12節:対横浜FM1-1、優勢も決めきれず、大岩のヘッドでドロー

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2017J1 12節 2017年5月20日(土)14:00 ベガルタ仙台1-1横浜F・マリノス 日産スタジアム

石原

梁 奥埜
(西村)(クリス) 
永戸 蜂須賀
   (中野)
三田 富田

増嶋 平岡 大岩
  
シュミット

サブは、関、石川直樹、椎橋、中野、佐々木匠、クリスラン、西村。横浜FMは、伊藤翔、齋藤学、前田、マルティノス、天野、中澤スタメン。ウーゴ ヴィエイラ、仲川、扇原はベンチスタート。

ベガルタはタッチ数の少ないパス回しと、イドな展開で、ボールを保持。序盤からペースを掴むが、シュートは正面を突く。齋藤は封じ込め、フリーのヘッドはシュミットが弾いて、ベガルタペース。しかし、



前半アディショナルタイムに、ルーズなボール扱いから、マルチノスに裏に出され、前田がフリーで前進、決め切られ先制許す。

後半になり、決定機を逃していると、ベガルタの足が止まり出すところ、カウンターを狙われるが、精度を欠く横浜FM。26分には、齋藤、前田と足攣りなので交代、ベガルタに追い風と思われた。

ベガルタは蜂須賀に代え中野を投入。30分、左コーナーから大岩がフリーのヘッドを決めて追いつく。さらに、39分には奥埜に代え、足首痛というクリスランを投入、勝ちに行くが、カウンター合戦から決めきれず。ドロー。

連敗は止めたが、勝ち点3を取れる内容で、勝ち切れなかった。しかし、形は出来てきた。


前半。
少ないタッチで、テンポよくパスを回し、時にワイドな展開で、相手のプレスを許さないベガルタ。立ち上がりからチャンスを作る、開始早々、大岩から永戸へのロングボール。1分、永戸のクロスに石原の落とし、キーパーがはずれたところで、梁が浮き球をダイレクトボレーも、ゴール内のDFにクリアされる。決定的

2分、右コーナー。キッカーは梁、こぼれを石原が回り込んでの左足クロスから、スローインへ。永戸のロングスロー。3分、今度は左コーナー、三田が蹴るが、クリアされる。4分、ベガルタが回す。5分、三田のロングボールはキーパー。6分、梁から永戸、最後は、三田がトラップからの即シュート、枠外。7分、大岩から永戸へのサイドチェンジ。永戸がダイレクトのクロス、キーパー。

8分、三田からパスを受けた永戸が、グラウンダーのセンタリング。シュートは打てず。様々なパスを繰り出す永戸。その後、こぼれ球を三田がシュート、枠外。9分、大岩が上がって、エリア内一瞬フリーでシュート、枠外決定的。11分、横浜FMのロングシュート、シュミットがキャッチ。12分、ベガルタがワンタッチでつないで攻勢、横浜FMエリア左角で、フリーキックを得る。キッカーは三田、大岩がヘッドも枠外。

14分、横浜FMがロングボール、三田がファールで止める。16分、パスカットされるが、止める。17分、横浜FMようやくパスを回す。18分、永戸がパスを取ったり取られたりの攻防も、最後はマルテイノス。19分、石原の落としに、三田がエリア内侵入浮き球からシュート狙うが、枠外。20分、齋藤学へのスルーパスは、シュミットが押さえる。

22分、永戸のサイドチェンジから、蜂須賀が左足のでクロス、石原には合わず。23分、石原が中澤に倒されるが、ノーファールの判定。その後、横浜FMもベガルタのテンポに慣れてきて、中盤でのせめぎあい。29分、平岡から蜂須賀へのパス、キープできず。その後、横浜FMが回すが、ベガルタボールを取り返す。

31分、横浜FMが右コーナー。天野のキックから、こぼれを、再び松原がゆるく放りこみ、齋藤学が裏取って、フリーでのダイビングヘッド、枠内!しかし、シュミットがワンハンドで掻き出す、ファインセーブ。危なかった。その後の横浜FMのコーナーは、ファールで終了。33分、永戸のロングスローから、横浜FMのカウンター、三田がクリアする。35分、齋藤学のミドルシュート、シュミット正面。

36分、左コーナーから、増嶋が、たたきつけるヘッド、弾かれ、こぼれを連続シュートするが、キーパーに阻まれる。37分、今度は右コーナー、こごれを三田がクロスするが、キーパー。39分、横浜FMのシュートをブロックして、カウンター、決まらず。40分、平岡のロングボール、さらに永戸のロングスローもシュートにつながらず。

41分、大岩から石原のシュート、キーパー。43分、ベガルタがカウンター、蜂須賀クロスから右コーナーを得る。相手のカウンター、大岩がパスカット、前にフリーの選手いたが、大岩パスミス。しかし、さらにベガルタ回して、増嶋がクロス、合わず。追加時間2分。ベガルタ左サイドで、もたついているところを、マルティノスに裏に出され、オフサイド気味ではあったが、走り込んだ前田に、シュミットの足横からシュートを決められ、先制許す。

