12節:対山形1-1、攻め手欠くも、ハモンが同点ゴール

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J1 2nd  2015年9月26日(土)14:00 ベガルタ仙台1-1モンテディオ山形 NDソフトスタジアム



ハモン 金園
(山本)(ウイルソン)
奥埜   金久保
      (野沢)
富田 梁
   
石川 渡部 鎌田 菅井
    
六反

サブは、関、蜂須賀、上本、野沢、武井、ウイルソン、山本。山形はディエゴのワントップ、3バック。ロメロ、高木利、小椋、石川竜、広大スタメン。中島、高崎はベンチスタート。

5月以来勝利が無く、勝ち点3が欲しい山形は、中2日3連戦ながら、積極的にボールを運ぶのに対し、ベガルタは、スリッピーなピッチに滑る選手が続出。パスの精度も欠いて受け身の展開。

後半13分、ルーズボールをそのまま押し込まれ先制許すが、ウイルソン投入後の22分に、簡単に裏へパスをつないでハモンが決めて同点。その後は、決定機を互いに逃しドロー。

残念ながらテレビ観戦。NHKの解説はダ・ジャーレ早野氏。雨上がりの天童は、仙台より明るい曇り空の模様。アウエー側ゴール裏は、ベガルタゴール一色で満杯。以下、簡単に試合をたどる。

前半。
開始1分、スローインからダイレクトで菅井がクロス、金園にうまく合い、DFの間から、フリーでヘッドもバーの上。いきなりの決定機、惜しい。中2日3連戦の山形、立ち上がりの動きが良く、攻め上がってくる。4分山形がベガルタゴール前で回し、最後は右サイド角度無いながら、ロメロがシュート、ファーサイドの枠内だったが、六反がセーブ。これは危ない。

5分、中央やや右35mのフリーキックのチャンス、さらにコーナーを得るが、キーパー。その後は一進一退、互いにシュートまでいけない。10分、右奥35mのフリーキック、渡部のヘッドの折り返し、中央で打てず。12分、ハモンが左サイドで粘ってキープ、左エリア角でフリーキック。西河にイエロー。金久保が蹴るが、決まらず。

その後、ベガルタがボールを回し、最後は左に流れた梁からの左足のクロス、金園のヘッドはバーの上。16分、山形山田のクロス、攻撃参加のアルセウのヘッドは枠外。一瞬、前に出られた。20分、ハモンがキープ、ノーステップのシュート、キーパー正面。22分、山形にえぐられ、高木に折り返しに、どフリーで西河のヘッド、六反が足1本でクリア、コーナー。決定的だった。コーナーは石川竜が蹴り、こぼれをシュートされるがバーの上。

さらにスローインからへッドされるが、枠外。次第に山形ペースになり、ベガルタはカウンターすらできない感じ。28分、ベガルタはコーナーを得るが、クリアされ、逆にカウンターを受ける。なんとかクリア。33分、ロメロに持ち込まれ、コーナーを与える。こぼれ球をロメロがシュート、枠外。35分、山形のコーナー。六反がパンチングでクリア、こぼれたところを高木のミドルシュート、枠外。

37分、ハモンのクロスに金園、もう一歩。39分、ベガルタのカウンターを渡辺広大が止め、イエロー。41分、ベガルタのカウンター、奥埜から裏のスぺースへのスルーパス、ハモンが走り込んでシュートもキーパー弾く。42分、右コーナーから渡部のヘッド、枠外。43分、渡部がプレスしながら前に行くが、攻撃にはつながらず。結局前半は、山形やや押し気味でスコアレス。

後半。
開始早々、アルセウにイエロー。5分、金園とハモンがワンタッチパス交換で上がっていくが、シュート打てず。その後はカウンター合戦。やはくも間延び。7分、ハモンがシュート、さらにクロス上げるが、打てず。8分、山形のコーナーをしので、六反がキック。ハモンに簡単につながり、フリーになるが、山岸に飛び出されクリアされる。惜しい。

11分、ハモンが右サイドからカットインしての得意のシュート、山岸弾く。このコーナーから金園ヘッドも枠外。すると、13分、山形にクリアボールを拾われ、渡部が上がっていった裏中央を簡単につながれると、鎌田が一人で二人を見る形になり、クリアボールを、ロメロに押し込まれる形で先制許す。ベガルタが単発の攻めで、攻めきれないでいるところを、先制を許す悪い流れ。

16分、フリーキックからヘッドを打つが弱い。18分、金園に代えウイルソンを入れる。前が納まらない、早めの投入。しかし、なかなかウイルソンもキープしきれない。それでも、22分、渡部?からの縦のボールを、ウイルソンが胸で左サイドに流し、上がっていった石川が、すかさず裏に放り込むと、走り込んだハモンがフリー。山岸が出るところを左足アウトサイドでいやらしく流し込み、同点。この試合数少ない流れるような展開で、ハモンがようやく決め切った。

23分、山形もロメロに代え、中島投入。25分、ディエゴが左足のミドル、枠外。28分、梁が上がって左足のシュート、キーパー。ウイルソンが入って、前でタメができるようになった。29分、中島にえぐられ、折り返されるが、六反がキャッチ。30分、左ラインぎわ35mのフリーキック。決まらず。31分、金久保に代え野沢が入る。左へ。左の奥埜が右に回る。33分、山形は川西に代え、長身の高崎投入。

34分、山形エリア右奥30mのフリーキック、ヘッドは枠外。36分、ハモンに代え山本入る。37分、高木に右サイドを突かれるが、富田が戻って最後はスライディングでクリア。38分、山形は山田に代え高木純が入る。その後、オープンな展開でもベガルタもなかなかパスがつながらない。42分、山形がキープし、最後は右奥でフリーキック。これはしのぐが、さらに山形の連続攻撃。44分には、セカンドを拾われ、エリア内で続け様にシュートを打たれるが、壁を作ってシュートブロック

そこからカウンター、ウイルソンがフリーで中央をドリブル前進、右に山本がフリーでいたが、ウイルソンは自分で持ち込み、DFとキーパーに囲まれ、シュートはふかす。これは出して欲しかった。

追加時間は4分間。中島が右サイドをドリブルで上がってくると、梁が執拗について守る。右ライン際でフリーキックを与える。こぼれ球が、ファーサイドでフリーになっていたディエゴに前にころがるが、弾んで、足先をかすめる。ピッチは味方せず。

そして試合終了直前、ウイルソンが、中央でファールを受けアドバン、こぼれたボールを拾った山本が、左からシュート、決まって勝ち越したか!しかし、判定は、山本が戻りオフサイド?で、アドバンを解消、戻ってベガルタのフリーキックで再開。、しかしクリアされて、そのまま試合終了。


なんとなく釈然としない終わり方だったが、決定機を決めきれず、山形の出足に受け身になった、あまりいい内容とはいえない試合で、勝ち点1。ダービーとしては納得いかないが、リーグ戦としては、相手に勝ち点3を与えず、差を維持したということで、ギリセーフの結果だった。次のホームはしっかり勝ち点3を。

シュート数:13-9、CK:4-4、FK:19-19 得点:ハモンロペス (山形)ロメロフランク  警告:石川直樹 (山形)西河、渡辺広大、アルセウ  主審:松尾 一 入場:13,737人