30節:対柏1-2、武藤同点弾も、ロスタイム勝ち越し許す

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J1 2014年10月26日(日)13:00 ベガルタ仙台1-2柏レイソル ユアスタ仙台



武藤 赤嶺
    (中原)
野沢  太田
    (佐々木)
梁  富田
 
石川 鎌田 上本 村上
          (菅井)

サブは、桜井、菅井、角田、佐々木、藤村、中原、柳沢。ウイルソン怪我で、武藤がスタメン。柏は工藤、レアンドロの2トップ、ドゥドゥスタメン。大島、太田徹郎ベンチ入り。

快晴のユアスタ。15.184人。中3日の3連戦目とあって、互いにゆったりとした立ち上がり。コンパクトな布陣でボールの奪い合いが続く。19分、ベガルタエリア右角からのフリーキックから、フリーになっていた 渡部博文にヘッド決められ失点。

その後も、なかなかシュートチャンスの無いベガルタであったが、38分に、梁から出たパスに、裏に出た武藤がキープ、エリア左から仕掛け、左足でファーサイトにシュートを決め、同点に。

後半、ベガルタは積極的にサイドに展開して、何度もチャンスを作るが、どうしてもゴールを割れない。守備ではレアンドロ、工藤に複数で寄せ、簡単にはスペースを与えなかったが、次第に裏でタメを作られるようになる。

石川のどんぴしゃヘッドをキーパーにセーブされたり、連続攻撃でシュートが枠外になったりとベガルタのペースになりながら、押し切れず。終盤には村上に代え菅井、太田に代え佐々木、赤嶺に代え中原と勝ちに行くが、なかなか中央に決定的なボールがいかない。

すると追加時間3分の2分目。柏が自陣近くからのフリーキックをレアンドロにあわせると、ワンとラップから楽々とゴールを決められ1-2と突き離され、万事窮す。ただ攻めリズムは大分出てきた。最後まで集中を切らさず戦いたい。


前半。
中3日連戦の疲労を考えたのか、両チーム、まったりとした立ち上がり。4分までは蹴り合いでシュート無し。5分、ベガルタが右サイドで回して、最後は太田のミドルシュート、枠外。7分、ベガルタがカウンターからボールを回すが、シュートまで行けず。8分、太田のクロスはキーパー。9分、柏が回すが、最後はパスミス。11分、柏のコーナー。キッカーはドゥドゥ。ベガルタの右サイドから。これはクリアするが、引き続き柏が回す。12分、工藤のミドルシュートが、枠内に飛んでくるが、関の正面。

13分、ベガルタが、ゴール正面40mのフリーキック。梁のキックからこぼれを野沢がボレーで狙うが、枠外。14分、今度は右ライン奥40mのフリーキック。シュートにつながらず。17分、ワンツーを使って、村上が攻撃参加、中央に切れ込むが、ヒールでのトラップはミス。18分には、石川から裏の武藤へパスが通るが、オフサイドと、ベガルタがリズムを掴むが、シュートに至らない。

そして、19分、ベガルタエリア右角で柏のフリーキック。このキックを、後ろから飛び込んできたフリーの渡部博文に、どんぴしゃで頭で合わされ、先制許す。ここまでの守備ではレアンドロ、工藤らを囲んで抑えてきただけに、残念な失点。先制して勢いづく柏。22分にもコーナー。これはクリア。23分、セカンドボールを次々拾われて、攻められるが、最後は関が抑える。この間、渡部にイエロー。

27分、柏が、右奥40mのフリーキック。関が飛び出してクリア。28分にもボールを回され、ミドルシュートを打たれるが、関のパンチングでしのぐ。柏のコーナー。これは守る。30分、武藤と野沢がワンツー、最後はゴールを横切るクロスを、武藤が入れるが、キーパー。31分、柏に回され、シュートを打たれ、コーナー2本連続で与える。33分には柏にサイドチェンジで攻められ、またコーナーを与える。ベガルタ防戦一方。