直後に前半終了。押しに押していながら、また一瞬の集中切れで失点した。中盤でのスルーとか必要ない。もったいない。

後半。
後半は、次第にベガルタの足も止まってきて、カウンター合戦に。少ないタッチでのパス回しが、できなくなってくる。
4分、永戸のクロスに石原のヘッド、惜しい。6分、左ライン際30mのフリーキック。こぼれを回すが打てず。8分、奥埜がパスカット、ドリブル前進から、左の梁へ、カットインして梁のシュート、キーパー。9分、前田に侵入されるが、今度はオフサイド。12分、梁に代え西村が入る。永戸のロングスロー、決まらず。

14分、富田がボールを奪われ、横浜FMのカウンター、伊藤の侵入もなんとか押し出し、コーナーを与える。こぼれを木田にシュートされるが、シュミット。15分、永戸がエリア内侵入、コーナーを得る。左コーナー、三田のキックから、こぼれを奥埜がヘッド、キーパー。17分、永戸からパスを受けた奥埜、倒されるがノーファールの判定。18分、齋藤学、自傷か、足を引きずり、一時ピッチ外へ。

20分、永戸のロングスロー、西村がキープして、コーナーを得る。西村、このところ、キープに自信を深めている。右コーナー、決まらず。23分、蜂須賀に代わり中野が入り、そのまま右WB。キャンプ中の怪我から、ベガルタでの初出場。25分、その中野がドリブルで切れ込み、三田の落とし、最後は増嶋?のシュート、キーパー正面。

26分、横浜FMは足攣りの前田、齋藤学に代え、扇原、山中を入れる。ドリブラー二人がいなくなって、ベガルタにはチャンス。27分、天野から伊藤、シュートされるがブロック。その後、ベガルタも動きが重くなり、横浜FMの守りもあって、パスをなかなか出せなくなってくる。29分、永戸から、エリア内中央で石原が落とし、フリーの奥埜のダイレクト左足シュート、キーパー正面。決定的。またも決められず、嫌なムード。

しかし30分、ここでの左コーナー、三田のキックに、平岡が中澤をニアに釣り出し、中央どフリーの大岩が、ヘッドを突き刺し、1-1同点!作戦嵌ってようやくゴール。大岩は今季初ゴール。どじょう効果かw32分、マルティノスのクロスはシュート性、シュミット正面。33分、永戸クロス、さらにロングスロー、中央奥埜がヘッドのチャンスも空振り。34分、石原浮き球パスに、エリア内侵入の永戸、トラップ定まらず。

35分、奥埜から中野、細かくつなぐが、ライン割る。36分、三田がパスカット、西村から奥埜、カットインでシュート、コーナーを得る。左コーナー、今度は永戸が蹴る。大岩がまたヘッドも枠外。38分、今度は三田がパスカットされ、木田から天野のシュート、シュミットが出てクリア。コーナーを与える。これはしのぐ。

39分、奥埜に代え、足首痛との報道があるクリスラン投入。勝ちに行く。クリス、早速前を向いてボールを運び、ファールを貰う。40分、エリア左角でフリーキック。決まらず。42分、三田がパスカットから折り返し、ライン割る。43分、扇原のミドルシュート、バーの上。永戸にやや疲れ。その後は、ボールが行き交うカウンター合戦。

追加時間は5分。西村がドリブル前進、石原につなぐが決まらず。その後、横浜FMも扇原のパスに山中の侵入、オフサイド。2分経過。横浜FMのカウンター、富田がファールで止める。富田にイエロー。最後、中野のクロスに、クリスランが、戻りながらのヘッド、枠外。結局、追加点は奪えず、ドロー。


前半からペースを掴み、決定機少なくとも、3回はあったが決めきれず。ただ、調子が出ず、齋藤学が味方を怒鳴るような横浜FMに対しては、勝切りたかったが、まずは連敗ストップと勝ち点。

前半のようなパス回しやワイドな展開を織り交ぜていけば、今後は期待できるが、パスの精度は、もっと上げる必要があるだろう。それと、調子いいからといって、中盤より自陣側での不用意なスルー、ノールックパスは危険なだけで、必要なし。

決定力に関しては、もっと角度無いところからでもシュート、ミドルシュートで、こぼれさせ、それに石原やクリスランが押し込む、といった意表を突く攻撃もあれば、点も取れるだろう。この試合では、勝ち点は1にとどまったが、期待通りの中野の復活、西村の自信、調子を維持している、永戸、三田などが活躍して、次のホームで、勝利に結びつけたい。

シュート数:16-7、CK:9-4、FK:17-10 得点:大岩一貴 (横浜FM)前田 警告:富田 主審:三上正一郎 入場:16,758人