練習試合対NECトーキン

11月3日(土)10時 ベガルタ仙台5-0(4-0、1-0)NECトーキン 泉サッカー場

秋晴れで背中から暖かい日差しがさす泉サッカー場に、実にひさびさ、練習試合を見てきました。満席で何人ぐらいいたでしょうか。一本目は、このところのスタメン組みから岡山、菅井が抜けて、代わりに渡辺、田村が入っていました。

最初の20分くらいまでは、体が重かったベガルタですが、徐々にサイドから縦からチャンスをつくりはじめ、中央でDFを背背負った萬代が次々にシュート。バウンドが変わったり、相手DFの好守で決め切れませんでしたが、1本は決めてほしかったところ。先制点は、コーナーキックのチャンスから梁のカーブのかかったキックに、磯崎がどんぴしゃタイミングのヘッド。これが決まって1点目。先制すると、動きが良くなって梁、永井が自在に動いて、関口や中島を走らせ始めます。

2点目はカウンターから、梁と中島、関口が併走。左から梁のタイミングのいいパスに、中央、中島がDFの前に走り出てアウトサイドで合わせて2点目。3点目は中央で萬代とのワンツーから、またも中島が狙い済ましたグランウンダーのミドルシュートを、ゴール隅に決めて3点目。イメージ通りのゴールが続いて、中島も復活モードのようです。

4点目は、サイドに流れた関口から、絶妙のクロスがゴール枠内へ向って飛んでいき、萬代が頭ですらして決めました。触らなくても1点となる、見事なクロス。 至近距離で見せてもらいました。

守備面では、裏に放り込んでスピードある前線を走らせる、NECトーキンの攻撃をどうとめるか、次節に向けたいい練習になったと思います。攻守の切り替えの早さをチェックしていたようでした。カバーリングはできていました。また、梁、関口の動きがキレキレで攻守に活躍していたのは、喜ばしいかぎりです。

2本目は、萩原、中田、細川、丸山、左山、富田、ジョニウソン、田ノ上、金子に、中原、大久保の2トップ。どうも連係がいまいちで、パスミスが多く、なかなかシュートが打てませんでしたが、相手のパスミスをカットした中原が、スルーパスを大久保に出し、フリーで大久保が決めて1点取りました。しかし、終盤は、かなり攻め込まれて、相手のミスに助けられた面もありました。もうひとがんばり必要ですね。尚、NECトーキンの大橋選手は相変わらずの笑顔で、2本目の後半から出てきましたが、体調万全ではないようです。

2本目で丸山選手が45分プレーし、ジャンプもためらいなく飛んでいました。別メニュー組では、弾、白井、ロペスなどがランニングを続けていましたが、ロペスは結構スピードアップして走ってます。まずまず順調な仕上がりのようです。