがノーファール。21分、大宮のフリーキック、決まらず。その後、23分まで一進一退。

24分、右ライン際奥40mでフリーキックを得る。こぼれを西村がクロス、クリアされる。25分、左コーナーを得る。野沢のキックはクリアされる。その後、大宮の攻勢。奥井のクロスはクリア。さらにえぐられるが、これもなんとかクリア。31分、石川がパスカットされ、大宮フリー、しかしクロスは石川がクリア。

32分には、パスをカットされ、ムルジャにボールが渡るが、キープさせない。さらに、じれた清水のロングシュート、枠外。35分、左40mのフリーキック。石川の放り込みからスローインも、シュート無し。しかしその後はベガルタが回す。36分、大宮ゴール中央35mのフリーキックのチャンス。野沢のキックは流れる。そのあと、奥埜のクロスも流れる。

38分、ベガルタがワンタッチでパスを回し、大宮のプレスをかわす。というかあまり出てこない。39分、大宮ゴール前のこぼれ、藤村がシュート、枠外。42分、大宮がロングボールもシュート無し。44分、大宮が裏へボールを入れ、奥井が裏に走り込むが、関が一歩早く、弾き出す。大宮は、奥井ひとりが孤軍奮闘。

その後の大宮のコーナー。ファールで終了。追加時間2分。また大宮のコーナー。こぼれを横谷がシュート、決まらず。結局前半は、ワンチャンスをものにしたベガルタが、1点リードで終了。

後半。
開始早々、大宮のクロス、関とムルジャが交錯。関パンチングで防ぐ。3分、ベガルタがカウンターから西村。そのあとつながらず。4分、大宮が回すも、ゴール前でもたつく。5分、大宮のカウンター、また奥井からのスルーパス、シュートはクリア。さらに大山のシュートはバーの上。7分にも奥井がボールキープからクロス。シュートは打てず。10分にはロンゴボールを入れられ、奥井と関の競り合いも関。

そして11分、奥埜からパスを受けた西村が、裏を取ってドリブル前進、エリア内で切り返しで、3人かわして、シュート。決まって2-0。西村がFWらしい動きから、ひとりで仕掛けて決め切った。西村は今季初ゴール。14分、大宮の放り込みをヘッドでクリアも、あわやオウン。これで大宮がコーナー。こぼれをムルジャ打てず。その後、河面にイエロー。

さらに大前が足首をひねり?退場。代わって長身のネイツペチュニクが入る。19分、匠がドリブルで前進も阻まれる。20分、大宮が右からのクロス、ペチュニクがDFを背負いながら足を振ってシュート、決められ2-1と1点返される。このフィジカルの差は、ひとりでは厳しい。22分にも、大宮に、中央でスルーパスを通されるが、関が一瞬早くセーブ。1点差となり、緊迫してくる。

23分、左コーナー付近でフリーキックを得るが、ヘッドは合わず。25分、ベガルタがボールを回す。26分、椎橋がボールを奪われるが、ムルジシャがミス。28分、カウンターで野沢から西村。29分、西村に代わり三田が入る。奥埜が前に上がる。32分、大宮に侵入されるがファールで終了。33分、大宮は長谷川に代わり岩上入る。

34分、ムルジャに代わり、若手の黒川入る。ベガルタも小島に代え大岩を入れて、逃げ切りにかかる。35分、野沢から蜂須賀、さらにクロスは決まらず。36分、大宮のロングボールから、ペチュニクに抜け出され、フリーでシュート打たれるが枠外。37分、左ライン際40mのフリーキック。三田が蹴るが、キーパー。

38分蜂須賀から三田へのクロスも、キーパー。39分、茂木にかわり永戸を入れる。奥井対策か。42分、匠がドリブル前進、倒されるがノーファール。44分、大宮のロングスロー、中央で椎橋がシュートブロック。追加時間は4分。さらにロングスローもう2本を入れられるが、守る。そのあと大宮が、ベガルタゴール右角でフリーキックを得るが、シュートはバーの上。


結局、ムルジャ、大前が精彩を欠いているとはいえ、ベガルタが大宮の攻勢をしのぎ、少ないチャンスでも、ゴール前に人数をかけたり、西村の仕掛けなど、味のあるゴールを、粘り強い守備で、守り切り勝利。経験値と自信を上乗せした。

若手に交じり野沢、石川などがフル出場。奥埜も運動量豊富に、サイドチェンジも織りまぜて攻守に活躍。関も良く飛び出して、若手の躍動を後押した。これでベガルタは、グループ暫定首位。

それにしても、奥井はWBにぴったりの人材。覚えておこうw


シュート数:7-8、CK:3-4、FK:14-10 得点:佐々木匠、西村拓真 (大宮)ネイツベチュニク 警告:長谷川、河面 主審:池内明彦子 入場:8,307人