11節:ベガルタ仙台2-0福岡、プレス奏功、野沢のコーナーから2得点

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2016J1 1st 11節 2016年5月8日(日)15:00 ベガルタ仙台2-0アビスパ福岡 ユアスタ仙台



野沢  ハモン 
(ウイルソン)  
梁  金久保
(藤村)(奥埜)
三田 富田
  
石川 渡部 大岩 蜂須賀

六反

サブは、関、平岡、二見、藤村、水野、奥埜、ウイルソン。福岡は、ウェリントン、金森、為田がFW、城後、亀川スタメン。中原 貴之、平井はベンチスタート。ダニルソンは欠場。

疲労なのか、いつもより走れない福岡に対し、ベガルタ前からプレスを敢行。御大野沢とハモンが終始、プレッシャーをかけるとベガルタペースへ。

前半33分、野沢の右コーナーキックに、ニアに走り込んだ石川が、ウエリントンを振り切って、頭で決め先制。得点後にも引き過ぎず、前からいくことで、主導権をキープ。

後半8分にも、野沢の左コーナーからハモンがすらし、蜂須賀がヘッド、キーパーが弾いたボールを正面の渡部が押し込んで2点目。その後は時間をかけながら、攻撃し、元気のない福岡のミスもあって久々の完封。ホームでの勝利。

ただ、ベガルタもミスが多く、ピンチを招きかねないプレーも散見されたので、チェックして連勝を目指してほしい。

快晴の仙台、気温も上がり、5月の強い日差しに、3時を過ぎても、じりじりと暑ささえ感じるユアスタ。やや強い風が巻いている。(以下更新中)

前半。
開始40秒、福岡城後の放り込みにベガルタエリア内で選手が交錯、あわやPK。1分、野沢からエリア内の梁へも、、ファールで終了。出足よくプレスをかけるベガルタ。福岡はやや重そう。2分、ベガルタが右サイドでつなぎ、金久保のえぐりからの戻しを、ハモンがダイクレトのシュート、インサイドのキックは枠内も、キーパー正面。ゴールにならなかったが、これでリズムが作れるようになった。3分、福岡のカウンター、ウエリントンが一人でドリブルで持ち込み、ミドルシュート枠外。

6分、福岡がドリブルからつないで、コーナー。これはクリア。7分、フリーキックから中央でハモンが落として、野沢がシュート、コーナーを得る。左コーナーはクリアされる。その後、一進一退。11分、福岡が裏をついてくるが、オフサイド。12分、福岡がベガルタ右サイド奥40mのフリーキック。これはクリア。14分、ベガルタが左サイドで回し、石川のクロス、キーパー。16分、中央から三田がミドルシュート、枠外。ベガルタがリズムを掴む。

17分には、石川がカットインから右足のシュート、枠外。その後も蜂須賀のサイドチェンジから野沢のクロス、キーパー。今日の福岡、体が重そうでスピードがない。中盤まではボールを運べるが、ベガルタに跳ね返される。22分、ハモンが左サイドからクロス、コーナーを得る。野沢のキックはキーパー直。25分、こぼれ球を拾われ、ウエリントンにフリーで出られる、六反飛び出てクリア。27分、ベガルタが回すが、シュートは打てず。

30分、ハモンがプレスしてボールを奪う。32分、金久保が裏に出して、コーナーを得る。33分、右コーナー、野沢のキックが、ニアに走り出て、ウエリトンを振り切ったフリーの石川にどんぴしゃ、ヘッドで決めて先制。石川、今季初ゴール。37分、福岡がベガルタ陣でのロングスロー、こぼれをミドルシュートされるが、枠外。38分、蜂須賀が左足でのクロス、キーパー。38分、福岡のカウンター、クロスからウエリントンのヘッド、枠外。42分、左サイドから石川えぐらずに、中央へのカットイン、しかしボールを奪われ、クロスを入れられるが、流れる。

