練習試合では、大久保ゴーシが調子を上げているようである。高2からサテライトに出場したり、仙台カップでは、イタリアやブラジルのユース代表とも戦ってきている。ユース出身として秘蔵っ子なわけであるが、教えることができない「ゴールへの嗅覚」だけなら、ベテラン大柴と遜色ない感覚を持っていると思う。
しかし、基本はフィジカル。がつがつ来る大型DFの間を粘ってシュートしたり、時に前からの守備、時にボールキープして、味方がついてくるのを待つなど、フィジカルの強化と経験が必要な場面が本番では数々ある。今の段階では、サテライトや練習試合で良いのに、本番でなかなか結果が出ないのは、ある意味仕方ないが、出場機会は無限ではない。出場したら、ひとつずつ課題をクリアするつもりで、アピールして貰いたい。そしてスタミナだけは、大柴に負けないように。とは言っても、軍曹も半端な運動量じゃないけど。。。
(2005.6)