11節:対横浜FM0-1、前半積極的も、後半スタミナ持たず3連敗

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

2016J1 2nd 11節 2016年9月10日(土)18:00 ベガルタ仙台0-1横浜F・マリノス ユアスタ仙台



ハモン ウイルソン

藤村  奥埜
(茂木)(西村)
三田 富田
  
石川 渡部 平岡 大岩
    (菅井)   

サブは、石川慧、菅井、小島、キムミンテ、杉浦、茂木、西村。横浜FMは、伊藤翔の1トップの4-1-4-1、齋藤学、前田、兵藤、中町、中澤がスタメン。カイケはベンチスタート。中村俊輔、ファビオは怪我で欠場。

ベガルタは、屈辱の天皇杯から1週間。前半は、横浜FMがあまりプレスしてこないこともあり、アグレッシグに相手の裏に走り込んだり、ペナへの侵入を試みるが、得点奪えず。

しかし、後半になると、ベガルタDFの間、間にパスを通し、引き付けてはワンツーで裏を取る、横浜FMの攻撃に、しばしばフリーのシュートを許す。

それでもなんとか終盤までしのでいたが、38分、齋藤学のドリブルに、DF陣は、ペナ内までずるずる下がり、最後は中央から兵藤に決められ、先制許す。その後は、ウイルソン、ハモンなどが強引にゴールを狙うが決まらず、リーグ戦3連敗。

日中は30度近い暑さだったのに、試合前、どす黒い雲が墨絵のように覆い始めるユアスタ。これは・・・横浜FMサポも1000人近くはいただろうか、アウエー席をびっしりと埋める。

前半。
積極的に前に走り出すベガルタ。開始30秒、奥埜がラインの裏に走り込むが、パスはもう一歩。2分、藤村がペナ付近まで上がって攻撃も、カットされる。4分、ウイルソンが中央へカットインも、囲まれる。横浜FM、疲労を考えてか、前からプレスはあまりしてこないが、DF陣の寄せは速い。5分、藤村が股抜きから、エリア内へ侵入、折り返しのパスに中央、ハモンが空振り、こぼれを大岩シュートも、ヒットせず

これでコーナーを得る。右コーナー。キッカーは藤村。相手の高さを考えてか、低いボールを散らすが、3本連続もシュートに行けず。8分、大岩が攻撃参加、折り返しのクロス、中央合わず。さらに中央45mのフリーキックを得る。これを三田が直接狙うが、バーの上。12分にも、ベガルタがボールを回すが、跳ね返される。13分、横浜FMのロングボールから、左コーナーを与える。左コーナーは兵藤が蹴る。これはクリア。

14分、齋藤学にドリブルからのシュートされるが、枠外。15分、今度はベガルタのカウンター、ウイルソンが、中央ドリブルから左足シュート、枠外。16分、三田にイエロー。17分、三田からパスを受けたウイルソンが、右サイドをドリブル、クロスもクリアされる。18分、ベガルタがゴール前で回して、最後は大岩のクロス、オフサイド。この辺り、藤村と奥埜がポジション・チェンジ。

20分、三田から大岩のクロスに藤村のヘッド、こぼれ、右コーナーを得る。藤村のキックにハモンのヘッド、枠外。22分、右サイドからウイルソンの高速クロス、中央富田?もう一歩。23分、横浜FMのカウンター、学のドリブルからのクロス、関、弾く。25分、藤村のパスに中央奥埜がシュート、枠外。

27分、横浜FMが、ベガルタゴール中央やや左30mのフリーキック。ヘッドは枠外で、コーナーを与える。このコーナーから、ヘッドで折り返されるが、最後は関が押さえる。30分、カウンターからウイルソンのパスは、もう一歩。33分、横浜FMのカウンター、ドリブルからのシュート打たれるが枠外。危ない。35分、ウイルソンが中央ドリブルからのシュート、枠外。38分、横浜FMにボールを回されるが、ラストパスは流れる。

40分にも中央持ち上がられ、シュートされるも、三田がシュートブロック。追加時間1分、横浜FMにスルーパスを出されるが流れる。結局前半は、ベガルタが積極的に上がって、押し気味に何度かチャンスを作るものの、決めきれず、スコアレスで終了。

