28節:対浦和レッズ2-3、終盤粘るも決め切れず悔しい敗戦

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2017J1 28節 2017年10月1日(日)14:00 ベガルタ仙台2-3浦和レッズ ユアスタ仙台

野沢
(クリスラン)
野津田 梁
  (西村)
中野  古林
  (蜂須賀)
三田 奥埜

椎橋 大岩 平岡

サブは、イユノ、蜂須賀、増嶋、菅井、藤村、クリスラン、西村。浦和は、FWに興梠、MFに梅崎、ラファエルシルバ、武藤、柏木、青木、DFに槙野、マウリシオ、阿部勇樹、遠藤、GK西川がスタメン。ズラタン、矢島、森脇はベンチスタート。

前半中3日の浦和に対して、リスペクトし過ぎのベガルタは、受け身になり、26分、フリーキックから興梠にヘッドで先制許す。その後は、粘り強く守るも、攻撃時の枚数が少なかった。後半、西村を投入、前からプレスを始めると、チャンスを作れるようになる。

3分に、自陣から三田が一人でドリブル前進、シュート決めきって同点。さらにベガルタが押し込むが決めきれず。15分、相手ファールが流された時に集中切れ、またも興梠にヘッドで決められ、2点目を失う。

ベガルタは野沢に代え、クリスランも投入。43分、浦和のラフェエルシルバに、武藤とのワンツーで簡単にフリーを許し、2-3と勝ち越される。ベガルタは、クリスランが、一度はフリーを逃すが、44分に中野のクロスから、ヘッドを決め、2-3と追いすがるが、AT5分もうまく時間を使われ、悔しい敗戦。


浦和は、ACLから中3日だが、柏木はじめ、ほぼフルメンバー。ベガルタは、石原が契約上出場できないので、野沢がワントップでスタメン。その他は前節と同じ布陣。

前半。
ベガルタやや守備的な立ち上がり。いきなり古林がクロスを入れるが、クリアされる。浦和がすかさずカウンター、ラファエルのクロスで、コーナーを与える。左コーナー、関パンチング、こぼれを梅崎にシュートされるが、枠外。3分、三田が、パスカットして、ドリブル前進、倒されフリーキックを得る。エリア左角。野沢のキックはキーパー。6分、バックパスを狙われるが、なんとかクリア。もたついたプレーはすぐ、狙われる。

7分、中野が左からドリブルでエリア内侵入。折り返すも、シュートは打てず。10分、ベガルタが回すが、野津田のパスミスで終わる。11分、今度は、浦和にボールを回されるが、パスミスで助かる。12分、三田がカットインからのロングシュート、枠外。14分、中野がえぐって折り返し、中央奥埜はシュートせず、パス、その後、つながらず。15分、青木にエリア内まで持ち込まれるが、戻っていた梁が押さえこみ、ゴールキック。

18分、ベガルタエリア内、クリアしそこないを、つながれる。ラファエルのシュートは、大岩がぎりぎり足を出す。左コーナーを与える。関キャッチ。22分、中野のミドルシュート、枠外。23分、興梠に侵入されるがファールで終了。24分、浦和がベガルタエリア右奥30mでフリーキック。26分、柏木はいったん梅崎に出し、再び放り込み、平岡の裏から、フリーで興梠にフリックヘッドを決められ先制許す

守備重視の前半で、先に点を取られたのは痛かった。27分、ラフェエルの侵入は古林がクリア。さらに柏木のシュートは、関が足1本で止め、こぼれの興梠のヘッドも関が抑える。29分、野津田から三田、最後は古林のクロス、キーパー。31分、柏木から槙野でシュート、枠外も触っており、コーナーを与える。これはクリア。32分にも、遠藤のクロスからコーナーを与える。これは浦和のハンドで終了。

34分、ベガルタのカウンター、三田から野津田、もう一歩。35分、裏に走り出た梁のパスが通り、最後は古林がクロスも、シュートは打てず宇。38分、野沢が折り返して、中野のクロス、シュート打てず。39分、野津田のサイドチェンジ、古林もう一歩。41分、右サイド、古林と梁が、うまいワンツーで抜け出ていく。ここから中野につなぎ、最後は、三田が中央フリーでシュートするも、ヒットせず、キーパー。

追加時間は1分。三田の大きなクロスに野津田、もう一歩。その後もベガルタ回すが、シュート打てず。前半は0-1で終了。

後半。
ベガルタは梁に代え、西村を入れる。前からプレスの始まり。さっそくカウンターから、野津田、西村とつなぎ、西村がドリブル前進、ファールを貰う。柏木にイエロー。中央30mのフリーキック。野津田がブレ球狙うが、キーパー正面。2分、ラファエルの肘打ちが、野津田の耳に入るが、ノーファールの判定。