35分、ようやくベガルタ、野沢の裏へのパスに武藤が飛び出るがもう一歩。そして38分、左サイドから、梁の絶妙のスルーパスに、武藤が走り込み、エリア内でひとりかわして左足で素早いシュート、ファー・サイドに決まってゴール。武藤今季4点目は、貴重な同点弾。40分ベガルタが攻めていくが打てず。その後もベガルタがボールを回すが、崩せず、シュート無し。前半は1-1同点で終了。

後半。
開始早々、柏のカウンター、レアンドロのシュート、バーの上。3分、左奥35mのフリーキック。こぼれを太田がシュート性のパス、ゴール前に武藤つっこむが、もう一歩。6分、赤嶺がサイドに流れてのクロス、キーパー。8分ベガルタが相手エリア付近でボールをつなぐ、野沢にシュートチャンスあったが、なかなか打たず。9分、ゴール前で太田が粘ってキープ、折り返しを上げるが、赤嶺ヘッドは合わず。

その後、柏のカウンター、一気に。ベガルタゴール前まで侵入、キーパーとDFの間に速い横パスをいれてくるが、中央空振りで、そのまま素通り。柏も疲れているのが、前線があまり動かない。12分石川のクロスでコーナーを得る。キッカーは梁。どんぴしゃヘッドを。石川?が枠内に打つがキーパーのファインセーブに会う。惜しい。さらにコーナー、今度は赤嶺のヘッド、バーの上。

16分、武藤が仕掛けてコーナーを得る。これはクリアされるが、再びカウンターで、パスを回し、太田からのパスに富田がロングシュート、バーの上。19分、柏に右から高速クロスを入れられるが、鎌田がクリア。22分、柏は工藤、ドゥドゥに代え、大島と太田徹郎を入れる2枚代え。26分、上本がクロスを入れるがシュートは合わず。しかし、コーナーを得る。今度は野沢がキッカー。こぼれ球、キーパーはじくところ。赤嶺が押し込みに行くが、オフサイドの判定。

29分、右奥40mのフリーキック。キッカーは梁。つながらず。31分、柏のカウンター、いったんシュートブロックも、さらにヘッドを打たれるが、枠外。その後、村上が中央でパスカット、そのまま切れ込んでの左足ミドルシュート、バーの上。32分、その村上に代え菅井を入れる。カウンターからボールを回し、コーナーを得る。今度のキッカーは野沢。合わず。

37分、柏がベガルタゴール中央やや右で35mのフリーキック。レアンドロのシュートはバーの上。39分、太田に代え佐々木を言入れる。41分、コーナーで梁が蹴るがつながらず。43分、赤嶺に代え中原投入。中央にあわせるつもりなのか。しかし、なかなか中原までボールが回らない。44分、柏はキムチャンスに代え高山を入れる。追加時間は3分。

ベガルタは点を取りにくのだが、疲れもあって、なかなかボールがつながらない。すると、ハーフウエイライン付近で柏のフリーキック。このキックをヘッドで落とされ、横でワントラップしたレアンドロに、振り切られると、あっさり決められ、痛恨の勝ち越し点を許す。90分までは、レアンドロには、二人で囲むなど仕事をほとんどさせていなかったが、最後の最後で集中が切れ、一人で対応したが、振り切られた。

そのまま試合終了1-2。4試合ぶりに敗戦。

後半は、かなり攻め込んでチャンスを作ったいたが、ゴールを割れなかった。終盤、武藤が足攣りの様子を示していたが、最後の交代は、赤嶺を代え、中原。引き分けに徹するべきという意見もあろうが、個人的には、勝ち点3を取りに行ったこと自体は悪くないと思う。しかし、選手の状態のからして、交代は武藤でも良かったと思う。

さて、次の相手は、優勝争いをしているG大阪とアウエーで対戦。優勝争いしているチームと戦うと、何故かパフォーマンスが上がるのが、ベガルタ。臆せず戦い、遠藤に前を向かせないように、今野にはプレッシャーをかけ、勝負していきたい。

シュート数:9-11、CK:6-6、FK:14-11 得点:武藤雄樹 (柏)渡部博文、レアンドロ 警告: (柏)渡部、鈴木 主審:廣瀬 格