後半。
横浜FMが、パススピードを上げ、ベガルタDFの間、間に入ってフリーを作っていく。
1分、右奥45mのフリーキックを得る。三田のキック、ハモンが左からのクロスを入れるが、キーパー。3分、横浜FMが左から回し、クロス、しかしこれはライン割る。5分、横浜FMのカウンター、藤村が前田に抜かれ、クロスを入れられ、並走の伊藤翔が、どフリーでシュート、枠外。決定的、危なかった。

7分、ベガルタもゴール前で回すが、打てず。8分、横浜FMのカウンター、こぼれ球を伊藤翔がフリーでシュート、関セーブ。自由に打たれるようになってきた。9分にも裏に出されるが、石川がなんとかクリア。10分、ベガルタのカウンター、ハモンがキープから、左からのウイルソンのドリブル、シュートするも、ふかす。

12分、齋藤学にイエロー。13分、ウイルソンがパスカット、ハモンが左からシュートするが、コースを限定され、サイドネット。15分、横浜FMのミドルシュート、枠外。18分、富田がパスカット、ウイルソン、ハモンでつないで、最後はハモンのミドルシュート、枠外。20分、セカンドを拾われる。21分、横浜FMは伊藤翔に代えカイケを入れる。

23分、ベガルタも藤村に代え茂木を入れる。横浜FMもDF新井に代えDF金井を入れる。24分、ハモンのクロスに、上がった大岩のヘッド、もう一歩。25分、ウイルソンがえぐっての高速クロス、もう一歩。26分、横浜FMのカウンター、カイケのシュート、関がセーブ。この後、カイケにイエロー。27分、奥埜に代え菅井が入り、そのまま右MF。28分、横浜FMのカウンター、クロスから、また中央の2列目からフリーでヘッドされるが枠外。

30分、中央で、富田、大岩が、縦のスルーパスを相手にプレゼント。疲れているのか焦りか。31分、ミドルシュート打たれるが、枠外。32分、茂木がドリブル、倒され、横浜FMエリアすぐ外、左横で、フリーキックを得る。茂木が直接狙うが、ふかす。36分、ベガルタがカウンター、三田のパスからハモンのシュート、サイドネット。

そして38分、齋藤学にドリブルでするすると上がられ、ベガルタ人数はいても、ずるずると下がるのみ。ペナまで侵入され、折り返しのパスを許すと、兵藤にボレーで叩きこまれ、先制許し、0-1。後半の猛攻をしのいできたが、最後は個人技に対応できなかった。

これで横浜FMは、守りを固める。39分、三田のパスから、石川のクロスに、ハモンのヘッド、ヒットせず。39分、平岡に代え西村を入れる。大岩がCBに、菅井がSBに回る。41分、横浜FMのえぐりのクロスに、飛び出した関がパンチングを空振り、ゴールが空くが、なんとかクリア。42分、ベガルタが回すが、最後は菅井がトラップミス。

43分、ウイルソンが右足のシュート、キーパー。44分、齋藤学へのチャージで大岩にイエロー。追加時間3分。齋藤学がピッチ外で、一時、横浜FM10人。この間、横浜FMのベンチにいたマルティノスが異議?でイエロー。この後、横浜FMは齋藤に代え遠藤を入れる。最後は、ベガルタ有効な攻撃できず、敗戦。

前半飛ばし過ぎたのか?中2-3日で5連戦、2日前には120分試合したチームに、中6日のベガルタは、あっさり走り負けた。

後半、スピードでちぎられ、サイドに引き付けられては、中央2列目から、どフリーのシュートを再三許す。天皇杯とあまり変わっていない。後半疲れてきて、前掛りになった後の、ボランチとDF陣の連係が、どうもうまくいっていない。

後半の戦い方、交代のタイミングも再検討がありそう。それと、リードされると、攻撃がハモン、ウイルソン頼みになる上、熱くなった二人共が、サイドに開き過ぎになる。この際、ひとりはジョーカーとしてベンチに置き、スタメンは、得点力と運動量がある奥埜と、どちらかの一人を組ませた方が、相手も嫌がるのではないだろうか。

尚、この試合の復興ライブは劇団ニホンジンプロジェクトでした。

シュート数:14-10、CK:4-2、FK:12-20 得点:(横浜FM)兵藤 警告:三田、菅井、大岩 (横浜FM)齋藤学、兵藤、カイケ、マルティノス 主審:飯田 淳平 入場:16,668人