3分、三田が自陣で相手のボールをラッセル、槙野もかわして、中央をドリブル前進、そのまま、左足シュートをゴール右隅に決め、1-1同点。後半早い時間の同点弾で盛り上がるユアスタ。4分にも、中野のパスカットから、相手ゴール前でつなぎ、最後はフリーの西村が狙いすましたシュート、しかしポスト!惜しかった。

6分、ベガルタゴール前でつながられるが、興梠はなんとか防ぐ。このあたりから、疲れの見える浦和に対して、ベガルタのカウンターがつながるようになるが、シュートまで時間がかかる。7分、浦和のカウンター、フリーになられるが、関が飛び出し、ぎりぎりキックでクリア。9分、また三田が自陣で相手パスカット、野沢が落とし、左にいた古林のクロス、コーナーを得る。左コーナーを野沢が蹴り、大外から、平岡走り込んでのヘッド、枠外。

11分、柏木がひとりでドリブルで持ち込みシュート、関。その後、ベガルタは古林のクロスから、コーナーを得る。野沢のキック、こぼれを再び野沢が放り込むが、クリアされる。13分、右サイド、古林がいい飛び出しでボール奪うが、ファールの判定。その後、左サイドで野津田が遠藤のキッキングで倒されるが、ノーファールの判定で、そのまま遠藤がクロス、平岡の裏から出てきた興梠に、またもヘッドを決められ1-2。再び勝ち越される。明らかなミスジャッジだが、動きを止めたベガルタが甘い。

その後、浦和は柏木に代え長澤を入れる。16分、野津田からパスを受けた中野の低いクロス、クリアされる。19分、ベガルタ自陣フリーキックからのロングボール、野沢が走りでるが、オフサイド。20分、ベガルタが回して、最後は西村のシュート、枠外。その後、椎橋のヘッドのクリアが中途半端になるところを、武藤に狙われ、シュートされるが、枠外。

22分、ベガルタがカウンター、西村が前進、野沢へのパス、コーナーを得る。右コーナー、野沢のキック。クリアされ、浦和のカウンター、武藤のシュートは、古林が戻って足を出し、コーナーに逃れる。24分、古林に代え蜂須賀、野沢に代えクリスランの2枚代え。浦和のコーナーをしのいで、ベガルタのカウンター、クリスランが粘ってクロスを上げるが、中央合わず。

26分、蜂須賀が右からエリア内侵入、低いパスを出すが、クリアされる。28分、左奥35mでフリーキックを得る。野津田のキックはキーパー。ここで浦和は興梠に代え、ズラタンを入れる。その後、三田から左に流れたクリスランにパスが通るが、もう一歩。30分、左奥35mでフリーキックを得る。野津田のキック、ゴール前でこぼれるが、押し込めず。

33分、ゴール前の浮き球、クリスランがオーバーヘッドで狙うが、枠外。34分、浦和が回す。36分、中野からクリスランへのパス、走り込みながらシュートも枠外。35分、浦和に回され、最後は、武藤とラファエルのワンツー、椎橋が副審の方を見た時は、フリーのラファエルに決められ1-3。悪い時間帯。しかし、ベガルタも諦めない。

40分、三田のパスを受けたクリスランがえぐっての折り返し、合わず。その後、椎橋の大きなサイドチェンジ、蜂須賀が走りこんでのクロス。合わず。41分、また蜂須賀のクロス、うまくDFの間でフリーのクリスランが、至近距離でのヘッド、西川正面。決定的。しかし、44分、左中野からのクロスを、今度はクリスランゴール右隅にヘッドで決め2-3。1点差。意地を見せる。クリスランは今季8点目。追加時間は約5分。

浦和はラファエルに代え、高木を入れる。その後、阿部にイエロー。45mのフリーキック。蜂須賀がヘッドで折り返すが、西川がキャッチ。浦和がカウンター。武藤にフリーでシュートされるが、関が弾き、再び武藤のヘッドは枠外。2分、浦和がキープの態勢。コーナーを与えてしまう。4分、大岩も上がってパワープレー。しかし、浦和も守りを固め、なかなかパスを出せない。

そして5分、右コーナーを得る。野津田が蹴って、相手のクリアを、中央で張っていた三田が、シュートも枠外。ここで笛。

後半は追い込んだが、フリーを決めきれず、審判のジャッジに惑わされて集中を欠いた守備で、勝点を逃した。
疲れていた浦和相手とはいえ、後半は互角以上に攻められた。しかし、決定力がもう一歩だった。前半がリスペクトし過ぎな面もあった。
非常に悔しい敗戦だが、中3日で、川崎とのルヴァン戦。またも強敵だが、自分達を信じて、積極的な攻守を。やればできる。


シュート数:16-11、CK:4-7、FK:13-11 得点:三田啓貴、クリスラン (浦和)興梠2、ラファエルシルバ  警告:(浦和)柏木、安部、高木  主審:荒木友輔 入場:18,026 人

尚、この試合の復興ライブは、清貴閃雷でした。