43分、石川、ハモンのシュートは流れる。追加時間1分。福岡回すが、打てず。ベガルタもマイボールを前には運ばない。前半は1点リードで終了。

後半。
開始早々、ベガルタが攻め込むが、オフサイド。1分、ハモンから梁、クロスに金久保のダイレクトシュート、キーパー正面。2分、左サイド福岡エリア横40mのフリーキック。渡部のヘッドはキーパー。4分、右サイド蜂須賀がドリブルで上がって行こうとすると、チャージされてふっ飛ばされる。ファールは無し。5分、大岩がロングシュート、枠外。そして、6分スローインからコーナーを得る。8分、野沢の左コーナーキック、大岩がすらして、ファーの蜂須賀がヘッド、キーパー反応するが、前にこぼれたところを詰めていた渡部が押し込んで、2-0。

後半早々に追加点でベガルタにいい流れ。9分、ハモンがグランウンダーのシュート、キーパー。この後、福岡はウエリントンに代え平井を入れる。10分、福岡が右からのシュート、六反正面。その後、自陣中央での横パスをカットされ、飛び出た六反もかわされ、ゴールががら空き。シュートされるが、大岩が戻ってクリア。11分、ベガルタがカウンター、野沢のパスに梁、打てず、再び野沢のシュート、枠外。

14分、金久保のクロスにハモンがヘッドも枠外。15分、裏に出して福岡がフリー、六反が飛び出てパンチング。17分、回して最後は三田、打ち切れず。18分、福岡の縦1本、石川がサイドにクリア。福岡のロングスロー、こぼれ球をミドルシュートされるが、枠外。19分、堤にイエロー。20分、ベガルタは金久保に代え奥埜、福岡は為田に代え坂田が入る。

25分、福岡にベガルタゴール前でボールを回される。ルーズボールの浮き球を、三田がクリアしそこない、あわやオウンも枠外。福岡のコーナー。これはしのぐ。ウエリントンがいないので気持ち楽である。26分、ハモンがキープしてコーナーを得る。決まらず。28分、福岡の攻撃、パスはミス。29分、右奥40mのフリーキック。野沢のキックは、中央ファールで終了。30分、パスカットした野沢から奥埜。31分、左サイドを上がった三田が左足シュート、枠外。この時間になっても、ハモン、野沢がゆっくりながらプレスして、速攻封じ。

33分、ベガルタがカウンター、ハモンがドリブルで上がりながらためて、野沢に出すが、ループ気味のシュートは枠外。34分福岡は金森を下げ、中原貴之を入れる。場内、ベガルタ側からも拍手が起きる。35分、ハモンのシュートでコーナーを得る。右コーナーは野沢。ヘッドは枠外。37分、福岡が右ライン際35mのフリーキック。これはしのぐ。その後も、ゆっくりとした攻撃で福岡の時間を使う。

41分、ベガルタが福岡エリア外でボールを回し、最後は富田のミドルシュート、枠外。その後、野沢に代えウイルソンが入る。追加時間は4分間。ベガルタ、相手陣でのスローインからコーナーを得る。ここで梁に代わり藤村が入る。三田?のオーバーヘッド、枠外。福岡が40mのフリーキック。これをしのいで、ベガルタがカウンター、左からサイドチェンジでフリーのウイルソンがドリブル前進。ペナ直前で倒されるが、ノーファール。

結局2-0で、ベガルタがマルチ得点、完封で8試合ぶりの勝利を上げた。他の下位チームが、軒並み敗れているので、暫定14位に浮上。

サイドにフリーの選手がいるのにもかかわらず、相手が寄って来ている自陣中央でもたついて、ボールを奪われ、ピンチになったりと、少し気になる連携があった。とはいっても、完封で貴重な勝ち点3を得た。次はホームで大宮戦。難敵だが相性はいい。連勝を。

シュート数:18-7、CK:7-3、FK:14-16 得点:石川直樹、渡部博文 警告:(福岡)堤  主審:今村義朗 入場:12,504人

尚、この試合の復興ライブは、ニホンジンプロジェクトでした。