日本代表に、新監督とJリーガーが希望を与える

2015年3月31日に行われた、ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督采配による、2戦目の親善試合、JALチャレンジカップ2015対ウズベキスタン代表戦は、キーパー以外のベンチ入り選手をフル出場させ、5-1と大勝しました。

ブラジルW杯の予選敗退、アジア杯を逃し、あげくに、もやもやとした監督交代劇で、失望と不安の中にいた代表サポーター、サッカーファンには、希望の光が差した感があります。

就任して時間もないので、戦術を隅々まで浸透させ、しっかり戦術を固めるという段階には至ってはいないようです。守備面は、これからな感じですね。

しかし、少なくとも、ボール保持の形に拘り、完全に崩さないと、シュートすら打たないで敗れる、というこれまでの形を打ち破り、前から激しい守備で、素早くシュートまでもっていくというスピリットを、選手に植え付けることには成功したようです。

そして何より、招集したフィールド・プレーヤーを使い切り、とりわけ、攻撃陣で期待の宇佐美、川又は2試合使って、期待度の大きさを伝えました。両選手もそれに応え、ともかくゴールしたのは、喜ばしい限りです。

また、先制ミドルの青山、ごっつあん気味ですが柴崎も、ロングシュートを決め、持ち味を出しました。

岡崎以外の4選手はJリーガーで、若手がほとんど。次回W杯に向けて、主力となるべき層で、呼ばれていない、ほかのJリーガーにも大いにに刺激になったことでしょう。

よくも悪くも本田頼みになっていたチームに、競争状態が生まれました。
もちろん、呼ばれなかった遠藤はじめ、ベテラン勢でも、新監督の求めるスタイルに適応するパフォーマンスを、所属チーム戦いの中で見せれば、再びチャンスもあるような、合理性を持った監督のように思えます。そうであって欲しい。

なにより、選手が希望を持って、日々の試合に臨んで貰えるようになるが、全体の底上げ、Jリーグの盛り上げにもつながると思います。

ところで、この代表監督が求めるスタイルが、ベガルタがやろうとしているサッカーと、共通する部分が、多いような気がするのですが、だとすれば・・・・

アイ・ハバ・ア・ドリームw