宮城スタジアムの話

先日の広島戦では、宮城スタジアムに23,000人(これは招待の方含まず?)を集めて、何年ぶりかのリーグ戦が行われました。

アクセスの問題はいろいろ取り上げられていますが、スタジアム内の誘導看板の不備なども、これまでの経験があまり生かされていないのが残念でした。(ゲート位置や歩くルートが見えないことが、不安や疲労感を増幅してます)

アクセスについては、自分の場合、以前なら、泉から立ちんぼで汗だくのシャトルバスのはずが、今回は、往復とも観光バスタイプで座れ、出る時間が良かったのか、並ぶ時間も10分程度、行き20分、帰りの50分でも、座って居眠りしながら戻れたので、「少しよくなった」と感じたのですが、稀な例だったようです。特に車の方は、今回も大変だったみたいですね。


改善法は、大体、どの方も思いつくことは同じだと思いますが、根本的なこと(これから宮城スタジアムをどのくらい活用するのか)の前に、ともかくも来年は、10試合程度はホームとして、使うわけですから、それまでに出来ることで、改善をしないといけません。

大事なのは、シミュレーションで、1万5千人、2万人、3万人以上でも変わってきます。例えばシャトルバスだけで運ぶ場合。私も、有料でも、全員座れるなら、渋滞のいらいらが少し緩和され、結果的に一番効率よくていいのでは、と思います。今回は、利府では詰めこまれたようですが、そうなると、渋滞時の不満が爆発します。

しかし、そうなると、バス1台で運べる人数が60-70人。15000人でも、延べ250台必要です。勿論、それより少ない台数で、ピストン輸送するのですが、行って戻ってで、かかる時間も計算しないといけない。
仮にスムーズに運行でき、平均往復1時間とみても、3往復が限度。さらに人数が増えたときは、バスの数を確保できるのかが課題。

さりとて、駐車場に無制限に呼び込むのは、何度も失敗していることです。駐車券を前売りにして、台数を制限する。すると今度はそのチケット確認の体制の問題が出ますが、それでも、やはり、山の上に来る車の数は少ない方がいい。それではと、パーク・アンド・ライド。今度は相当の広さを持つ駐車場を、毎回どこに確保するか。交通規制はどの程度可能なのか。

その他にも、JRとの接続の問題、街中の渋滞を避けるなら、岩切発のシャトルバスもあっていいとも思います。悪いイメージを払拭するには、あの町がこの町が、と言ってる場合ではないと思うのですが。

それにしても、検討すべき要素が多岐にわたるので、運営会社だけでは解決は難しい。新社長の人脈を生かして貰って、各方面を動かすのは勿論ですが、シミュレーションの専門家の力を借りる必要もあるのではないでしょうか。

今回は、運営会社でも「提案」を募集しています。何か妙案のある方は、こちらへ。